スマートで健康的かつ持続可能な建物のグローバルリーダーであるジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)と、重要インフラと不動産市場向けデジタルツイン*ソリューションのリーディングプロバイダーであるWillow社は、デジタルツイン提供に向けたグローバル提携を発表しました。
人と地球に優しい健康的な建物や施設の設計、建設、継続運用においてデジタルツインが果たす役割の重要性は高まっており、特に、大規模なデータセットを分析し、パターンや傾向を予測する際に有効とされています。ビルのデジタルトランスフォーメーションによって、お客様や利用者にとってより健康で安全かつ持続可能な建物環境の実現に向け、ジョンソンコントロールズとWillow社は、この次世代ソリューション提供に向けて提携しました。
ジョンソンコントロールズ バイスプレジデント兼最高コマーシャル責任者のロドニー・クラークは「コネクテッド・ソリューションとして展開するOpenBlueブランドのソリューション群をご利用の当社のお客様は、よりスマートで健康的かつ持続可能な建物実現への投資は、お客様にとっても、地球環境にとってもリターンがあることを実感されています。Willow社と協力することにより、より一層優れたデジタルツインソリューションを、双方のお客様に提供できることを大変うれしく思います」と述べました。
Willow社の最高経営責任者で共同創業者のジョシュア・リドリー氏は「本提携は、ビルや施設のデジタル化を広範に行うことで実現できることをお客様に改めて認識いただく機会を創出します。WillowTwinTMとジョンソンコントロールズのOpenBlue Digital Twinプラットフォームを統合することで、お客様は世界中のビルや施設全体で、運用効率向上とコスト削減、サステナビリティ・マネジメント改善、IoTや運用技術(OT)セキュリティの向上を実現することができます」と述べています。
この提携に関連して、ジョンソンコントロールズとWillow社は、ジョンソンコントロールズが保有するデジタルツイン技術特許の使用に関するライセンス契約と、お客様のニーズに合わせたシナリオを体系化して互いのソリューションを組み合わせて提供するためのGTM(Go To Market)契約を締結しました。また、両社はマーケティング、実装、互換性に関する技術およびビジネスの提携強化にも合意しました。
*デジタルツインとは、現実空間の膨大な情報を、IoT技術を活用して収集し、AI技術によるデータ分析によって仮想空間に現実世界と同じ環境を再現するテクノロジーのこと
ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズは、建物のパフォーマンスを最適化するだけでなく安全性を向上し、快適性を高め、最も重要な成果に結びつけることで人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。このような当社のソリューションはヘルスケア、教育、データセンター、製造など多様な業界に導入されています。130年以上にわたるイノベーションの歴史とともに、全世界150ヵ国以上、10万人のエキスパートで構成されるグローバルチームがお客様のミッション達成をサポートします。当社の業界をリードするビルテクノロジーとソリューションは、Tyco®、York®、Metasys®、Ruskin®、Titus®、Frick®、Penn®、Sabroe®、Simplex®、 Ansul®、Grinnell®といったブランド名でも認知され信頼を得ています。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はhttps://www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/ もしくはTwitterで@JCI_jpをフォローしてください。