超希少な高級魚「クエ」をいつでも食べられる時代がやってきた!水産王国 愛媛県が養殖技術を確立したクエのお取り寄せ

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グルメ生鮮食品のECサイトを展開する株式会社食文化(東京都中央区築地、代表:萩原 章史)は2023年1月、運営するうまいもんドットコム・豊洲市場ドットコムにおいて、愛媛県産の養殖クエの取り扱いを開始しました。水産王国 愛媛県が養殖技術を確立したクエについて、詳しくはwebへ https://www.umai-mon.com/user/collection/1869

九州では「アラ」と呼ばれ市場では高値で取り引きされる王者の魚

クエは関東ではあまり馴染みがない魚ですが九州では「アラ」と呼ばれ、冬にアラ鍋を囲むのは最高の贅沢となっています。大相撲の九州場所が始まる頃には九州各地から福岡にクエが集まり、力士は「アラちゃんこ」を食べて力を養います。

「幻の高級魚」巨大なクエの天然物は超希少 
愛媛県では宇和海南部の愛南町沿岸などで天然物が漁獲されますが、めったに獲れることのない魚で、時には1kgあたり1万円を超える高値で取引されるため 漁師の間では「幻の高級魚」と言われています。
クエは当初は全てメスで、繁殖を繰り返しながら成長し、強靭な肉体で多くの仲間を従え、競争に生き残った頂点にいる個体だけが、オスに性転換します。さらに何十年も成長し続け、数十キロの巨体になります。まさに「横綱」ともいえる王者の魚です。
そんな超高級魚が愛媛県の養殖技術によって、安定的に自宅で食べられるようになったのです。

愛媛県の研究者が昼夜を徹し 10年以上かけてクエの養殖を成功させた!
愛媛県は魚類養殖の生産量が全国第1位(※2020年度漁業・養殖業生産統計年報)で、なかでも宇和海沿岸でのマダイやブリ、スマ、マハタといった魚の養殖が盛んな水産王国です。
ところが、長年の魚価低迷や飼料コストの増大が養殖業者の経営を圧迫しているため、クエなどの高級魚の養殖に力を入れるようになっていきました。
明治33年創設の愛媛県農林水産研究所 水産研究センターでは1992年からクエの研究をはじめ、2000年代初めには、卵からふ化させた稚魚を大量に安定して生産すること(種苗量産)に成功しましたが、現在でも受精卵から稚魚として養殖業者に出荷されるのはわずか数%しかいないという狭き門です。

愛媛県の養殖生産は宇和海のリアス海岸からなる急深な海域で盛んに行われている
クエの他にもマダイやクロマグロ、スマなどもこの場所で養殖されています。年間を通して海水温が暖かく、黒潮分岐流により海の栄養が循環するため養殖魚にとって元気に育つ条件が揃っているのです。水産研究センターから配布されたクエのこどもはここで3〜5年の養殖期間を経て2〜3kg程度で出荷されます。
2020年の時点で宇和海では約15万尾が養殖されていますが、マダイと比べるとわずか1%未満と、とても希少なことがわかります。

活〆クエが冷蔵で届く!鍋・刺身・から揚げ・煮つけ・塩焼きで丸ごと味わい尽くす
1年間を通して楽しむことができる愛媛の養殖のクエ、今回の企画では水揚げしたクエを生のままお届けすることができます。クエは内臓も皮もヒレも食べられ、コラーゲンも豊富です。
1尾を捌いて半身とアラは鍋や煮つけ、残りの半身はから揚げにしたり、昆布締めして数日寝かせてから刺身で食べると余すことなく味わえます。調理の腕に自信のある方は、ぜひ生のクエを取り寄せて、色々な料理でお楽しみください。

冷凍のクエ鍋・刺身セットなら手軽にクエ料理を楽しめます
もっと気軽に味わいたい方にはクエ鍋用の切り身と刺身とアラ付きのセットを冷凍でご用意しています。刺身はクエ鍋でしゃぶしゃぶしながら食べてもいいですし、昆布締めしてから刺身で等ひと手間を加えても美味しく召し上がれます。

水産王国 愛媛県が養殖技術を確立したクエをお取り寄せ

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株式会社 食文化「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」
2001年、インターネットやパソコンが出来ない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる中高年をターゲットにした産直グルメEコマース「うまいもんドットコム」を開業。
2004年、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧」「豊洲市場ドットコム(現」をスタート。

問い合わせは、 株式会社食文化へ https://www.shokubunka.co.jp/contact/

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