広島県内の学校給食で「ひろしま給食」100万食統一メニューとしてビーフンが登場 

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「S・さっぱり D・どうぞ G・がっつりと SDGsビーフン」が全国学校給食週間(1月24~30日)を中心に、広島県内の学校給食で「ひろしま給食」100万食統一メニューとして提供されることが決定しました。このメニューは、呉市立阿賀中学校の清水結衣さん(3年生)が考案したものです。

SDGsビーフンSDGsビーフン

 

 

「ひろしま給食」100万食メニューは、広島県教育委員会主催の「ひろしま給食推進プロジェクト」の一環で、昨年6月、本プロジェクトの食育テーマ「『ひろしま給食』でSDGsを考えよう!!~広島県産の旬の食材の活用~」に沿った家庭でも簡単にできるメニューを個人・団体問わず広く募集していました。応募作品のなかから書類選考を通過した28点を対象に、「ひろしま給食」100万食統一メニュー等を決定する県民投票が行われた結果、最も得票数が多かった「SDGsビーフン」が、「ひろしま給食」100万食統一メニューに選ばれました。

 

 

ケンミン食品株式会社(兵庫県神戸市)は、国内ビーフン市場の約50%のシェアで日本一です。広報室長の田中国男は、給食の主食メニューとしてビーフンが提供されることに対し「ビーフンがアレンジしやすく、おいしく食べられることを知っていただく良い機会になると思います」と話しています。

SDGsビーフンについて~100万食統一メニュー考案者・清水結衣さんがレシピにこめた思い~

  • 主食部門でビーフンを選んだ理由について

募集にあった指定食材が、アスパラガス、トマト、マダコ、わけぎ、米(米粉等も含む)の5品目で、これらの食材との組み合わせを考えたときに、ビーフンが一番合うと思い、食材として選びました。
また、私が小学校の給食のなかで、ビーフンのメニューがおいしくて好きだったので、ビーフンを使おうと考えました。

 

 

  • レシピ作りで苦労した点について

誰もが「おいしそう!」「食べたいな」と思ってもらえるような味付けにすることが大変でした。
夏に考案したレシピですが、暑すぎたり、夏バテしそうなときに、すすんで食べられるそうめんからヒントを得て、めんつゆでさっぱりした味に仕上げました。

レシピ・作り方~ケンミン食品バージョン~
S・さっぱり D・どうぞ G・がっつりと SDGsビーフン 

https://www.kenmin.co.jp/recipe/51230.html

 

  • 清水さんのアピールポイント

さっぱりした味付けのため、がっつり食べられる、栄養バランスのとれた「家庭でも簡単にできる」レシピです。いろんな種類の広島の食材が入っており、広島県らしさたっぷりで、地産地消にも貢献できるメニューになっています。

 

広島県産の旬の食材がふんだんに使われている広島県産の旬の食材がふんだんに使われている

 

  • ひとさじメモ

「ひろしま給食推進プロジェクト」は、広島県産の食材を活用したメニューの普及やレシピを活用した食に関する指導、また、家庭においても給食メニューを楽しんでいただくことなどを通して、学校・家庭・地域が一体となった食育を推進することを目的としています。メニュー考案者の清水さんは「私が作ったレシピ通りの材料でなくても構いません。それぞれの家庭のお好みの食材や、冷蔵庫に残っている食材などでアレンジしてもらえれば、SDGsにもつながると思います」と話しています。
 

ケンミン食品とは
1950年神戸創業のビーフンメーカー。1960年発売の『ケンミン焼ビーフン』は『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』。国内ビーフン市場の約50%のシェアで日本一。創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸のオフィシャルスポンサー。J3リーグ藤枝MYFCユニフォーム・パンツパートナー。

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