- アシックスが掲げるVISION2023とモノ・コトづくりを通した価値創出について
平均寿命の長さでは世界に冠たる日本。しかし、健康寿命と平均寿命の間には、約10年の差があると報告され、健康寿命の延伸は日本の重要政策ともなっております。アシックスでは、長期ビジョン「VISION2030」を掲げ、誰もが一生涯運動・スポーツに関わり、心と身体が健康で居続けられる世界の実現を目指し、モノづくり、コトづくり、お客様の参画による価値共創を通して、一貫した個人に最適化されたブランド体験を提供しています。
本講演では、原野氏にて「サステナビリティ」「パーソナライゼーション」「デジタル」の3点について事例とともにお話いただき、研究開発部門が部門を超えて、持続可能な社会を創出し、事業貢献へと繋げる秘訣を伺います。
・温室効果ガス排出量最少のスニーカー開発の裏側
・パーソナライゼーション ートップアスリートが潜在能力を発揮するための機会を提供ー
・デジタルデバイスによる動きのセンシング
- 木とともに未来を拓く総合バイオマス企業の挑戦
紙パルプ業界は現在、大きな転換期を迎えています。ペーパーレス化やデジタルコンテンツの拡大等により紙の消費が減少する一方、脱プラスチックの流れにより紙の新しい利用の形が広がろうとしています。紙需要の変化や、「つくる責任」を受け、日本製紙グループでは、森林経営も含めた一連のバリューチェーンから多彩な事業展開を行い、環境保全と経済発展の同時達成を目指しています。
本講演では同社の飯嶋氏にお越しいただき、脱炭素化を新たな成長要因と捉え、環境の保全と経済の活性化とを一体化させ、企業価値向上へと繋げる施策を伺います。
・持続可能な原材料調達を実践しながら、紙以外の新たな素材開発へ
・環境と社会に配慮した製品づくり
・今後の展望
- プロセス型の主要議題(一部抜粋)
・製品化・事業化につながる研究開発部門への変貌へ
部門を超えたデータの連携、イノベーションが生まれやすい組織体制を築き、研究開発の効率化、高速化を推進し、事業貢献へと繋げる。
・カーボンニュートラルと対峙する進化したモノづくり
脱炭素化を新たな成長要因と捉え、環境の保全と経済の活性化とを一体化させ、企業価値向上へと繋げる。
・VUCA時代に強い生産体制の構築
有事の際の影響を最小限にとどめ、ビジネスの継続性を高めるために、川上から川下全体を俯瞰し、強靭なサプライチェーンの構築に努める。
※本サミットプログラムは、プロセス製造とディスクリート製造、2ストリームに分かれており、それぞれの課題に特化したセッションへご参加いただけます。(両方参加可能)
- 参加種類
モノづくり関連部門の統括責任者
日本を代表する企業の研究開発・生産製造部門の責任者が対象です。講演、食事会、参加者同士のディスカッション、ソリューションプロバイダー企業とのミーティング等を通じて最新の知見を得るとともに新たな人脈の拡大に活用できます。
ソリューションプロバイダー企業
モノづくり関連の最先端ソリューションを持つ企業が対象です。トップ企業の製造・生産・技術・開発部門等の決裁権者と1対1で商談できる機会があります。
- 登壇者プロフィール
株式会社アシックス
執行役員 スポーツ工学研究所 所長
原野 健一氏
1992年に株式会社アシックスに入社.スポーツ工学研究所に配属され,スポーツシューズの材料設計を担当。2000年には,中国広州事務所赴任し,自社開発材料の委託工場への移管業務・技術指導を担当。その後,スポーツ工学研究所 フットウェア機能研究部長を経て,2018年に執行役員 スポーツ工学研究所 所長に就任。材料設計・構造設計の研究に加え,人間特性に関する研究,品質評価に関する研究,生産技術に関する研究, DXに関する研究を担当。その他,2019年に(一社)日本ゴム協会理事を拝命。
日本製紙クレシア株式会社
取締役 開発本部長
飯嶋 夕子氏
雇用機会均等法施行年1986年十條製紙㈱(現:日本製紙㈱)に入社、女性総合職1号として中央研究所へ配属。 主な研究テーマは、木材の樹脂に関する研究(博士号取得)、パルプ化、環境、ウエットエンド、洋紙の製品開発、新素材セルロースナノファイバーなどの研究に携わる。2009年日本製紙㈱技術本部環境安全部 環境管理、2013年 日本製紙㈱企画本部経営企画部 新製品開発、2015年 日本製紙㈱総務・人事本部人事部 人材企画室長、採用、教育、女性活躍推進、2019年6月 日本製紙クレシア㈱ 開発本部長、2021年6月 日本製紙クレシア㈱ 取締役 開発本部長。現在に至る。
■開催概要
【名称】 Manufacturing Japan Summit 2023
【日程】 2023年2月6日(月)-7日(火)
【会場】 ホテル椿山荘東京
【主催】 マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド
【URL】 https://events.marcusevans-events.com/manufacturing23pr/
■本件に関するお問い合わせ
マーカス・エバンズ・イベント・ジャパン・リミテッド
広報担当(菅沢)
Email:reikas@marcusevansjp.com
■マーカスエバンズについて
マーカスエバンズ(marcus evans)は1983年の設立以来、企業のマネジメント層の方々の戦略的ディシジョンメイキングに必要なグローバルビジネスの情報を様々なイベントにおいて提供しております。当社の有するグローバルネットワークを駆使し、シニアマネジメント層の方々へ、グローバルで年間150以上のビジネスサミットを企画・運営・開催しております。日本支社ではマーケティング、IT、人事、知財、製造業等のイベントを開催しております。