取締役会DXプラットフォーム『michibiku』にAI機能を実装。AIによる発言の要約、会議時間・議論傾向を可視化

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”コーポレートガバナンステック”で「経営を、あるべき姿へ導く。」ミチビク株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 中村 竜典)は、取締役会DXプラットフォーム『michibiku』にChatGPTを活用し、発言の要約、会議時間・議論傾向を可視化する機能『michibiku~見える化~』β版の提供開始をお知らせいたします。

東京証券取引所が3月に発表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」では、プライム・スタンダード市場に上場する全企業に対し、年に1回資本コストや資本収益性、市場評価について取締役会で分析・評価をすることや、改善に向けた計画の開示を要請するなど、本質的な議論の必要性が求められています。しかしながら、取締役会等の重要会議については、改善のためのPDCAが行われていない、という課題が多くの企業で存在します。営業、マーケティング、製造等の企業活動において、PDCAサイクルをまわし、改善を行っていくのが基本であり、重要会議においては影響度も大きく、より一層の改善が求められています。

michibikuではこれまで取締役会改善のため、ペーパーレス化や脱ハンコなど、関連業務をアナログからデジタルに置き換える『効率化』を支援してきましたが、本機能をもとに、効率化とあわせて、重要会議の『質向上』を実現するための機能強化をおこなっていきます。

今回実装する機能では、会議音声をAIで分析し、自動で文字起こしを行えます。また、この文字起こしデータを解析し、会議の内容を自動要約します。この要約結果は、議事録の文章に使えます。さらに、重要会議の時間の使い方についても解析し、グラフ等で見える化することができます。michibikuで重要会議の時間の使い方を見える化することにより、未来戦略のための投資や、サステナビリティへの取り組み、サクセッションプランの策定等、重要事項への審議により集中できるようになります。

ミチビク株式会社として、アナログな重要会議をDX化することで、上場企業・スタートアップの最高財務責任者(CFO)・経営企画チームが本来あるべき情報収集・提供にリソースを投資できる状態を確保し、より実効的な議論の機会を創出、取締役会の機能発揮がなされることで、日本企業の成長を促進することに寄与したいと考えています。

■ 『michibiku~見える化~』β版について

『michibiku~見える化~』β版では、会議音声をAIで分析し、自動で文字起こしを行えます。また、この文字起こしデータを解析し、会議の内容を自動要約します。この要約結果は、議事録の文章に使えます。さらに、重要会議の時間の使い方についても解析し、グラフ等で見える化することができます。

<主要な機能>

① AIによる発言の要約

時間のかかる会議の書き起こしを、AIを使ってサポートします。また、会議音声から自動的に「要約」が出来上がります。

② 議事録文案作成

書き起こされたテキストから「議事録の文章案」を出力し、議事録作成をサポートします。議事録作成の効率化はもちろん、要約とあわせて、内容の振り返りを適切に行えるようになります。


③ 集計・可視化

書き起こしテキストに付与された議案やタグごとで会議に使った時間を集計し、テーマごとに可視化することができます。議論時間の傾向を可視化することで、PDCAを回すための定量データとなります。


■ サービス概要「michibiku」について( https://michibiku.co.jp/ )

「michibiku」は、取締役会の運営効率化と意思決定の質向上を実現する取締役会DXプラットフォームです。

ペーパーレス化や脱ハンコはもちろん、取締役会に必要なデータを一つのプラットフォームに集約。アナログからデジタルに置き換えることで業務を効率化します。AIによる議事録作成支援や会議の内容を定量的に可視化し、会議のPDCAを可能にします。重要会議を一気通貫でデジタル化することで、意思決定の質向上・新しい価値創出の機会を増やし、取締役会等の本質的な機能発揮の実現を目指します。

近年、日本において、コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)の改訂や、東証の市場再編、また、相次ぐコーポレートガバナンス起因の不祥事を背景に、コーポレートガバナンス強化の機運が高まっています。

「michibiku」は、これまでDXの空白地帯だったコーポレートガバナンス・テック領域のアップデートをサポートし、日本企業の成長促進を支援します。


■ミチビク株式会社について

「経営を、あるべき姿に導く。」をミッションに、国内における”コーポレートガバナンステック”の先駆者として、企業において適切な意思決定がなされる世界を目指しています。

これまでDXの空白地帯だったコーポレートガバナンス領域のアップデートを加速してまいります。

2021年9月より、取締役会DXプラットフォーム『michibiku』を提供。取締役会のDX化による会議情報の一元管理をきっかけに、業務の効率化・評価・改善をおこない、取締役会の本質的な機能発揮を支援します。企業の重要機関における最適な場づくりをサポートし、日本企業の成長促進を支援します。

名称:ミチビク株式会社

所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23番4号 桑野ビル2階

代表者:代表取締役CEO  中村 竜典

設立:2021年4月

事業内容 :

 ・取締役会DXプラットフォーム「michibiku」の運営

 ・コーポレートガバナンスのコンサルティング

URL:https://www.michibiku.co.jp

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