【県立広島大学】西条農業高等学校と科学技術人材育成協働研究協定に調印

この記事は約3分で読めます。
県立広島大学(学長:森永力,広島市南区)と広島県立西条農業高等学校(校長:澄川利之,東広島市鏡山)は,令和4年12月20日(火),将来の科学技術人材を育成するために,科学技術人材育成協働研究協定​に調印しました。本学が,高等学校と協定を結ぶのは初めてとなります。また,同高が大学と協定を結ぶのも初めてとなります。

          調印式の様子(写真左)澄川利之 校長 (写真右)森永力 学長

西条農業高等学校は,明治41年広島県立西条農学校として開校され,今年で114年となります。平成24年から,文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されており,今年度で11年目(SSH 第Ⅲ期目)を迎えています。積極的に,大学や海外姉妹校と連携し,科学技術リテラシー(※1)・グリット(※2)・グローバルマインド(※3)を備えた将来の科学技術人材を育成しています。

※1 科学技術リテラシー
①課題設定能力 ②知識・技能習得能力 ③合意形成能力 ④仮説設定・計画能力 ⑤論理的説明能力 ⑥プレゼンテーション能力 ⑦評価・検討・改善能力

※2 グリット
目標を達成するために,情熱をもって継続的に粘り強く努力し,物事を最後までやり遂げる力

※3 グローバルマインド
地球規模の広い視野で情報を捉え,文化や価値観の違いを認識し ,自分自身の信念や価値観を明確にしながら ,多様な人と協働する力 

​本学生物資源科学部と同高は,​これまでSSH事業に係る高校生の研究受入れや出前講義など高大接続に関する活動を行ってきました。今回協定を結んだことで,同高の7学科(園芸科,畜産科,生活科,農業機械科,緑地土木科,生物工学科,食品科学科)と,本学の生物資源科学部,保健福祉学部,地域創生学部の各学問分野とマッチングさせることで,大学の探究・学問ガイダンス,高校生の大学見学などの受け入れ,大学での研究活動など,より具体的な高大接続に取り組みます。

今後の予定は,令和5年1月11日(水),同高1年生を対象とし,農・食,生命・環境の最新研究に関するハイブリッド授業を本学から提供します。

県立広島大学のウェブサイトはこちら
https://www.pu-hiroshima.ac.jp/

 

タイトルとURLをコピーしました