産油国技術者研修等事業における国内招聘を2年半ぶりに再開

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 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)は、2020年以来2年半ぶりに海外研修生を招聘し、新型コロナウイルス感染拡大で中断していた日本国内での実地研修を再開しました。今回は2022年11月14日から12月2日までの約3週間、モザンビーク共和国のLNGプロジェクトに関与する技術者等13名をJOGMEC技術センター(以下、TRC;千葉市美浜区)に招聘し、LNG事業に関する研修を実施しました。
 JOGMECは1989年以降、資源国との関係強化を目的に、産油ガス国政府や国営石油企業の技術者を対象とした産油国技術者研修を実施しています。
 
 従来、石油・天然ガス開発関連事業に従事する政府関係機関の技術者を日本国内へ招聘して研修を実施していましたが、2020年4月~2022年10月の間、新型コロナウイルス感染症対策による国際的な往来の制限に伴い、全ての研修をオンラインに切り替えて継続してきました。国の水際対策の緩和状況を見据えつつ、今回2年半ぶりに日本での実地研修が実現しました。
 再開第1弾としてモザンビーク共和国の国家石油院(Instituto Nacional de Petróleo(INP))、国営石油会社(Empresa Nacional de Hidrocarbonetos, E.P.(ENH))、鉱物資源エネルギー省(Ministry of Mineral Resources and Energy(MIREME))等から合計13名を日本に迎え、LNG事業に関する研修を実施し、修了式には駐日モザンビーク共和国大使館関係者にも出席いただきました。

 今回の招聘により、産油国技術者研修への参加者は52か国から累計4,561名、モザンビーク共和国からは218名となりました。

TRCにおける研修の様子TRCにおける研修の様子

修了式における集合写真修了式における集合写真

■参考
モザンビークの石油・天然ガス分野における人材育成を強化(2019年9月27日)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_000001_00011.html

 リリース本文はこちら↓
https://www.jogmec.go.jp/news/release/news_10_00073.html?mid=pr_221207
 

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