【自動車の買い替えに関する調査を実施】10年10万キロよりも早期に買い換える人も?買い替えで後悔しないために、まず必要なこととは?

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株式会社ENG(本社:東京都千代田区、代表取締役:牧野 新一郎)は、直近1年以内に自動車を買い替えたことのある方を対象に、「自動車の買い替え」に関する調査を実施しました。
自動車を買い替えたことのある方は、珍しくないかと思います。
買い替えでも、中古車から新車へ買い換える方、新車から新車に乗り換える方、さまざまかと思います。

また、車を買い替えるきっかけ、買い替えを決断する理由もさまざまですが、自動車を買い替える期間(年数)や総走行距離、決断する理由にはどのような場合が多いのでしょうか。

そして、自動車を買い替えるには、まずそれまで乗っていた車を売却する必要がありますが、売却時はどのような点に注意すべきことはなにか、結論として、自動車の買い替えで後悔しないための「ポイント」とはなにか?

今回、株式会社ENGhttps://www.eng-inc.co.jp/)は、直近1年以内に自動車を買い替えたことのある方を対象に、「自動車の買い替え」に関する調査を実施しました。
 

  • どのような自動車に買い替えた?その理由とは

はじめに、どのような自動車から、どのような自動車へ買い替えたのかについて伺いました。

「買い換える前と後の車は、新車ですか?中古車ですか?※複数回ある場合は直近のもの」と質問したところ、『新車を購入、新車に買い替え(64.4%)』『中古車を購入、新車に買い替え(10.5%)』『新車を購入、中古車に買い替え(9.0%)』『中古車を購入、中古車に買い替え(16.1%)』という回答結果になりました。

新車を購入して、新車に買い替える方が6割以上もいることがわかりました。
今回の調査では、直近1年以内に自動車を買い替えた方を対象としていますが、これを考慮しても昔よりも「新しい車から新しい車へ乗り換える」といった傾向が強くなってきているのかもしれません。

“新しい車”というと、ガソリン車の他にハイブリッド車や電気自動車といった車が増えてきました。
では、買い換える前の車は、どのような内燃機関(エンジン)の自動車が多かったのでしょうか。

続いて、「買い換える前の車は、どれでしたか?※複数回ある場合は直近のもの」と質問したところ、『ガソリン車(70.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『ハイブリッド車(HV)(21.4%)』『ディーゼル車(3.4%)』『クリーンディーゼル車(CDV)(1.9%)』『プラグインハイブリッド車(PHV・PHEV)(1.7%)』『電気自動車(BEV)(1.0%)』と続きました。

買い換える前に乗っていた車の約7割はガソリン車ですが、ハイブリッド車から買い換えたという方も2割以上いるようです。
一般的にハイブリット車が流通しはじめるようになったのは1997年10月、TOYOTAから発売されたプリウスが最初ですが、当時から25年も経過していることを考えると、この割合は決して高いものとはいえないのかもしれません。
ただ、3位のディーゼル車(軽油を燃料とする自動車のこと)以下の割合と、ガソリン車やハイブリッド車の割合を比べると、ディーゼル車以下の割合が大きく減少していることがわかりました。

では、自動車を買い替えたきっかけとして多いのは、どのような理由なのでしょうか。

 

そこで、「自動車を買い替えた理由として近いものはどれですか?(複数回答可)」と質問したところ、『車体が古くなったから(車体の塗装が剥げる、タイヤの交換時期など)(48.2%)』と回答した方が最も多く、次いで『車検や保証が切れるタイミングだったから(27.9%)』『燃費代が高くなったから(ガソリン代が高いなど)(10.7%)』『メンテナンス費用が割高になったから(10.3%)』『特に理由はない(気分的にそろそろだと思ったなど)(8.6%)』と続きました。

塗装が剥げるといった「車体が古くなったから」ことが理由で自動車を買い替えた方が5割近く、「車検や保証が切れるタイミング」が理由で買い替えた方が3割近くいることがわかりました。
その他としては、「ガソリン代が高い」「メンテナンス費用が高い」といった経済的負担を感じて買い換えるという方が多いようです。

■以降の回答結果はこちら
故障で交換する部品が生産終了になったから(7.8%)』『家族が増えた、引越しをしたなどの事情(5.9%)』『環境問題に配慮したかったから(ガソリン車からEVに替えるなど)(5.8%)』『機能に不満を感じたから(走行サポートや駐車サポートの有無など)(5.5%)』『キャンペーンなど割安で買い替えできたから(4.2%)
 

  • 一般的に自動車を買い替えるタイミングは?

自動車の買い替えを検討する際、その指標に「経過年数」と「走行距離(総走行距離)」があります。
一般的には、1年間で1万キロ、10年10万キロが1つの目安になるといわれていますが、実際にはどのくらいで買い換える方が多いのでしょうか。

「前の車を購入してから、どのくらいの期間(年数)で買い替えましたか?複数回ある場合は直近のもの」と質問したところ、『~1年(5.4%)』『~3年(13.8%)』『~5年(24.9%)』『~7年(18.0%)』『~10年(17.2%)』『~13年(12.2%)』『14年以上(8.5%)』という回答結果になりました。

全体的に見ると「~5年」「~7年」「~10年」の割合に回答が集まっていますが、その中でも最多だったのは「~5年」の24.9%でした。
このことから、自動車(新車で購入したものと仮定して)を購入してから10年以内で買い換える傾向は変わっていないものの、実際にはもっと短い時期に買い替える方が増えているのかもしれません。

上記の「経過年数」の他に、車の買い替えを検討するもう1つの指標として「走行距離(総走行距離)」がありますが、こちらの場合ではどのような結果になるでしょうか。

続いて、「前の車の総走行距離はどのくらいでしたか?複数回ある場合は直近のもの」と質問したところ、『~1万キロ(5.3%)』『~3万キロ(12.8%)』『~5万キロ(17.9%)』『~7万キロ(14.9%)』『~10万キロ(21.1%)』『~15万キロ(18.6%)』『16万キロ以上(9.4%)』という回答結果になりました。

最多だったのは「~10万キロ」ですが、それ以降の「~15万キロ」と、それ以前の「~7万キロ」とを比較すると、「~15万キロ」の18.6%の僅かに高いものの、「~5万キロ」で買い換える方の割合もそれに近いことから、走行距離(総走行距離)についても、10万キロに達するよりも前に買い替える方が多いのかもしれません。

年式や走行距離が一定の基準を超えると、買取額が大きく下がる傾向にあります。
タイミングとして、「~5万キロ」「~10万キロ」を目安に、買い替えを検討するのが良いのではないでしょうか。
 

  • 自動車の売却はどこでしている?

自動車を買い替える際には、まずそれまで乗っていた車を売却することになるかと思います。
では、その売却先で多いのはどのような場所なのでしょうか。

「自動車の売却はどこで行いましたか?※複数回ある場合は直近のもの」と質問したところ、『自動車ディーラー(正規ディーラー)(62.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『中古車販売店(15.8%)』『サブディーラー(販売店)(8.9%)』『中古車買取専門店(7.5%)』『個人売買(1.9%)』『オークション(1.0%)』と続きました。

先程の調査結果では、「新車を購入して、新車に買い替える」方の割合が64.4%と多いことが明らかになりましたが、自動車の買い替え時の売却についても「自動車ディーラー(正規ディーラー)」で、という方の割合が多いようです。

ただ、「サブディーラー(販売店)」と回答した割合よりも、「中古車販売店」の割合のほうが多くなりましたが、それにはどのような理由があり、また売却時にどのようなことを重視していたのでしょうか。

そこで、「売却先を決めるのに最も重視したポイントを教えてください」と質問したところ、『高額で買い取ってくれること(55.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『大手もしくは有名店であること(15.1%)』『入金が早いこと(できれば即日)(10.1%)』『買い取り専門店であること(4.8%)』『電話で査定してくれること(3.7%)』と続きました。

大手や有名店といったことよりも、「高額で買い取ってくれること」を重視していることがわかりました。
高額で買い取ってくれることを重視した結果、満足することはできたのでしょうか。
経緯について具体的にお聞きしました。

■自動車の売却。どんなことに対して満足できた?
・営業担当の方が話しやすい方でとても安心できました。電話での問い合わせにも丁寧に答えてくれました(30代/女性/パート・アルバイト/三重県)
・対応が親切で迅速、金額も予想よりも高かったのが満足できた点です(40代/男性/会社員/福島県)
・少しですが買取価格が思っていたより高かったことです(50代/男性/会社員/岡山県)
・どこよりも高額査定だった。また他店の買取金額を提示したら更に高値をつけてくれた(50代/男性/会社員/岐阜県)

などの回答が寄せられました。

売却先によって異なるかと思いますが、値段交渉できる場合は買取価格を上げてもらうこともできます。
営業担当者が親切で丁寧、話しやすい人のほうが、より交渉しやすいともいえるでしょう。
その結果、高額査定、もしくは想定していた金額よりも高ければ満足できるのではないでしょうか。

では、売却時の注意点についてはどうでしょうか。
実際に自動車を売却してみて、どのようなことに注意して売却すれば良いと感じたのか具体的にお聞きしました。

■売却時に感じた“注意すべきポイント”とは?
・査定時の金額は、あくまでも今すぐ売った場合なので、売るまでに時間が空くと金額が大きく変わることがあります(40代/女性/会社員/北海道)
・よく調べずに「下取り」という形で引き取ってもらったら二束三文にしかならなかったこと(40代/男性/会社員/埼玉県)
・比較も大事ですが、ネットの一括査定は電話が鳴り止まないからやめたほうが良いと思います(50代/女性/パート・アルバイト/千葉県)
・仕事上、ディーラーで買い取ってもらったが、大手の買取業者のほうが高く取ってくれるので面倒でも買取業者を何社か回ったほうが良い(50代/男性/会社員/大阪府)

などの回答が寄せられました。

買取査定額には期限があること、「買取(売却)」ではなく「下取り」の場合、値がつかないことがあること、などに注意すると良さそうです。
高額で買い取ってもらうには比較サイトなどを利用すると良さそうですが、ネットなどの一括査定を利用すると電話が鳴り止まないことも?

先程の調査結果では、62.3%が自動車ディーラー(正規ディーラー)で売却していることが明らかになりましたが、実際には買取業者のほうが高く買い取ってくれることが多いのかもしれません。
 

  • 【結論】自動車を買い替える際、後悔しないために注意すべき点とは?

ここまでの調査で、自動車を買い替える前に行う「売却」の段階で、満足するためにはどのようにすれば良いのか明らかになりました。

では、自動車を買い替える際には、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

「自動車を買い替える際、どのようなことに注意すべきだと思いますか?(複数回答可)」と質問したところ、『売却する前に車内に個人情報が残ってないか確認する(35.9%)』と回答した方が最も多く、次いで『売却する前に整備記録と純正オプション、洗車などを行っておく(査定額が下がらないようにするため)(32.6%)』『売却は複数業者で査定する(29.3%)』『売却時は自分が満足できるような業者を選ぶ(26.0%)』『親身に相談に乗ってくれる業者を選ぶ(23.3%)』と続きました。

個人情報が残っていないか、取り外した純正品は元に戻しておくこと、また、洗車をして車体をきれいにしておくと買取査定額が下がりにくくなるようです。
先程の売却時に注意するポイントでもありましたが、買取査定は複数の業者に依頼するようにしておけば、後悔することも少なくなりそうです。

ただ、これらはいずれも、「自動車を買い替える際に注意すべきポイント」というよりも、「売却時に注意すべきポイント」であり、このことから結論として、自動車を買い替える際には、まず「売却で満足できるようにすること」が重要だといえるかもしれません。

■以降の回答結果はこちら
本当に欲しいかどうか、買い換える車を確認する(18.1%)』『本当に買い替えが必要なのか、タイミングを再考する(15.7%)』『走行距離や年数、リセールバリューにとらわれ過ぎないようにする(11.5%)
 

  • 【まとめ】買い換えは10年10万キロよりも前が多い?買い換える際に注意するポイント=売却時に注意するポイント?

今回の調査で、自動車を買い替えに関して、幾つかの注意すべきポイントが見えてきました。

自動車を買い替える主な理由は、地球環境といったエコな理由よりも、車体が古くなったから・経済的負担を感じたからといった理由が多い傾向があることがわかりました。
また、買い替えは「新車→新車」が6割以上と多く、一般的に自動車の買い替え時期(タイミング)は「10年10万キロ」といわれてきましたが、実際にはもっと短い可能性が高いということも明らかになりました。

自動車の買い替えで満足したいなら、買い替えというよりも「売却」にこそ、こだわるべきなのかもしれません。
そして、その売却で満足するための重要なのは、何よりも「高額売却」であること。
そのためにはディーラーで「下取り」で引き取ってもらうのではなく、中古業者などを何社かで査定してもらい、できるだけ高額で売却するようにできれば、結果的に「自動車の買い替えも満足できる」のかもしれません。

営業担当者が親切丁寧であること、個人情報が残っていないか確認すること、といったポイントも踏まえて、「なるべく10年よりも前、そして10万キロ以内で」ということを念頭に置くと良いのではないでしょうか。

ただ、弊社が主に買取をしているアルファード・ヴェルファイアなど、マレーシアへ輸出に出ている車種の国内の流通価格は、マレーシアでの人気や海外事情が非常に大きな影響を与えている為、初年度登録から5年が経過し、輸出ができなくなると大幅に価格が下がる可能性が高く、特に距離を走っていたり、状態が荒めなど、国内での需要が薄い車に関しては値落ちが顕著にあらわれます。(マレーシアへ輸出が出来るのは『初年度登録から1年以上~5年未満』の車両のみと規制されている為)

最適な売却時期、乗り換えのタイミングを逃さないようサポートさせていただく事が“ワンランク上のカーライフの実現”に繋がると考えておりますので、アルファード・ヴェルファイアをはじめ、ランドクルーザー・ハリアーなどの売却は、国内の市場動向と、輸出の仕組みの両方を把握している中古車輸出企業のENGにご相談下さい。

参考記事:【H30年登録】売却は5年が経過する前に!(https://engcar.jp/guide/10386-2/
 

  • 会社概要

会社名:株式会社ENG (イーエヌジー)
所在地:東京都千代田区麹町 5-3-23 日テレ四谷ビル 6F
代表者:牧野新一郎
設立 :2008年1月31日
TEL:03-6261-0392
FAX:03-6261-0509
お問い合わせ先:https://www.eng-inc.co.jp/contact/

<リンク一覧>
engcar : https://engcar.jp/
コーポレートサイト:http://www.eng-inc.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/engcar0131

【engcarについて】

●engcar(イーエヌジーカー)
住所:千葉県野田市尾崎255-1
電話番号:0120-078-890
定休日:火曜日・水曜日
営業時間:10時30分~19時

【お問い合わせ先】
株式会社ENG
■TEL:03-6261-0392(代表)
■FAX:03-6261-0509
■お問い合わせ先:https://www.eng-inc.co.jp/contact/

調査概要:「自動車の買い替え」に関する調査
【調査期間】2022年11月24日(木)~2022年11月25日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,028人
【調査対象】直近1年以内に自動車を買い替えたことのある方
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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