- 商品概要
食品ロス由来100%の餌で育てた国産フタホシコオロギのうま味を凝縮した調味液です。改良前よりサラサラとしていて料理に使いやすく、よりまろやかになっただしの風味が楽しめます。水産資源や畜産物に依存しない環境にやさしい調味料で、炒め物や煮物はもちろん汁物などにも手軽に動物性のうま味をプラスできる商品です。
商品名 :グリラスエキス
原材料名 :食用フタホシコオロギ(国産)(小麦、大豆を含む)、食塩
価格(内容量):980円(200g)※税込、送料無料
賞味期限 :製造より60日
保存方法 :常温保存
注意事項 :コオロギの餌に由来する小麦成分、大豆成分を含みます。
コオロギには、エビやカニと類似の成分が含まれます。
エビやカニのアレルギーをお持ちの方は、お控えください。
- 改良意図
グリラスは国産フタホシコオロギから抽出した調味液「グリラスエキス」の発売開始以降、飲食店や食品メーカーへの卸売と自社ECサイトでの一般販売等を通じて、食用コオロギを普段の食事に気軽に取り入れられる食品原料として提供してきました。
本リニューアルではご使用いただいた方々から寄せられた「もっと粘度の低い商品が欲しい」というご要望にお応えし、サラサラとして料理に使いやすい商品へ改良しました。併せて食味に関してもより洗練し、コオロギの持つ魚介に似たうま味を存分に引き出しつつ、まろやかな味わいと風味に仕上げています。
グリラスでは、今後も食用コオロギが多くの生活者に当たり前の食の選択肢として受け入れられるよう既存商品の改良と新商品の開発を行っていきます。
- 卸向け提供商品一覧
- 原料販売に関するお問い合わせ
sales@gryllus.jp(営業担当:益子)
- 食用コオロギ関連事業の背景について
2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。
一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性を持つため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/)
- サーキュラーフードについて
サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。
またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html)
- グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について
グリラスではサーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html)
- 株式会社グリラスについて
グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。
グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。
・社名 :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/)
・事業内容 :⾷⽤コオロギの⽣産
⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
⾷⽤コオロギの研究開発 等
動物用コオロギの生産、販売 等
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html)
・代表取締役 :渡邉 崇人
・所在地 :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点 :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点 :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金 :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立 :2019年5月