イベントでは、各人物を紹介するパネル展示のほか、オリジナルグッズやお土産品の販売を行います。肖像に決定している3者ゆかりの団体が一所に集まる一般向けのイベントの実施は、新日本銀行券の肖像決定以降、初めての試みです。
また、今回は新紙幣PRとして「独立行政法人 国立印刷局」も出展し、現在国立印刷局で製造中の新日本銀行券に採用されたデザイン・偽造防止技術等の紹介も行います。
- 開催概要
◆名称:
渋沢栄一の郷 深谷博覧会 第2弾 ~渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎~
新紙幣PRキャンペーン「紙幣の顔になる偉人たち」
◆日時:
2022年
12月5日(月)12:00~19:00
12月6日(火)10:00~19:00
12月7日(水)10:00~19:00
◆会場:
東京都千代田区丸の内二丁目7番2号
KITTE地下1階 東京シティアイ パフォーマンスゾーン
(東京駅丸の内南口より徒歩約1分)
◆参加団体
埼玉県深谷市、東京都北区、大分県中津市、東京北区観光協会、独立行政法人 国立印刷局、学校法人津田塾大学、学校法人北里研究所、深谷市内郵便局
- 内容
2024年度上期発行予定の「新日本銀行券」と紙幣の肖像となる「渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎」をテーマにゆかりの団体が出展します。会期中は参加団体と各人物とのつながりに着目したパネル展示のほか、お土産品や関連商品の販売も行います。さらに、独立行政法人 国立印刷局では、デザイン・偽造防止技術等の紹介のほか、新日本銀行券のコンテ画や下図作成に使用する道具の展示等も行います。また、今回の催しには現行1万円札の肖像である福澤諭吉の故郷「大分県中津市」も出展を予定しています。
■埼玉県深谷市
渋沢栄一と埼玉県深谷市との関わり、また旧渋沢邸「中の家」等、市内に残る関連史跡等の紹介パネルを展示。埼玉県深谷市の特産品や渋沢栄一関連商品の販売。
■東京都北区
渋沢栄一と東京都北区との関わり(飛鳥山の渋沢邸、王子・滝野川地域と渋沢栄一、青淵文庫・晩香廬、東京北区渋沢栄一プロジェクト)に関するパネル展示。
■東京北区観光協会
区内事業者が中心となって開発した渋沢オリジナル商品をはじめ、区内の魅力ある商品を販売。渋沢栄一幼少時代にゆかりのある藍染雑貨、新1万円札関連商品、オリジナルキャラクター「しぶさわくん」グッズなど
■大分県中津市
福澤諭吉ゆかりのある競秀峰(きょうしゅうほう)など自然豊かな耶馬渓(やばけい)や中津城下町の観光PR、抽選で素敵な景品が当たる企画や特産品の販売。
■独立行政法人 国立印刷局
新日本銀行券に採用されたデザイン・偽造防止技術等の紹介のほか、新日本銀行券のコンテ画や下図作成に使用する道具の展示等。
■学校法人津田塾大学
創立120周年を迎えた津田塾大学の紹介、津田梅子資料室が主催する2022年度企画展示のご案内、津田塾大学生協による大学関連グッズの販売
■学校法人北里研究所
北里柴三郎及び北里大学未来工学部(2023年4月設置)に関するパネル展示、パンフレット配布
■深谷市内郵便局
フレーム切手(「渋沢栄一翁 生誕の地 深谷」、「青天を衝け」)の販売と、未来郵便局のパネル展示等。
- その他参加
- 『渋沢栄一の郷・深谷博覧会』とは
大河ドラマ「青天を衝け」の放送に伴い注目を集める渋沢栄一とその生誕地の地・埼玉県深谷市の魅力発信を目的として物産販売及びPRイベントを開催するものです。
《深谷博覧会第1弾》
日にち:
2021年10月14日から16日
場所:
東京駅構内 スクエア ゼロ(東京都千代田区丸の内1-9-1)
内容:
新鮮な深谷市産の野菜、深谷市イメージキャラクターふっかちゃん関連商品、
「渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館」入場券等の販売
- 参考情報
■渋沢栄一(1840~1931)《埼玉県深谷市・東京都北区》
「近代日本経済の父」と呼ばれる現在の深谷市出身の実業家。日本の近代経済社会の基礎を築き、実業界のみならず社会公共事業、民間外交の面においても指導的役割を果たした。
■津田梅子(1864~1929)《学校法人津田塾大学》
日本初の女子高等教育校である私塾「女子英学塾(現在の津田塾大学)」を創立(1900年)。女性の地位向上こそ日本の発展につながると信じて、「男性と協同して対等に力を発揮できる女性の育成」をめざし、女性の高等教育に生涯を捧げた。
■北里柴三郎(1853~1931) 《学校法人北里研究所》
世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功。抗毒素(免疫抗体)を発見し、血清療法を確立した。また、ペスト菌の発見など伝染病予防と細菌学の研究に尽力し、1914年に北里研究所を創設。我が国の予防医学上の重要な礎を築いた。