「南米のコーヒー生産者から学ぶ SDGsとフェアトレード」トークイベント11/30開催~フェアトレードを通して知る生産国が感じる環境問題やインパクトとは?~

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国内でのフェアトレードの普及・啓発活動を行う認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(東京都中央区、事務局長 潮崎真惟子、以下FLJ)は、寄付月間である12月に先駆け、11月30日(水)に「南米のコーヒー生産者から学ぶ SDGsとフェアトレード」をテーマにオンラインとオフライン(シティラボ東京)のハイブリッド型にてトークイベントを開催します。環境問題への関心が高まる中、フェアトレードは人権面へのインパクトにフォーカスされがちですが環境へのインパクトも大きくあります。今回は、生産者ネットワーク団体より担当者が来日し、生産国で感じている環境問題やフェアトレードの取り組みのインパクトなどをお話しいただきます。

第1部では、中南米生産者ネットワーク団体CLAC(Fairtrade Internationalメンバー組織)よりコーヒースペシャリストJoaoを迎え、フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長 潮崎とともに“生産地から見るフェアトレードの影響”や、“生産地で感じる環境問題”などをお話しします(英日通訳あり)。

現地参加限定の第2部では交流会とフェアトレードクイズ大会を行い、クイズ大会優勝者にはFLJオリジナルグッズをプレゼントします。会場には軽食やフェアトレードコーヒーの他、お土産としてフェアトレード商品セットのプレゼントもご用意しています。

多くのみなさまのご参加をお待ちしております。報道機関の皆様におかれましては、是非ともご取材いただきますようよろしくお願いいたします。
 

  • 【イベント概要】

日時:11月30日(水)18:30~20:30(会場受付開始18:30/Zoomオープン18:15)
場所:中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン6階シティラボ東京(京橋駅直結)/オンライン(Zoom)
主催:認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン
参加費:無料/寄付チケット(1000円、3000円、5000円)
対象者:フェアトレードや環境問題、SDGsにご関心のある皆さま
参加申込:https://peatix.com/event/3412150/view
 

  • 【登壇者】

Joao Mattos(中南米生産者ネットワーク団体CLAC Commercial Director)

2015年よりコーヒー専門家としてCLAC(Fairtrade Internationalメンバー組織)にてフェアトレードコーヒー生産者と海外市場とを繋ぎ品質向上と市場拡大に取り組む。2022年からは、コーヒーに留まらず、カカオや砂糖、果汁やスパイスなど、産品全般をカバーするコマーシャルディレクターとして活動中。ブラジル出身。

 
潮崎真惟子(認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン 事務局長)

 

一橋大学経済学部卒、同大学経済学研究科修士(地域開発)。大手コンサルティングファームを経て認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長を務める。コンサルタントとしては人権デュー・ディリジェンス、サステナビリティ戦略、政策立案などを多数担当。「児童労働白書2020 ―ビジネスと児童労働―」執筆。
 

  • 【寄付月間とは?】

寄付月間(Giving December)とは、「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」を合言葉に毎年12月の1ケ月間、全国規模で行われる啓発キャンペーンです。(https://giving12.jp/

  • 【フェアトレードとは?】

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」です。通常の取引では、市場価格の情報や販売先の選択肢の欠如により、末端の小規模生産者は、安く買い叩かれてしまうことが今も多くあります。その結果、生産者の生活水準低下、コスト削減を目的とした児童労働、過剰な農薬による環境破壊や生産者が健康被害をうけるという問題が引き起こされます。フェアトレードは、人と環境に配慮して生産されたものを適正な価格で取引し、持続可能な生産と生活向上を支援する仕組みです。フェアトレードによる取引では、適正価格の保証・プレミアムの支払い、児童労働の禁止、環境に配慮した生産などが行われます。国連のSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標全ての達成に寄与すると言われ、特に8つ(目標1貧困、目標2飢餓、目標5ジェンダー、目標8労働環境、目標12持続可能な消費と生産、目標13気候変動、目標16平和、目標18パートナーシップ)の達成に大きく寄与すると言われています。 

  • 【認定NPO法人フェアトレード・ラベル・ジャパン(FLJ)とは?】  

1993年設立。国際フェアトレードラベル機構(Fairtrade International)の構成メンバーとして、日本国内における国際フェアトレード認証ラベルの認証・ライセンス事業、フェアトレード の啓発・アドボカシー活動を行う認定NPO法人です。国際フェアトレードラベル機構は、公正な取引を通じた世界の貧困問題の解決、生産者の持続可能な生活の実現を目指して1997年設立された国際組織。現在開発途上国 71カ国・190万人以上の生産者・労働者と消費国30カ国メンバーが参加しています。

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