千葉大生がリーフレット配布と規格外野菜の展示を行い、フードロス削減を啓発

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国立大学法人千葉大学の環境ISO学生委員会と株式会社京葉銀行は、2017年度より協同でecoプロジェクトを実施しており、持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みを行っています。その一環で、フードロス削減を啓発しようと、京葉銀行が主催するイベント「CHIBA SDGs Parklet Project」において、学生たちが規格外野菜の紹介とリーフレットの配布を行いました。
  • フードロス削減に関する企画について

 

「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」では毎年学生たちが自分たちの取り組みたい企画を京葉銀行に提案し、協同してさまざまな企画を実行しています。今年度は、フードロスに興味をもった学生たちが、県民の皆様にフードロス削減を啓発する企画を考えました。

1)リーフレット作成
学生たちが調べてまとめたフードロスの基礎情報と、京葉銀行に紹介していただいたフードロスの削減に取り組む企業(一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ、株式会社レプコ)を取材し、インタビューした内容を掲載して、リーフレット(A5サイズ・4ページ)を作成しました。

リーフレットリーフレット

リーフレット(PDF)はこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d15177-20221031-c527551c4543359fe217d3302da4ca5e.pdf

2)規格外野菜の紹介

 

規格外野菜とは、形が悪かったり色が薄かったりといった理由で流通規格からはじかれた野菜のことを言います。
学生たちは、第2回「CHIBA SDGs Parklet Project」※において、作成したリーフレットを配布するほか、一般社団法人野菜がつくる未来のカタチのご協力の下、規格外野菜の展示を行い、来場者に「なぜこれらの野菜がスーパーに並ばないのか」を考えていただき、フードロスの削減について考えるきっかけにしていただきました。

 

<展示した野菜と規格外になった理由>

展示した野菜(一部)展示した野菜(一部)

ミニトマト:形が悪い、色が薄い
ピーマン:色が赤い(完熟している)
ナス、ゼブラナス:小さい、形が悪い、傷がある
シイタケ:不揃い、割れている、形が整っていない
ニンニク:バラになってしまった
ニンジン:折れたり、形が悪かったり、短かったりする
里いも:形が悪い
キュウリ:曲がっている
間引きニンジン:栽培の段階で間引かれたもので、通常捨てられてしまうもの
小松菜:折れたり、株から分かれたりしてしまったもの
 

 

 

 

※第2回「CHIBA SDGs Parklet Project」について

 

日程: 2022年10月28日(金)11:30~20:00
会場: 京葉銀行本店営業部前
主催:CHIBA SDGs Parklet Project 実行委員会
   株式会社京葉銀行、一般社団法人野菜がつくる未来のカタチ、 株式会社レプコ、塚本總業株式会社千葉支社
後援:千葉市、株式会社ベイエフエム
協力:千葉大学環境ISO学生委員会、NTT東日本千葉事業部 
詳細:https://www.keiyobank.co.jp/news/2022/20221101cspp2.pdf
 

  • 担当した学生のコメント  園芸学部2年 小西乃愛

展示したパネル展示したパネル

今回の「CHIBA SDGs Parklet Project」のイベントでは、フードロス問題について知っていただくために、学生が作成したパネルの展示とリーフレットの配布、そして普段あまり目にすることのない規格外野菜について、具体的にどのようなものなのか知っていただきたいという思いから、実物の展示と説明を行いました。通りがかった人にリーフレットをお配りしていると、想像よりも多くの方がブースに興味を持って立ち寄ってくださいました。皆さん頷きながら私たちの説明を聞いてくださり、普段フードロス問題について考えていることを私たちにお話してくださった方、環境ISO学生委員会に関心を持ってくださった方もいらっしゃいました。今回の活動が1人でも多くの方にとってフードロス問題について考えるきっかけとなれば嬉しいです。

  • 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」について

千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識の啓発活動を実践しています。
公式サイト  https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
 

  • 本件に関するお問い合わせ

国立大学法人千葉大学 環境ISO事務局 TEL:043-290-3572
京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065

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