- 開催背景と目的
このたび、高校生以上であれば年齢制限無しで参加でき、かつ大型ロボット製作にチームで挑戦するロボットエンジニア選手権を開催します。この選手権を通じて、学生のみならず現役エンジニア、また初心者でも楽しみながら、総合的にエンジニアリングとチームワークを学び続けられる機会と仕組みを提供します。
従来のロボット競技会とは異なり、CoREは製作したロボットだけでなく、エンジニアやそのチームに強く焦点を当てています。当日の試合結果だけではなく、チーム活動や提出資料等の総合力を加味した総合優勝制度や個人表彰制度を設け、様々な観点でエンジニアとして、チームとしての能力を測り、これまでスポットライトが当たることが少なかったエンジニア自身を評価して優れたエンジニアとチームの育成を図ります。
- 開催概要
名称:Championship of Robotics Engineers 2023(略称:CoRE 2023)
日時:2023年3月25日(土)、26日(日)
会場:けいはんなロボット技術センター(京都府相楽郡精華町)
出場チーム数:16チーム(予定)
※プレ大会のため今回に限り出場チームは本機構からの招待チームに限定しております
観戦:無料(要申込。観覧申込の詳細は2023年1月頃に公開予定)
主催:一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
法人スポンサー&個人サポーター募集!
CoRE開催をはじめとした本機構の事業は、法人様と個人様からのご支援で実施しております。ものづくりに興味ある子ども達、エンジニアリングを学び続ける人々を応援しませんか?
法人スポンサー様:1口5万円より随時募集しております。
【お問い合わせ・お申し込み】https://scramble-robot.org/contact/
個人サポーター様:1口5,000円より募集しております。
【お申し込み】https://forms.gle/JPSydrFKbwCWBpQw7
- 競技ルール:天下統一ロボットバトル
CoRE第一弾のテーマは「天下統一ロボットバトル」。一人称視点で操縦するロボット同士でフリスビーを投げ当て、相手ロボットを倒す競技です。CoRE独自の要素として、競い合ったチームが勝ったチームの指揮下に入ることで「同盟」を結成し、決勝トーナメントに挑みます。同盟システムにより全チームが決勝に進出でき、作り上げたロボットを最後まで活躍させることができます!
競技は総大将決定戦と決勝トーナメントの複合形式。総大将決定戦では3~4チームを1つのグループとしてバトルロイヤルを実施、勝ち残ったチームがそのグループの総大将に、その他のチームが総大将の指揮下に入り、同盟を結成します。この同盟を4つ作り、決勝トーナメントで各同盟が頂点を目指します。
決勝トーナメントは準決勝と決勝の2段階。陣取り要素も追加され、特定の条件を満たせばその時点で勝敗が決まります。準決勝では総大将の指揮下で、各同盟から選抜された3台 vs 3台、合計6台のロボットによる3本勝負を繰り広げます。敗れた同盟は勝利した同盟に加わり、より大きな同盟となって決勝に挑みます。決勝でも同様に6台のロボットで5本勝負を戦い、頂点を目指します。各試合で同盟内からどのロボットを出陣させるかは総大将の采配次第。複数のロボットでどのように連携し相手に挑むのか?同盟での戦いを制し、エンジニアの頂点を目指してください!
- 代表理事 川節拓実コメント
我が国で古くから開催されてきたロボット競技会・ロボットコンテストと比較して、CoREはロボットを作るエンジニアにより強く焦点を当てるロボットエンジニア選手権です。本機構内外からこれまで国内外の様々なロボット競技会に参加してきた学生、現役エンジニア、教員などが集い、現在そしてこれからの日本にとって必要な「エンジニア人口を増やし、優れたエンジニアを育成するための仕組み」はどうあるべきかを議論し尽くし、CoREを立ち上げるに至りました。今大会はプレ大会としての開催であり、構想中のエンジニア育成のための仕組みからごく一部を取り出したものです。これまで進めてきたロボット競技会による人材育成をさらに発展させ、本機構はまさにCoREを核として長期的な視点でエンジニア育成の仕組みを社会実装できるよう尽力して参ります。この第一歩としてまずは本大会を成功させるためにも、皆様からのご支援ご協力を賜れますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
- 「一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)」について
次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble)は、日本のものづくりを担う次世代のエンジニアの育成、およびものづくり業界・文化の活性化をミッションに掲げています。これまでにロボット競技会を核とした若手エンジニアの育成・支援事業、ロボット競技会参加チームの地域部活動化事業を展開してきました。また、学生・子ども達から現役エンジニアまで全世代のスキルアップや初学者の参入障壁を下げる取り組みおよび非エンジニア層に向けた広報活動などを展開し、エンジニアを憧れでカッコいい職業に感じてもらい界隈の人口増加を狙う事業を展開しています。
【法人名】一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
【所在地】京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター209号室
【代表者】代表理事 川節 拓実(大阪大学助教)
【設立】2020年5月18日
【URL】https://scramble-robot.org/
【事業内容】次世代のエンジニア育成・支援、ものづくり界隈活性化
【詳細資料】https://prtimes.jp/a/?f=d62410-20221106-2af3d724f247ea6217ec03e7a53528ec.pdf