アール・ブリュット2022巡回展「かわるかたち」の開催について

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東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、アール・ブリュット【注】2022巡回展「かわるかたち」を開催いたしますので、お知らせいたします。
本展では、都内3か所を巡回する展覧会と、八丈町でイベントを開催し、国内外で活躍の場を広げる10名の作家を紹介します。絵画や立体など、形状の異なる様々な作品により、身近な素材でつくられる多様な表現のかたちと、そこに宿る創造の根源的な魅力に迫ります。
【注】アール・ブリュット(Art Brut)は、フランスの芸術家ジャン・デュビュッフェによって提唱されたことばです。今日では、広く、専門的な美術の教育を受けていない人などによる、独自の発想や表現方法が注目されるアートを表します。
1 展覧会
(1)東京都渋谷公園通りギャラリー(渋谷区神南1-19-8)
  7月16日(土曜日)から9月25日(日曜日)まで(休館日を除く) 11時00分~19時00分
(2)練馬区立美術館区民ギャラリー(練馬区貫井1-36-16)
  10月27日(木曜日)から11月2日(水曜日)まで(10月31日休館) 10時00分~18時00分
(3)府中市美術館市民ギャラリー(府中市浅間町1丁目3番地)
  11月25日(金曜日)から12月4日(日曜日)まで(11月28日休館) 10時00分~17時00分
2 出張イベント
 八丈島と渋谷の会場をつないでリアルタイムで行うオンライン鑑賞ツアー等)
 八丈町多目的ホールおじゃれ(八丈島八丈町大賀郷2551-2)
 8月予定
3 主催
 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団
4 協賛・協力
 (協賛)練馬区 (協力)府中市、八丈町
5 観覧料
   無料
※新型コロナウイルス感染症の状況により、実施内容等が変更となる場合があります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止策等の詳細については、東京都渋谷公園通りギャラリーのホームページをご覧ください。

展覧会概要
1 作品等展示
 「かたち」という言葉は、姿や形状、図柄などのほか、ものごとの様子や状態を表す時にも使われ、多様な意味合いをもっています。本展で紹介するのは、この「かたち」という言葉のように、印象の異なる様々な表現です。繰り返し描かれるシンプルで力強いかたちや、繊細なドローイングの線などに見られるモチーフの捉え方などには、作家それぞれに特徴があり、どれも独創的です。色鉛筆やカラーペン、布、糸、チラシといった身近な素材を用いた作品は、技法を超えたところにある表現の多様さを感じさせてくれるとともに、創作と日常とが切り離せないものであることにも改めて気づかせてくれます。
本展を通して、自由な表現から多様な価値観に触れていただき、私たち一人ひとりが心豊かに暮らす社会について考える機会の創出を目指します。
・出展作家(五十音順)
 青木尊、五十嵐朋之、稲田萌子、井上優、佐々木早苗、萩尾俊雄、濱中徹、本田雅啓、吉川秀昭、渡邉あや
・音声ガイド
 小関裕太(俳優)
 東京都渋谷公園通りギャラリーにおいて、音声ガイドを無料でお聞きいただけます。

2 関連イベント
 東京都渋谷公園通りギャラリーでは、会期中、鑑賞会やギャラリートークなどの関連イベントの開催を予定しています。

3 その他
 展覧会、関連イベント等の詳細については、東京都渋谷公園通りギャラリーのホームページをご覧ください。
 https://inclusion-art.jp/
 

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