宮城海ごみなくし隊: https://www.khb-tv.co.jp/s001/010/umi-gomi/
石巻さかな女子部: https://yoakenotegami.com/category/sakana-josibu/
- 開催概要
・イベント名称 石巻さかな女子部×宮城海ごみなくし隊 「宮城の海の今がわかる!」お弁当販売会
・日程:2022年10月16日(日)12時~16時
・開催場所:ユアテックスタジアム仙台(宮城県仙台市泉区七北田柳78)北エントランス特設ゲート
・参加人数:100名
・販売メニュー
『宮城の海の今がわかる!お弁当』
価格:1,000円(税込)※現金支払のみ
限定:100個
<おかずラインナップ>
①ふのりと野菜のサラダ(ふのり:磯焼け問題)
②穴子とトマトの寒天寄せ(穴子:東日本最大の産地)
③太刀魚のわかめ焼き(太刀魚:温暖化で北上)
④金頭のあんかけ(金頭:未利用魚)
⑤鯨の立田揚げ(鯨:食文化)
⑥ムール貝のパン粉焼き(ムール貝:未利用魚)
⑦とろろ昆布&ひじきご飯(とろろ昆布:伝統技法)
⑧シャコの握り(シャコ:海の酸性化)
⑨ホヤとクリームチーズのパイ(ホヤ:宮城県民の誇り)
- 「宮城の海の今!」を体現する最高の魚貝類を使用
このお弁当で使用されている魚介類は、「温暖化の影響で最近水揚げされるようになった魚」や「未利用魚」、さらには「クジラ」や「ホヤ」といった、まさに宮城の海を体現する食材たちですが、それらは「石巻さかな女子部」部長の塩坂佳子さんが「宮城の海の豊かさを改めて感じてもらいたい」と考え、メンバーと一緒に石巻市は牡鹿半島、雄勝町、お隣の女川町と走り回って集めた最高の食材でもあります。
とりわけ調理法が確立していない未利用魚については、試作段階から試行錯誤を行い、その美味しさがダイレクトに伝わるよう考えられた結果、豪勢な全9種類のメニューが誕生しました。また、鮮度を落とすことなく食べてもらえるように、お弁当は「石巻さかな女子部」メンバーが、前日21時から当日朝9時にかけて、ひとつひとつ丁寧に手づくりしました。
- パッケージには「美味しく味わいながら学べる」工夫
ただ美味しさを知ってもらうだけでなく、「宮城の海でどういったことが起こっているか」ということに触れてもらうために、“味わいながら学べる“仕様のオリジナルパッケージを開発しました。
差込口「今、世界中の海でこんな問題が起きています」
- 想像以上の反響!飛ぶように売れていくお弁当
準備した100個のお弁当は、12時の販売開始から飛ぶように売れていき、わずか2時間で完売御礼となりました。購入したサポーターからは「最近スーパーで太刀魚を見かけるようになって、なんでだろうと思っていた(ので来た)」「パッケージの仕掛けが気になって来た」「ひとつずつ”なるほど!”と思いながら食べられるのがいい」といった感想が聞かれました。また、販売スタッフ宛には、後日「使う食材の多さ、見た目の美しさ、値段、味…こんなに美味しいお弁当、初めて食べました。説明文もわかりやすく、感心するばかり。購入できなかった友人も食べたかったと残念がっていました。」と、お褒めのお便りをいただきました。
- 参加者からの声
■石巻さかな女子部 部長:塩坂佳子さんのコメント |
初めてのことばかりでしたが、楽しんでできたことにホッとしました。お弁当を食べてからわざわざテントに来て「本当に手の込んだお弁当、ひとつひとつが美味しくて感動した。熊本から来てよかった」と言いに来てくださったご婦人がいました。これにはベガルタ仙台ファンの部員も「敵陣ながらあっぱれ」と感動!私達が大好きな海や魚、美味しいものを通じて日本中の人たちと話し、通じ合える、そんな機会がこれからも作れればいいなと思いました。 |
■石巻さかな女子部とは? |
2015年秋に発足。魚のおろし方をマスターし、魚食文化をおおいに楽しみたいという女性たちが集まり、勉強会にイベント出店、レシピ開発など、さまざまな活動を続けています。メンバーは、元パティシエや料理講師、会社員、看護師、主婦などバラエティに富んだ顔ぶれで、現在20名程が名を連ねています。 |
宮城海ごみなくし隊では、今後とも「きれいな宮城の海を守るため」の活動や、このお弁当のような「きれいな宮城の海からもたらされる恵みの普及・発信」活動を通じて、将来にわたる海洋環境美化の重要性を発信してまいります。
<団体概要>
団体名称:宮城海ごみプロジェクト実行委員会
URL:https://www.khb-tv.co.jp/s001/010/umi-gomi/
活動内容:海ごみを減らすための活動、情報発信による海ごみ問題の啓発
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環としてが2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/