沖縄県で「でじたる女子 オンライン自習室」開始。学習の習慣形成と環境づくりにより、リスキリング支援を強化

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オンラインのコミュニケーション課題をAIファシリテーションで解決していく株式会社HANATABA(本社:北九州市八幡西区、支社:沖縄県沖縄市、代表取締役社長:柴田啓祐)と、女性が自分らしく働く環境を作るため、女性テレワーカーの育成と全国の企業・自治体のデジタル化支援を行う株式会社MAIA(本社:東京都港区、代表取締役:月田 有香)は、沖縄県内で実施されている「でじたる女子プロジェクト」受講生向けに、オンライン自習室の提供を開始しました。

  • 働く女性のリスキリングを阻む2つの課題

「でじたる女子プロジェクト」では、e-Learningを通じてニーズの高いIT関連スキルの習得機会を提供しています。さまざまな地域でプロジェクトを展開する中で、受講生の学習において2つの課題が浮き彫りになりました。

課題1、学習時間の確保の難しさ

「でじたる女子プロジェクト」受講生には30-50代の子育て中の女性が多く、7割強が就労しています。学習は家事や子育て、仕事などの隙間時間で行っている方が多く、学習時間を確保することが非常に難しい状況があります。

課題2、学習の孤立によるモチベーション低下

プロジェクトではe-Learning学習をSlackによりサポートしていますが、不慣れな方は質問することにハードルを感じやすい状況があります。また同じように自主学習をする女性同士の出会いや、対面での交流の機会が少ないことから孤独を感じやすく、モチベーションの維持に課題を感じていました。

  • 学習習慣を形成し、交流によりモチベーション向上を目指す「オンライン自習室」

これらの課題の解決に協力するため、子供の自習をサポートしてきた、オンライン自習室支援ツール「どこでも自習室」を、沖縄県内の「でじたる女子プロジェクト」受講生向けにカスタマイズして提供を開始しました。

ポイント1、ポモドーロ学習法を活用した学習習慣の形成支援

「どこでも自習室」では、「25分勉強、5分休憩」を数回繰り返すポモドーロ学習法の考え方を取り入れています。タイマー管理を活用することで、学習リズムを安定させることが可能となります。

ポイント2,学習者が集まり、交流できる仕組みを整備

多くの学習者が集まる環境を作り、人間関係を築きやすくすることで、学習のモチベーションを高めます。さらに、ブレイクアウトルームに雑談部屋を設けて参加者同士の自然な交流を促すなど、休憩時間には学習者同士で交流できるコンテンツを提供します。交流コンテンツは運営側で変更可能なため、試行錯誤を重ねながら最適な形に進化させていきます。

  • 沖縄県内「でじたる女子プロジェクト」オンライン自習室 提供概要

今回、沖縄県内でMAIAが受託している各「でじたる女子プロジェクト」受講生向けに、合同のオンライン自習室の提供を行います。

<対象となるプロジェクト>
・沖縄市が開催する「沖縄市でじたる女子プロジェクト」 https://digital-women.maia.co.jp/okinawa/

・糸満市が開催する「糸満でじたる女子プロジェクト」 https://digital-women.maia.co.jp/itoman/

・一般財団法人 沖縄ITイノベーション戦略センター(略称ISCO)が開催する「ISCOでじたる女子プログラム」

 https://www.canva.com/design/DAFfMuHqYjY/APYLPGUk8PTRu3f-N_nD0Q/view?website#2:isco-4

上記のプロジェクト受講生は、無料でオンライン自習室を利用することが可能となります。

<オンライン自習室 提供概要>

・提供開始日時:2023年10月3日(火)より提供中

・利用可能者:上記3つのプロジェクト受講生

・利用方法:Zoom上で実施

  • オンライン自習室「どこでも自習室」について

「オンライン自習室」とは、自宅に居ながら学校や図書館、学習塾などの自習室の雰囲気をオンライン上に再現できる仕組みです。教育のオンライン化が進行する中で、ビデオ通話ツールであるZoom上に生徒が集合して自習を行うなど、さまざまな学習塾で自習室が運用されています。オンライン自習室があることで自宅でも時間を確保しやすく、学習が進みやすくなるなどのメリットがあります。

「どこでも自習室」について

株式会社HANATABAが提供する「どこでも自習室」は、オンライン自習室を提供する学習支援サービスとして、学習塾の塾生の自学習の推進をサポートしています。

<特徴>

・集中力向上:タイマー機能やAI学習検知などのツールを使用して、生徒が集中して学習できる環境を整えます。これにより、効率的な学習が可能になります。

・学習状況の把握:入退室記録確認やAI学習検知機能を利用して、塾運営者は生徒の学習状況をリアルタイムで把握できます。これにより、適切なサポートやフォローが行えます。

・オンライン環境の最適化:音声ガイド付きフリップを使用して、オンライン自習室の場を効果的に設計します。生徒は自習時間と休憩時間を適切に設定し、学習効果を最大化できます。

どこでも自習室

どこでも自習室|オンライン自習室支援ツール
「どこでも自習室」は、オンライン化に必要な機能を充実させた自習室提供サービスです。小規模の学習塾や家庭教師の先生でも簡単にオンライン自習室を運営することができます。

  • でじたる女子プロジェクトについて

「でじたる女子プロジェクト」では、e-Learningを通じてニーズの高いIT関連スキルの習得機会を提供しています。ITの仕事に取り組む上で大切なマインドセットやビジネススキルのトレーニングはもちろん、金融トレーニングなど幅広いプログラムをご用意しています。カリキュラム修了後は、就労支援を通して「自由な場所で、自由な時間に、スキルに応じた高単価な業務で」働いていただくことを目指しています。

でじたる女子プロジェクト

でじたる女子活躍推進コンソーシアム |でじたる女子活躍推進コンソーシアム-DX人材育成・就労支援事業(でじたる女子プロジェクト)
DX人材育成・就労支援事業(でじたる女子プロジェクト)

  • コメント

【沖縄市コメント】

地域の枠組みを超えた受講生同士の交流によってe-Larning学習の孤独感を減らし、メリハリのある学習によって知識の定着及びカリキュラム修了につながることを期待しています。

【糸満市コメント】

糸満でじたる女子プロジェクトも今年で2年目になり、現在2期生が学習を行っています。今年度のカリキュラムでは、昨年度よりさらにきめ細やかな支援を行っております。今回のオンライン自習室についても、他自治体等のでじたる女子プロジェクトの方と触れ合える、自主学習の場・コミュニケーションの場としてよりよい学習支援につながることと期待しております。

【ISCOコメント】

受講生は皆、仕事、子育て、家事など多忙な日常の中で、時間を見つけてe-Learningなどの課題に取り組んでいます。e-Learningの利点は、「いつでも」「好きな時に」学べることですが、逆に言えば、自己管理を工夫する必要があります。多忙な状況下において、時間を確保し学習に取り組むことは容易ではないと考えられます。そのため、今回はオンライン実習室を活用しました。 一定のスケジュールに従うことで、他の受講生と共に学習できる仕組みなので、時間配分がより簡便となると考えました。また、他の受講生との交流が、学習意欲の向上に寄与すると期待しています。今後も、受講生の声に耳を傾けつつ、より良い学習環境を提供しサポートしたいと考えています。

  • 会社概要

<株式会社HANATABAについて>

HANATABAは「テクノロジーの力でオンラインの場をあらゆる人に届ける」をミッションに掲げ、オンラインコミュニケーションの課題を解決する事業を展開しています。 オンライン時代をハッピーに暮らせる社会をIT・AIの力を活用しながら推進しています。

【本社所在地】〒806-0012 福岡県北九州市八幡西区陣山2-3-22

【支店所在地】〒904-0004 沖縄県沖縄市中央1丁目7−8

【設立】2020年1月

【代表者】 代表取締役社長 柴田 啓祐

【ホームページ】https://tender.party/company/

【事業内容】 オンラインビデオコミュニケーションシステムの開発・提供

<株式会社MAIAについて>

【本社所在地】東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16F

【設立】2017年11月

【代表者】代表取締役社長 月田 有香

【資本金】2,330万円

【ホームページ】https://www.maia.co.jp/

【事業内容】リスキリング・就労支援、地域活性化支援、ITコンサルティング

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