国産木材CLTを活用した福祉施設専用パターンモデル「木のIZANAI工法」の体験型ショールームが京都市伏見区にオープン

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株式会社コスト(本社:京都市、代表:中嶋一浩)は、国産材を用いたCLTパネルを福祉施設専用にパターンモデル化した新商品「木のIZANAI工法」をリリース。これに伴い、京都市伏見区に体験型のショールーム【SUMIZOME DE MARU】をオープンしました。
CLT工法の性能や、在来工法との違い、構造・設計・デザインへのこだわりを、よりリアルに感じ取っていただけるスペースです。完全予約制につき専任の担当者がご案内しますので、工期や予算に関することなども詳細な資料を交えてじっくりとご相談いただけます。

ショールーム予約
https://costizanai.com/reservation.html

◆木の香りが漂うショールーム【SUMIZOME DE MARU】

名前のとおり京都市伏見区 京阪本線 墨染駅の近くに位置する、出丸です。一歩足を踏みいれると、木の香りに癒される空間です。

CLT(Cross Laminated Timber)は欧米を中心にマンションや商業施設などの建築で普及している大判パネルのことで、「木のIZANAI工法」ではこのCLTを障がい者・高齢者福祉施設のユニット設計に準拠してパターンモデル化することに成功しました。遮熱・遮音・耐火・耐震に優れているうえ、工期・費用面でも合理的な木造建築工法となります。
ショールームには実際のCLTパターンモデルの住居空間を実物大で設置しており、CLT工法ならではの木の温かみも体感していただけます。木が”いざなう”サスティナブル社会の実現と福祉施設のための快適・安全・安心な住空間。これからの福祉施設の”つくり方”が分かるショールームです。

 

 

◆IZANAIの分解模型や構造模型も展示

「木のIZANAI工法」のパターンモデルは、TYPE1とTYPE2の2種類。TYPE1が障がい者向けのグループホーム(1ユニット6人計12人)で、木造CLT工法地上2階建、延べ床面積341平米。TYPE2が高齢者向けグループホーム(1ユニット9人計18人)で、木造CLT工法地上2階建、延べ床面積476平米。すでに二つの社会福祉法人によりそれぞれのタイプでグループホームを建築しました。
ショールームでは、これまでの従来工法による福祉施設建築と何が違うのか?メリットはあるのか?工期や予算はどうなるのか?などの疑問点について、分解模型や構造模型をはじめ、映像解説、数字で示した詳細資料などをご覧いただきながら丁寧に解説させていただきます。

◆自由に視聴できる豊富な動画コンテンツを用意

ショールームは4つのエリアに分かれており、それぞれのテーマで展示しております。各ブースごとにQRコードを活用した展示がありますので、ご来場いただいた方にはiPadをお渡しして、自由に動画コンテンツにアクセスし、心地よい空間で視聴していただきます。
動画コンテンツは画像やイラスト、音声なども交えた解説によって「木のIZANAI工法」の合理性や安全性への理解を深めてもらえるだけでなく、「木造福祉施設の挑戦とその進化への誘い」「CLTの可能性は日本の林業に未来を描く」といった業界全体の課題や未来への展望などを交えて株式会社コストのこれまでとこれからの取組みを発信しております。
またショールーム内では、CLTを使った福祉施設専用設計の家具もご覧いただけます。

◆IZANAIはこれからの福祉施設のあり方にフィットする設計

福祉施設専用の平面・設備計画
■ユニバーサルデザインに基づいたわかりやすい平面計画
■安心安全に暮らせる計画
■共同生活室 食堂 を中心に各個室を配置し、一体感の感じられる計画
■死角をできる限り無くした計画
■適正な規模とすることでできる限り無駄を省いた計画
■修繕などに配慮し汎用機器を使用した計画
■感染症 対策 空気清浄機・手洗器等 を配慮した計画
■災害、防犯、防災など安心安全に配慮した計画

「木のIZANAI工法」ホームページ
https://costizanai.com/

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