ストラドビジョン、第5回名古屋オートモーティブワールドに出展

この記事は約7分で読めます。
物体画像認識AIソフトウェア『SVNet』を提供するSTRADVISION(韓国ソウル市、CEO キム・ジュナン、以下、ストラドビジョン)は、10月26日から28日まで開催される中部地域最大級の『第5回名古屋オートモーティブワールド』に出展いたします。

本展示会は、EV(電気自動車)、カーエレクトロニクス、自動運転技術、コネクテッドカー部品加工や軽量化など、自動車業界における先端テーマの最新技術が一堂に出展する中日本最大級の展示会です。

物体認識AIソフトウェアSVNetによる物体検知イメージ物体認識AIソフトウェアSVNetによる物体検知イメージ

■元Google Research、Waymoの完全自動運転開発者CTOも来日
今年10月CTOに就任したシム・ジャックは、ソウル国立大学理工学部卒業、ペンシルバニア大学コンピュータ情報科学部修士課程修了、学生時代には競技プログラミングに挑戦し、複数の国内大会で上位に入賞、ACM ICPC world finalsやInternational Olympiad in Informatics(IOI)などの国際大会に韓国代表チームとしての経験があります。
Google ResearchとWaymoのソフトウェアエンジニアリング分野においては、10年以上の経験があり、さまざまな活動を通じて学術界にも貢献しています。Google在職時は、大規模なビジュアルコーパスプロジェクトチームにおいて、より緻密な物体認識機能の技術開発を行い、構築されたビジョンモデルやサービスは、マップ、Gmail、写真、ドライブ、広告、Cloud Vision API、検索などGoogleの主要製品に統合され、画像上の物体がより緻密に検知されることを可能にしました。

Waymo在籍中は、Waymo Via(自律走行トラック製品群)のプランナーチームにおいて、人間のような自我を持つトラジェクトリー機能のあるMLモデル開発を担当。さらに、Computer Vision Conference (CVPR、ECCV、ICCV) では多数の論文を発表し、ワークショップオーガナイザーとしても貢献、深層学習による視覚特徴量や応用分野における世界有数の専門家でもあります。彼のチームが開発したパブリックデータセット(Google Landmarks)は、シムが共同主催をしたカンファレンスのワークショップとして活用され、視覚認識分野全体のベンチマークの1つとして確立しています。
今後の技術開発ロードマップやSVNet採用に向けた開発強化、開発体制などについてインタビューが可能です。詳細は、当社広報にお問い合わせください。

■主な展示内容(ストラドビジョンブース: 小間番号 9-33)
今回の出展ブースでは、カメラから得た映像データから、快適で安全な運転を実現する最先端の運転補助システムである拡張現実ヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)向けの物体認識技術や、 自分の位置や姿勢、周辺の物体の位置情報を三次元で把握する技術であるVSLAM(Visual Simultaneous Localization and Mapping)車両が自ら駐車スペースまで運転し、呼び出されると自ら戻ってくるAVP(Automated Valet Parking)および、ドライバーの介在の有無にかかわらず自動的に駐車を支援するAPA(Advanced Parking Assist)などを紹介します。
 

ARヘッドアップディスプレイのコンセプトイメージARヘッドアップディスプレイのコンセプトイメージ

ご来場の際は下記のURL、第5回名古屋オートモーティブワールド車の先端技術展公式サイトより登録をいただきお越しください。資料提供やセミナー開催をいたします。
https://www.automotiveworld.jp/nagoya/ja-jp.html

■当日のセミナー概要
ストラドビジョンはこの10月にコーポレート・アイデンティティを刷新、今回の第5回名古屋オートモーティブワールド出展で、新ブランディングに伴う当社の新しい企業理念とSVNetソフトウェアの採用先拡大による社会課題の解決の展望をご紹介いたします。
セミナーでは、ストラドビジョン日本支社ゼネラルマネージャー佐藤寿洋や技術アドバイザー星泰彦、韓国本社よりCTOシム・ジャックおよび、事業開発責任者デレック・ユンなどが登壇いたします。

【セミナー内容】
・ストラドビジョンの概要と市場動向
・SVNetとAIビジョンテクノロジーにおける最新技術解説と市場展望
・リブランディングにより再編成された、顧客ニーズに応じて性能変更可能な4つの製品ラインナップ紹介:
 ProDriver(安全性能を提供)、ParkAgent(先進パーキングソリューション)、ImmersiView(実世界を忠実
 に映し出すビジョンポジショニング)、CompliKit(完全スイート)

現在、ストラドビジョンの売上の大半は、自動車産業におけるADASおよびADソフトウェアから生み出されています。2022年6月現在、559,967台の自動車にSVNetが搭載されており、SVNetソフトウェアを使用して開発されているOEMは13社、50車種以上にのぼります。10年以内に年間生産台数の50%に導入することを販売目標に掲げています。

■世界中で採用の物体認識AIソフトウェア『SVNet』
SVNetは、ADASと自動運転車両向けの物体認識を強化するソフトウェアです。クアルコムやテキサス・インスツルメンツ、ルネサス、NVIDIAなど14以上のプラットフォームに対応。過酷な気象状況や周囲の明かりが乏しい場合でも、車両や車線、歩行者、動物、空き地、交通標識、信号機などの対象物を正確に検出・識別できます。また、SVNetは、TDA2x、R-car V3H、V3M、H3で初めてディープラーニングベースの物体検出ソフトウェアを実装したニュートラルネットワークモデルです。現在は、Snapdragon Ride、Orin、Jacinto、R-carシリーズ、Ambarella CVシリーズ全体へも提供しています。
ストラドビジョンの他の製品として、マンパワー、コスト、エラーを大幅に削減することが期待できるSVNet Toolsがあります。

■ストラドビジョンについて
2014年に設立されたストラドビジョンは、ADAS向けの画像処理AI技術のパイオニアです。現代自動車やLGエレクトロニクス、IDG Capital、アイシングループなどからの出資を受け、ソウル、サンノゼ、デトロイト近郊、東京、上海、フリードリヒスハーフェン、デュッセルドルフに拠点を構え、データアルゴリズムのエンジニアをはじめとする300名以上のチームによって、完全自動運転の実現を促進すべく事業を展開しています。
2020年には、ルネサス主催『R-Carコンソーシアム』のプロアクティブパートナープログラムにも選出され、『Autonomous Vehicle Technology ACES Award in Autonomy(ソフトウェア部門)』も受賞しています。さらに、2021年および2022年には、オートセンスアワード(AutoSens Award)オブジェクト認識部門最高賞を受賞、他にも、2020 AVT ACES自律走行車両革新賞を受賞するなど業界専門家を通じて技術力を認めています。なお、ストラドビジョンのソフトウェアは、品質マネジメントシステムのISO 9001:2015および自動車機能安全のISO 26262の認証を取得しています。
日本市場においては、2020年8月には大手システムオンチップ(SoC)ソリューション企業である株式会社ソシオネクストと、日本市場へSVNetの供給を拡大するため、協業契約を締結しています。

代表者:CEO / Ph.D & CFA 金埈焕(キム・ジュナン)
韓国本社:363, Gangnam-daero, Seocho-gu, Seoul, 06621, Republic of Korea
StradVision Technology USA Inc.: 3003 N 1st St #234, San Jose, CA 95134
ネットワーク:韓国、日本、中国、ドイツ、アメリカ
URL:https://www.stradvision.com/

■一般・法人の方からのお問い合わせ
ストラドビジョン株式会社
東京都新宿区西新宿8-14-18
03-6279-1053(代表)
toshihiro.sato@stradvision.com
お問い合わせ:https://stradvision.com/ja/contact-ja/

 

タイトルとURLをコピーしました