第二管区海上保安本部管内における霧海難防止活動への協力に関して、事業所等団体へ感謝状が贈呈されるのは今回が初めてとなります。
JOGMECは国からの委託を受け、むつ小川原国家石油備蓄基地の操業管理を行うとともに、基地の操業をむつ小川原石油備蓄株式会社(六ヶ所事業所)に委託し、協働して同基地を管理運営しています。
同基地が所在する東北太平洋沿岸は、初夏から夏にかけて霧が多発するシーズンとなり、霧による視界不良のため、船舶の「衝突」や「乗揚げ」などの海難の危険性が高くなることから、東北六県を管轄する第二管区海上保安本部では例年「霧海難防止活動」を実施しています。
同活動では、東北太平洋沿岸の主要な岬付近及び各港付近における霧発生情報を、沖合を航行する船舶に提供しているところ、同基地では第二管区海上保安本部からの協力依頼を受け、2008年以降、15年間にわたり、むつ小川原港付近における霧の発生状況を観測・提供し、東北地方太平洋北部海域の航行船舶の安全確保に貢献してまいりました。
今般、同基地の多年の協力に対して、2022年10月13日、第二管区海上保安本部長より感謝状が贈呈されました。
なお、第二管区海上保安本部管内における霧海難防止活動への協力に関して、事業所等団体への感謝状の贈呈は今回が初めてとなります。
むつ小川原国家石油備蓄基地では、感謝状を励みに引き続き霧海難防止活動に協力していくとともに、さらなる安全操業に努めてまいります。
【むつ小川原国家石油備蓄基地の概要】
同基地は昭和60(1985)年9月に完成した、わが国で最初の国家石油備蓄基地です。貯蔵基地内に51基の原油タンクを有しており、備蓄施設容量は約570万キロリットルです。
むつ小川原国家石油備蓄基地(JOGMECウェブサイト)
(URL)https://www.jogmec.go.jp/about/domestic_007-02.html
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