佛國寺『愛子大仏』落成20周年記念法要 開催レポート

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宮城県仙台市、佛國寺(宮城県仙台市青葉区芋沢字大竹原49-1)は『愛子大仏(あやしだいぶつ)』の落成20周年を記念して、『愛子大仏』落成20周年記念法要を開催いたしました。

記念法要では、約16メートル、日本最大級の高さを誇る『愛子大仏』を背景に、センダイガールズプロレスリングによる奉納女子プロレスを開催。女性・こどもの支援を行う、任意団体mia forza(ミアフォルツァ)・一般社団法人COM’S(コムズ)・DiyCE協力の下、チャリティイベントを開催しました。

記念法要の会場には、約200名が来場し、リング上で繰り広げられた迫力のある奉納女子プロレスを楽しみました。

また、佛國寺の駐車場では、キッチンカーやテントの飲食店舗が出店し、スパイスカレーやクレープ・ドリンクが販売され、子供連れなどのお客様を中心に賑わいました。
 

  • 記念法要の様子

愛子大仏前では、記念法要が執り行われました。20周年記念法要を一目見ようと多くの方が訪れ、愛子大仏の落成20周年を見物していました。

記念法要の最後には、極楽浄土の風景が描かれた散花(さんげ)が撒かれました。

 

  • 奉納女子プロレスの様子

愛子大仏の落成20周年を記念して、開催された奉納女子プロレスでは地元仙台で活躍する、女子プロレス団体『センダイガールズプロレスリング』が、愛子大仏を背景に迫力のある試合を展開しました。

選手らの熱い戦いに、会場からは大きな拍手や歓声が上がりました。時折、観客からは笑い声も上がり、大仏を背景に繰り広げられる女子プロレスを楽しんでいました。

<対戦カード>
1試合目 岡 優里佳 VS 岩田美香(WIN)
2試合目 谷もも VS DASH・チサコ(WIN)
3試合目 愛海&水波綾 VS 橋本千紘(WIN) &優宇
 

 

  • オープニングアクトの様子

奉納女子プロレスの試合前には、オープニングアクトが実施されました。当日出席予定だったアイドルが欠席となったため、急遽「ナムー」というユニットを結成し、住職自らが3曲を披露。観客の手拍子と共に、会場は一体感に包まれました。

 

  • チャリティイベントの様子

任意団体mia forza(ミアフォルツァ)・一般社団法人COM’S(コムズ)・DiyCE協力の下、チャリティイベントも開催されました。

チャリティイベントでは、就労支援施設『一般社団法人COM’S(コムズ) 』と『DiyCE』の協力の下作成された、Tシャツ3種とステッカー2種が販売されました。胸元に「ナムー」と描かれたTシャツ(3,300円)は、すべて完売と大人気でした。

また、本イベントで販売された、商品の売り上げの一部は、宮城県内のシングルマザーと一人親世帯に寄付されます。

 

  • 出店の様子

佛國寺の駐車場には、スパイスカレーやクレープなどのキッチンカーや、テント4店舗が出店し、賑わいを見せました。

 

  • 20周年限定 御朱印

20周年限定の御朱印は、愛子大仏という名前からハートをモチーフにし、愛が伝わるようなかわいく親しみやすいデザインとなっていました。

 

  • 佛國寺のご紹介

佛國寺は、JR仙台駅から西に約10km、JR愛子駅北側の高台にあります。もともとはお寺を持たず、仙台市内で長年にわたり辻説法や托鉢を続けていた東和聖林大和尚が、そこで得た浄財をもとに、小さな伽藍を建てたのがはじまりです。

東和師は、浄財を施してくださった方々に恩返しをしたいと、永代供養料無料で墓地の募集を開始しました。
前例のない試みは大きな反響を呼び、数回にわたって区画を拡張し、現在では4,000坪の墓域を有するまで広がっております。
 

  • 記念法要・チャリティイベント実施の背景

仙台市には約1万6000人のシングルマザーが暮らしているといわれています。また、宮城県内の男女賃金格差は47都道府県中、7番目に大きいのが現実です。しかし、シングルマザーや一人親世帯が仕事を探そうとしても、こどもが病気の際は休まなければならない等、様々な理由で正規雇用に就くのが困難な状況が続いています。宮城県内の女性やこどもの困窮が加速していると実感しています。

このような現実を、ニュース等を通して見て聞くにつれ、ひとり親世帯の支援をしたいと決心しました。声をあげたくてもあげられない、助けを求めたくても、求め方が分からない人が沢山います。そういった人たちに、この活動を気づいてもらえるように発信し続け、「孤独な人が孤独にならないように、孤独な人を孤立させないように」宗教者として関わっていきたいと思います。
 

  • 佛國寺の取り組みについて~住職のコメント~

佛國寺では、DXからはじまりSDGsまで、様々な取り組みをおこなっています。そこに、話題性を乗せることで、良い行いは自寺内だけで情報ををとどめず、正確な情報をアウトプットをして、「地域や困っている人の助けになりたい」と考えております。

今回プロレスやキッチンカーの誘致も、その考えの下、企画が生まれました。

佛國寺が取り組む活動の一部をご紹介します。

〈GX・DX〉
環境配慮の観点から、パンフレットなどをWEB上で公開し、QRコードでアクセス可能にすることにより、極力、紙の消費を抑え、環境にやさしいお寺を目指しています。

〈SDGs〉
佛國寺では、ジェンダー平等への取り組みを強化しております。具体的には、性別に関わらず、パートナーと共にお墓に入れるサービスを展開しています。

 

  • 東北から全国の中小企業のSDGsを推進

~株式会社フォーバル 東北支社長 松下伸一氏~
佛國寺さんには、もともとHP制作を支援させていただいていました。
その活動の中で、住職と会話をするうちに、「トランスジェンダーの方の永代供養を進めていきたい」と相談を頂いたのが始まりです。お話しをいただいた際に、GXやDXを支援するフォーバルとして、SDGsを柱とした佛國寺さんの取り組みを支援していきたいと決意しました。今後、東北支社が先陣を切り、東北6県の中小企業に対してSDGsの推進支援し、全国を牽引していける存在になりたいと考えています。

 

〈本件に関するお問い合わせ先〉
佛國寺愛子大仏20周年記念法要 広報事務局:㈱レターズ内
担当:新貝(しんがい)・田中(たなか)
TEL:080-1766-0817(新貝携帯)
MAIL:pr-bukkokuji@letters.co.jp

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