- 調理技術コンクール(通称:グルメピック)とは?
調理師学校の学生・生徒が、学校で学んだ調理技術を競う大会です。調理師学校生の調理技術の向上に寄与し、社会で活躍できる人材を輩出することを目指しています。1986年(昭和61)から毎年2月に開催しています。
選手は日本・西洋・中国料理部門のいずれかを選びエントリーします。
前回大会は、より多くの学生・生徒が学校で培った力を発揮できるよう課題を見直し、全国大会の競技内容を自由課題から統一課題に変更しました。地区大会は一部を除き対面で実施したものの、全国大会はコロナウイルス第6波の影響によりオンラインでの開催となり、課題は1作品のみでした。
今回の第38回大会は、地区大会も全国大会も原則対面で実施する予定です。全国大会は統一課題2作品を課し、味見審査も実施します。
■地区大会 2022年10月22日(土)~ 11月19日(土)
・出場者:
日本・西洋・中国の3料理部門のいずれかを選択し、学内選抜を経た者
(1校各部門1人ずつ計3人まで出場可)
・競技内容:基本課題の調理
・審査内容:出来上がった作品を審査する
・審査委員:各地区の調理師学校の実習担当教員等
・日程、場所:
※地区の分け方は、協会サイト「全国の学校一覧」https://www.jatcc.or.jp/for_students/school_list/でご確認ください。地区大会出場校を知りたい場合は、会場校へお問い合わせください。
■ 全国大会 2023年2月22日(水)
・作業会場:武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区南池袋3-12-5)
・表彰式会場:調整中
・出場者:
地区大会通過者計53人(日本料理部門20人、西洋料理部門20人、中国料理部門13人) ※予定
・競技内容:
応用課題の調理 [部門ごとに統一課題2作品]
・審査委員:
著名なシェフ及び調理師学校の教員等
・賞:
内閣総理大臣賞、衆議院議長賞、参議院議長賞、後援省庁の大臣賞等
- 第38回大会概要
名称:
第38回調理師養成施設調理技術コンクール
出場対象者:
全国の調理師学校(275校)に在籍する卒業見込み者約13,000人(校長の推薦を受けた者)
主催:
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
後援:
厚生労働省、文部科学省、農林水産省、国土交通省観光庁及び調理関係15団体
■公益社団法人 全国調理師養成施設協会とは?
1973年(昭和48)設立。全国210校の調理師養成施設(いわゆる調理師学校)を会員とし、質の高い調理師の養成に力を注いでいる。主な事業は当大会の運営をはじめ、教材の出版、「調理技術教育学会」、食育普及活動等。
調理師養成教育は、専修学校をはじめとして、高等学校、各種学校、短期大学等さまざまな学校群・教育課程で展開されている。