連携協定の概要
Yanekaraが開発する太陽光パネルから効率的に電動車に充電する充放電器「YaneBox」の社会実装を共同で推進します。市の施設に「YaneBox」を設置し、太陽光発電からEVに充電する際の効率の評価と、電力市場価格に連動したEV充放電制御の経済性評価を行います。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、再生可能エネルギーと電気自動車(EV)の導入が加速しています。しかし、足元では電力需給の逼迫という課題が発生しており、再エネとEVを電力系統に負担をかけずに導入するためのソリューションが求められています。
Yanekaraは、EVを屋根置きの太陽光発電から直接・直流で充電できる充放電器「YaneBox」と、EVを群制御するクラウドシステムを開発しました。昼間は太陽光でEVを充電し、需給逼迫時にはEVを放電させます。この制御は、地域の電力会社の電力調達コストを低減するだけでなく、社会全体の再エネの導入促進、及び電力需給逼迫の解消にも繋がります。
Yanekaraは、日本で最もEVシフトに積極的な自治体の一つである北九州市と連携し、再エネ 100%電力、電動車等への切替、効率的なエネルギーマネジメントシステムの構築などの、グリーン成長に向けた取り組みを加速します。
会社概要
株式会社Yanekara
代表者 :代表取締役 松藤 圭亮
設立 :2020年6月
事業内容:
東京大学発スタートアップで、EVを用いて電力需給バランスの安定化を図る次世代型V2Xプラットフォームを開発。これまでに東京大学協創プラットフォーム開発株式会社によるアクセラレーションプログラム「東大IPC 1st Round」や、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のNEDO Entrepreneurs Program(NEP)、新エネルギー補助金フェーズBなどの支援事業に採択。また、代表の松藤は、独立行政法人情報処理推進機構が実施する人材育成事業「2020年度未踏アドバンスト事業」に採択され育成支援を受けております。
ホームページ: https://yanekara.jp/
《 本件に関するお問合せ先 》
株式会社Yanekara 広報担当
e-mail: info@yanekara.jp
以 上