FCMトラベルが東京オフィスを開設し、アジア地域全体の経験とノウハウ、業務能力を強化

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2022年6月1日 シンガポール発 世界最大級のトラベル・マネジメント・カンパニー(TMC、出張管理会社)であるFCMトラベル( https://www.fcmtravel.com/en )は、日本へのビジネストラベル・サービスの提供について10年の節目を成功裏に迎え、このたびアジアにおける事業をさらに強化するため、専任のコンサルタントチームが常駐する東京オフィスを新たに開設したことを発表しました。これまでFCMは日本のパートナー代理店を通じて国内外数々の大手クライアントを支援してきましたが、今回の直接市場展開戦略への投資により、お客様はFCMの革新的なプラットフォームを含む新たなテクノロジーへの当社のコミットメントによる恩恵を享受し続けることができます。

FCMのアジア担当マネージングディレクターであるバートラン・サイエ(Bertrand Saillet)は、お客様からのさまざまなニーズの高まり、また日本市場におけるビジネス開発の大きな機会を認識した結果、日本での事業拡大を決定したことを説明しました。 
「ビジネストラベルにおいて、日本は間違いなくエキサイティングでダイナミックな市場です。既存のお客様からの需要が高いだけでなく、アジア地域全体を通じて見込み客の皆様もTMCのサポートに対して強い関心を示しています。このような成長のポテンシャルを最大活用しながら勢いに乗るため、日本チームに国内の優秀な人材を迎えながら日本における確固とした地歩を固められたことを嬉しく思います」 

さらに彼は、一定のペースで出張が増えている一方で出張者にとって新たな課題や優先すべきことが出現している状況を踏まえ、今回の東京オフィス開設は絶好のタイミングであると付け加えました。「ここ数カ月にわたりアジア諸国が徐々に渡航者を受け入れ始めている状況を背景に、当然の流れとして失われた時間の埋め合わせをしたいと考えている企業の出張に対する需要は高まっており、私たちはこの状況に対応しなければなりません。このため、私たちはあらためてお客様のニーズに焦点を当てて優先付けを行い、どうすれば卓越した出張体験を提供できるのか、その方法を特定することに取り組んできました」 
FCMが日本で事業を開始( https://www.fcmtravel.com/ja-jp )し追加投資を行うことで、お客様はFCMならではの特徴である柔軟性、またグローバルな「FCMプラットフォーム」の利用を通じた一貫したユーザーエクスペリエンス(UX)を基盤とした、ローカル市場向けにデザインされた新たなソリューションを活用できるようになります。これは、日本のような市場にとっては特に重要で、ローカル市場の出張者の要望を満たしながら、出張管理者はより一貫性のあるプログラムを利用できるようになります。
FCM トラベル ジャパンのゼネラル・マネージャーである白石憲一は、同社が市場のギャップを埋められるいくつかの分野を明確にしました。 
「当社は、2方向の戦略的アプローチを進めています。まずは、リーチを広げるために全国を通じた市場への直接エンゲージメントを増やすことです。そして、これと同時に日本で事業を展開しているグローバル企業にもビジネスチャンスを広げていきます。 
多くの企業が対面でのやり取りを再開することでビジネスの堅調な成長を促進できると考えていますが、その一方でコスト削減が比較的抑え気味になる中、テクノロジーやサービスの利用におけるリスク管理および運用改善にこれまで以上に重点を置いています」 

日本は世界第4位の規模を誇るビジネストラベル市場ですが、FCM トラベル ジャパンが実施した調査ではまだ大きな事業展開の伸びしろがあります。現在TMCを利用している日本の企業は15%にも満たず、ほとんどの出張は社内で管理されています。 
このような状況に対して、調査に回答した現在TMCを利用していない出張管理者818人のうち88%が、出張手配のデジタル化を進めることが急務であると回答しています。また、81%がリスク管理を重視する姿勢も浮き彫りになり、適切な資格を有する会社指定の代理店を通じてより簡単かつ安全に出張を手配すべきであると回答しています。
TMCのトラベル支援について、同調査で明らかになった企業が出張手配で重視する上位の項目は以下のとおりです。

  • (日本式の)細かい部分の配慮とおもてなし
  • あらゆる問題について、タイムリーな問題解決
  • 任意のツールを統合できる柔軟でオープンなプラットフォームソリューション
  • 利用者がモバイル機器とデスクトップ間で一貫して同じ機能を使用できるオムニチャネル機能
  • 緊急時における正確な情報へのリアルタイムアクセス ― 大きな安心感を持つことができ、その分の時間をビジネスに集中することが可能
  • 出張のプロセスと手配のすべてを外注のTMCに委譲できる環境

「今、日本の企業にとってリスクの報告と柔軟なIT機能の要件としての重要度が高まっていますが、優先リストのトップに挙げられているのは、出張のさまざまなニーズをローカルで満たすことです。日本特有の慣習など他の国々とは文化差が大きい市場として、当社は東京を拠点に年中無休の24時間体制で稼働するカスタマーサクセス・チームを通じて、日本語によるサポートを基盤にしたサービス提供ソリューションへのニーズを満たすとともに、国内パートナー様とのコラボレーションを通じて、日本国内の航空および陸上交通に対する高い需要にお応えします」と白石は締めくくります。

FCMについて
画期的なもう一つの選択肢

FCMは、世界100カ国以上で24/7体制でサービスを提供している世界最大級のトラベル・マネジメント・カンパニー(TMC)です。多くの有名ブランドやフォーチュン100企業およびFTSE 100企業をはじめとする国内外の何千社もの企業から厚い信頼を寄せられているFCMは、機動性に優れた柔軟なトラベルテクノロジー・プラットフォームを通じてお客様のニーズを予測してそれらを満たし、さらに一人一人に合わせた究極の出張体験の一部として、エキスパートチームが渡航先についての深い知識や救護サポートを提供します。オーストラリア証券取引所(ASX)上場企業であるフライトセンター・トラベル・グループ(FCTG)の主力出張ビジネス部門であるFCMは、お客様に最も有利となるように交渉を進めるプロであり、世界最大級の航空券、ホテル、陸上交通のネットワークを通じてFCMならではのユニークで最もお得な旅行サービスを提供します。先頃FCMトラベルは、お客様に合わせてカスタマイズした“この種では初”のエンドツーエンドのユーザーエクスペリエンス(UX)を提供する、新しいオムニチャネルプラットフォームを発表しました。この「FCMプラットフォーム」は、2022年より新たなお客様を対象に提供開始予定です。FCMの詳細は( https://www.fcmtravel.com/ja-jp )をご覧ください。

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