※事業者:ゴディバ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジェローム・シュシャン)
- 当社の取り組み
沖縄県の伝統・文化の継承、そしてSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けて、首里城の廃赤瓦の活用や白化サンゴ、廃ガラスなどをアップサイクルした装飾を各所に施した店舗をプロデュースしました。中でも同城の廃赤瓦を装飾に取り入れたことが評価され、株式会社スペースは沖縄県の「首里城復興応援事業者」に採択されました。それに伴い、首里城復興を祈願する木曳(こびき)式など同県の伝統行事への参加も決まっております。このほかにも県内商業施設と連携したビーチクリーン活動の企画・運営を予定するなど、今後も沖縄県が誇る伝統・文化の継承と発信、環境保全の推進に努めてまいります。(※「おきなわSDGsパートナー」に登録申請中)
以下、ゴディバ リウボウ店の詳細について。
- 首里城赤瓦を装飾に取り入れ、同城の原風景を再現
首里城の再建に想いを寄せ、その保存とともに歴史を国内外に周知するべく、ショーケースの土台を同城の廃赤瓦で装飾しました。極力当時の瓦の姿を残し、葺き方を倣うことで、同城の原風景を再現することを目指しました。
- 沖縄県産赤瓦と白化サンゴをアップサイクル
廃屋から回収した沖縄県産赤瓦と、温暖化などの影響により白化したサンゴをそれぞれ粉砕して作った左官材を積層状に塗り重ね、ショーケースの土台を装飾しました。県産赤瓦の持つ強度や湿度管理の機能性と見た目の美しさ、サンゴ保護の訴求を両立しました。
- 沖縄県工芸士とともに琉球ガラス文化を継承
戦後の資源不足の中、空き瓶などを再利用して始まった琉球ガラスのストーリーを受け継ぎ、今回は廃棄された車の窓ガラスを再利用しました。沖縄県工芸士※と連携し、琉球ガラスならではの色彩や気泡を活かした沖縄の海を連想させるガラスアートで、壁面を彩りました。
※県内で伝統工芸製品等の製造に直接従事して、高度の技術、技法を保持し、かつ後継者の指導・育成等に協力できる者(沖縄県HPより)
- 当社クリエイティブディレクター・鹿島 大雅(かじま・たいが)のコメント
令和首里城復興のテーマである“見える復興”に共感し、同店舗の内装では“触る復興”を表現しました。一日も早い復興を祈り、首里城の再建・復興に励む皆様の想いを、店舗に込めました。これからも、沖縄をはじめとした各地域で、その地の伝統・文化を店舗に取り込み、それらを未来に引き継ぐことで、長く愛されるお店づくりを行ってまいります。
- 店舗概要
店舗名:ゴディバ リウボウ店
所在地:沖縄県那覇市久茂地1-1-1 1F
リニューアルオープン日:2022年10月28日(金)
- 会社概要
商空間プロデュース企業として、お客様の経営理念や事業戦略に基づき「なぜその空間が必要なのか」という目的から共に考えます。これまで培ってきた空間づくりの力を最大限に活かしながらも、社外のプロフェッショナルを巻き込み、従来の考え方にとらわれない最良のチームで空間の可能性を追求します。「明日が、笑顔になる空間を。」というスローガンのもと、社会性と事業性を両立させ、そこを訪れる人や暮らす人の思い出となるような場所を創造し続けます。
会社名:株式会社スペース
代表者:代表取締役社長 佐々木 靖浩
本社所在地:東京都中央区日本橋人形町3-9-4
TEL:03-3669-4008(代表)
上場:東京証券取引所プライム市場(証券コード:9622)
事業内容:商業施設・文化施設・娯楽施設・イベント空間の企画・コンサルティング・設計・監理および施工
URL:https://www.space-tokyo.co.jp/