2022年度全能連顕彰でTKC全国会が表彰

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 TKC全国会(会長:坂本孝司/事務局:東京都新宿区)が全日本能率連盟登録資格である「巡回監査士」および「巡回監査士補」の資格取得の推進・制度の普及・発展に貢献したとして、9月28日に開かれた2022年度全能連顕彰式(アルカディア市ヶ谷)において、表彰されたことをお知らせいたします。

この資格は、主に税理士事務所及び税理士法人に勤務する職員を対象とした資格で、事務所職員の育成及びその資質向上を図ることを目的としています。令和4年6月30日現在、巡回監査士4,142名、巡回監査士補10,399名、計14,541名となっています。
TKC全国会は「巡回監査士」資格の更なる普及に努め、その目的である「税理士事務所・税理士法人の業務品質と経営効率の向上のため、顧問先企業の経営指導を担う事務所職員の育成及びその資質の向上」を図ってまいります。

 

写真左は、TKC全国会  塩倉宏 税理士。右は、公益社団法人全日本能率連盟 鈴木亨 会長写真左は、TKC全国会 塩倉宏 税理士。右は、公益社団法人全日本能率連盟 鈴木亨 会長

1.取り組みの概要
 TKC全国会中央研修所の巡回監査士制度・普及小委員会の委員長である塩倉宏税理士は、全日本能率連携登録資格である巡回監査士(認証番号第129号)および巡回監査士補(認証番号133号)の資格取得の推進、制度の普及・発展に努めました。昨年度から「オンライン方式」による試験を導入するなど、その功績は著しく、資格取得のための受験者数および資格取得者は年々増加しています。

2.「巡回監査士」制度とは
 税理士事務所・税理士法人の業務品質と経営効率の向上のため、顧問先企業の経営指導を担う事務所職員の育成及びその資質の向上を目的として、TKC全国会中央研修所(以下「本会」と称する)が企画する「巡回監査士」の育成に係る資格認定制度です。
 本会は、税理士事務所・税理士法人における巡回監査体制及び書面添付推進体制の構築に必要な知識及び技能について、職務能力の水準を確保し、その社会的信頼を定着させるため、巡回監査担当職員の巡回監査能力を客観的に判定しうる資格認定試験を行っています。

◆巡回監査士及び巡回監査士補資格のご案内
https://www.tkc.jp/tkcnf/jyunkaikansashi/

巡回監査士認定証巡回監査士認定証

3.巡回監査とは
 関与先を毎月及び期末決算時に巡回し、会計資料並びに会計記録の適法性、正確性及び適時性を確保するため、会計事実の真実性、実在性、網羅性を確かめ、かつ指導することである。
 巡回監査においては、経営方針の健全性の吟味に努めるものとする。
 巡回監査は、毎月行う月次巡回監査と期末決算時に行う決算巡回監査とに分けられる。

4.全能連顕彰とは
公益社団法人全日本能率連盟の会員団体に属する方の中から、
(1)長年にわたり経営管理の技術研究・指導・普及等に尽力し 経営の科学化推進に功績を挙げた方(顕彰)
または
(2)会員団体の業務に精励し 団体の発展に著しく貢献した方(表彰)を表彰する制度です。
業界全体で表彰し祝福することで、我が国の経営管理理論や技術の普及向上、斯界の健全な発展に寄与することを目的としています。

◆2022年度全能連顕彰について
https://www.zen-noh-ren.or.jp/event/5740/

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