50冊のエッセンスを著者のノート体験を軸に1冊に集約。イラストも多数で、読みやすい本になっています!
★あらゆるノート本、メモ本を試した著者が勧める「ノート術」とは!?
ノート術やメモ術の本は元々定期的にヒット作を生み出し続けている定番の分野であるが、それらを網羅的にまとめた「大全」の決定版はまだない。
本書は、あらゆるノート術やメモ術の本のノウハウを実践した著者が、その使い方や使い分けを、自身の体験や感想なども紹介しながら1冊にした決定版!
本書を1冊読むだけで、多種多様なノート術やメモ術が理解できる。
★「行動」「企画」「メモ」「整理」「勉強」「目標達成」など、テーマ別に豊富なイラストや図で解説!!
本書では、ノート術のノウハウを、「行動」「企画」「メモ」「整理」「勉強」「目標達成」などのテーマ別にまとめて大全化。
各項目では、冒頭で簡潔にノウハウを紹介し、続いて本文で多くのイラストや図を用いてやさしく解説する。
★著者は、仕事や受験、資格試験などに「ノート術」を、25年超も実践してきた!!
著者はノート術・メモ術についてあらゆるノウハウを試しながら、25年超継続してきた。
「ノート」を人生のテーマにしており、ノートとタイトルにつく本を見ると買って試している。
ノート術を駆使して、北海道の田舎の公立高校から独学で北海道大学経済学部に現役で合格。
社会人になってからも、中小企業診断士、日商簿記2級、ソフトウェア開発技術者、オラクルシルバー、将棋アマ初段、アマチュア無線技士などの資格に短期間で合格。
英語が不得意だったがTOEIC800点をクリア。金融機関在籍時には証券外務員一種、AFP、生命保険販売、損保上級なども短期間で取得した。現在はノートの会を実施し、
良いと思ったノウハウを実際にメンバーで試してみて効果を確認し、情報交換をしている。
★世の中のあらゆるノート術やメモ術の本の内容を自ら実践して、その「使い方」や「使い分け」を1冊にまとめた決定版!!★
★本書の構成★
プロローグ <私のノート体験>私がこの本を書いた理由と本書の読み方
第1章 やりたいこと・やるべきことをどんどんこなす! 行動ノート術
第2章 目からウロコ! 画期的なアイディアを生み出す! 企画ノート術
第3章 いつでもどこでも、人生を前に進める! メモノート術
第4章 頭の中を片付けて、気持ちがすっきりする! 整理ノート術
第5章 必要な知識を頭に効果的にインプット! 勉強ノート術
第6章 人生を変える! 夢を目標に変えて実現する! 目標達成ノート術
終 章 私が行き着いたノート術の「結論」
【「はじめに」を全文転載】
「私があらゆるノート術の本を読んでまとめた理由」
あなたには、こんなお悩みはありませんか?
・やりたいことはあるのに、なかなか行動できない
・企画業務や、新しいことを考えるのが苦手
・思いついたこと、やらなければいけないことを忘れてしまう
・心の中がザワザワして、落ち着かないことがある
・受験や資格試験の勉強をしなくてはいけないのに、なかなか進まない
・人生を変えたいのに、なかなか良い目標が決められない
ノートは、これらの悩みを解決してくれます。
「AI とかメタバースとか、これだけデジタル全盛の時代に、わざわざ紙のノート?」
そうです。こんな時代だからこそ、紙のノートがあなたの様々な問題を解決してくれます。
著者の安田です。私は「ノート術」とタイトルの付いた本を書店で見つけると、必ず買ってしまいます。その本を読んで、書かれていることを実際に試してもみます。
そうやって実践してみて、「損をした」という経験がありません。必ず何か気付きがあり、本に投資をしたお金と時間が何倍にもなって返ってきます。すごく効率の良い投資だと思うんです。
ですがノート術の本1冊には、必ずしもそれほどたくさんのノウハウが書いてあるとは限りません。それどころか、良い本であるほど、突き詰めていくと、コアとなるアイディアは1つだともいえます。
そのコアなアイディアをダイジェストした「まとめ本」が欲しいと常々感じていました。それがあったら、楽なのに…… と。まさかその作業を、自分でやることになるとは思いません でしたが(笑)
この本は、つまり、そういう本です。1冊読むだけで、50 冊 のノート本を読むのと同じだけの価値がある、とまではいいませんが、そのエッセンスを手に入れることができます。
気になったノート本があったら、改めてじっくり読んでみてください。本書はいわば、あなたの旅のガイド役となることでしょう。
ここで、私のノート体験をお話します。
私は北海道の田舎町に生まれ、学生時代まではノートは普通に「勉強する」ためだけに使っていました。ノートの使い方は自己流で適当、子供心にも「小中高と毎日学校に通ってノートを使っているのに、そのやり方を誰も教えてくれないのは不思議だな」とずっと思っていました。
結局ノートの使い方は誰も教えてくれないまま、何しろ田舎でしたから進学塾もなく独学で、いわば力技で受験勉強を進めました。自分なりに試行錯誤で勉強法を工夫して、北海道大学に合格しました。
大学でも、きれいなノートを作った記憶はありません。親の監視下を離れて「自由」になった私はろくに授業にも出なくなり、試験前だけ情報収集に駆け回り、優秀な同級生が書いたノートを借りて要領良く単位を取ることに専念。それでも何とか単位を揃え、大学を卒業して社会人になりました。
そんな私を待っていたのは、厳しい社会という現実でした。当時の私は「仕事を通じて成長できる」ことを重視し、日本生命保険相互会社に入社。社会人のなかでも比較的ハードな金融業という環境を選びました。
ちなみに日本生命ではシステム開発や資産運用など、保険と直接関係ないという意味で少し特殊な、しかしとても興味深い仕事を担当させて頂きました。このことは今の自分の基礎を作る貴重な体験となっており、感謝しています。
ところが入社当初は、会社で初めて経験する、どんどんレベルが上がっていく仕事や、極端に時間のないなかで次々と受験することになる数々の資格試験で、私の実力では全く通用しませんでした。今思えば、ノート術なしの「力技」で全てをやろうとしたのですから、それも当然でしょう。
そんななか、ノートの使い方を、いやそもそもノートの使い方が重要だと教えてくれる人はいません。自分のやり方がなぜ通用しないのかわからず、単に能力不足だと自分を責めるだけの日々。上司に聞くわけにもいきませんし、自分なりに工夫するという今までのやり方では増え続ける仕事の量と質に追いつけない。まさに壁に当たり、成長が止まる気がしました。
その頃から私はビジネス書、なかでも特にノート術の本を 片っ端から買い漁り、あらゆるノウハウを試し、取捨選択をす るようになりました。行動を管理し、企画し、メモを取り、整 理し、勉強し、目標を達成するためのノート。
それからは、様々な場面でノートが私を助けてくれました。 ソフトウェア開発技術者・証券アナリスト・中小企業診断士といった難関資格をいくつもとりながら仕事で成果を出し、望んだ仕事を任されるようになりました。
会社を辞めて起業することを決めたのも、ノートの力でした。 起業という道を選んでからも、ノートなしには、事業を継続することすらできなかったことでしょう。今ではイベントやオンラインサロンを主催する人のマッチングや決済を提供するフラスコという仕組みを本業に、コンサルタントとして起業やビジネスの仕組み化の支援をさせて頂いたり、本書を含め4冊の本を出版するまでになりました。
サラリーマン時代よりも圧倒的に自由で好奇心にあふれ、いつでもやりたいことができて、付き合いたい人とだけ付き合い、楽しくて豊かな生活が実現できています。
ノートは私の人生を変えてくれました。
50冊にも及ぶノート本のノウハウを整理し、1冊で全てのノート術を体験できるように、そしてあなたにピッタリのノウハウを見つける手助けができるように、まとめたのがこの本です。
ちなみに私は「何でもかんでも紙のノートに手書きすべき」 という考え方はしていません。手帳やメモ帳、付箋も使うべきですし、この時代に生きているのですから、デジタル機器も大いに活用すべきです。
私の社会人としての最初のキャリアはシステム部門から始まり、むしろデジタルは得意分野です。
スマホやパソコンにも早くから触れており、今でもフル活用しています。スマホが出る前に流行ったPDA(携帯情報端末) やデジタルレコーダー、電子手帳などというややマニアックなデジタルデバイスについても、片っ端から試してきました。
最近だとApple WatchとワイヤレスイヤホンのAirpods、iPhoneの組み合わせに感動しています(告白しておくと、今ではすっかり「Apple信者」なのでAndroidやWindows PCにはさほど詳しくありません)。
本書では、ノート以外のツールやデジタル機器がベストな選択肢だと考えた場面では、そちらを紹介しています。ノートに手書きすることは目的ではなく、数ある手段のなかの一つと考えているからです。
あなたがより良い人生を手に入れるために、この本がお役に立てると確信しています。まずは読んで、気に入ったノウハウ をどんどん試してみてください。
それでは、ノート術の世界の旅にでかけましょう!
【著者プロフィール】
株式会社シナジーブレイン代表取締役。 北海道大学経済学部卒、日本生命保険相互会社で15年勤務後、起業。日本生命ではシステム構築、資産運用を担当。
会員約2,200人のコミュニティ・プラットフォーム「信用の器フラスコ」代表。起業家であると同時に、起業支援とビジネス仕組化の専門家。 フラスコノート会を主催、フラスコノート・コーチ資格を認定。オンラインサロン「フラスコノート・ラボ」「ダーウィン」など多数のコミュニティの立ち上げ、運営に関与。
ノートを駆使した学習により中小企業診断士・証券アナリストなど難関資格にも多数合格し、独立起業。起業後7年間で書いたノートはビジネスアイデアだけで33冊。一人合宿という独自の手法によりノートを活用してビジネスのアイディアや仕組みを考え続け、サラリーマン時代の所得を大きく超えつつ、潤沢な自由時間を確保 。
「誰もが自由で、好奇心あふれる生き方ができる世界を創る」がミッション。
著書に『書けば理想は実現できる 自分を変えるノート術』(明日香出版社)、『新しい副業のかたち』『新しい起業 のかたち』(以上、MdN社)などがある。