ジャパネスクモダンにあふれるデザイン 世界に誇れる7人の匠が織成す至高の展示場を実現

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 木造建築を手がけるアキュラホーム(本社:東京都新宿区、社長:宮沢俊哉)は、トップブランド『AQ PRIME』のモデルハウスを駒沢ハウジングギャラリー内に、2022年9月17日(土)オープンいたします。
 国内最高峰の総合住宅展示場、駒沢ハウジングギャラリーの中で、建築的にも価格的にも圧倒的な存在感を放つ、創業44年の技術の粋を結集し造られたモデルハウスには、日本が世界に誇る最高峰の名工である匠7名が集結しました。外壁には、成⻑が早くSDGsの視点からも注目されている竹を用いた型枠のRC造、2〜3階を木造としたジャパネスクモダンを提案しています。設計は、富裕層の住宅を手掛ける建築家CUBO design architect猿田氏、インテリアは数々の空間デザインの実績がある乃村工藝社によるプロデュースです。

竹の型枠を使った圧倒する外壁竹の型枠を使った圧倒する外壁

3Fには大開口のアウトサイドリビング3Fには大開口のアウトサイドリビング

◆◇ AQ PRIMEの目指すものとは ◇◆
 アキュラホームの元大工の社長・宮沢、一級建築士の常務執行役員・井草を筆頭に、現在首都圏で展開している上位ブランド、AQレジデンス事業部が、叡智を結集してさらなるトップブランド『AQ PRIME』として、立ち上げました。
 アキュラホームが目指す本物の素材、職人技を駆使した木造建築の家づくりを唯一無二のクオリティで実現。この邸宅建築で得た知識や技術を住宅事業全般に活かし、邸宅でもコストコントロールを追求しながら品質向上を目指してまいります。
 今回、初出展の『AQ PRIME』駒沢は、通常協業することのない各分野のプロフェッショナルをアキュラホームのプロデュース力により実現した、日本が誇る伝統工芸と海外トップブランドのインテリアとのコラボレーションした、この価値のわかる富裕層に向けての邸宅です。

◆◇ AQ PRIMEを実現する7人の匠 ◇◆
横田栄一氏:組子職人

横田栄一氏横田栄一氏

 伝統の技に裏打ちされた精微で美しい建具(組子細工)が高い評価を得て全国建具展示会で内閣総理大臣賞を5度受賞。1988年に「現代の名工」労働大臣賞、1999年に「⻩緩褒章」、2016年には「旭日双光賞」を授与された。

 

久住有生氏:左官職人

久住有生氏久住有生氏

 祖父の代から続く左官の家に生まれ、高校三年生の夏に渡欧したスペインにてアントニ・ガウディの建築を目の当たりにし、その存在感に圧倒され開眼、左官職人を目指す。今では国定重要文化財である「旧桜宮公会堂」を手掛けるなど、重要文化財などの歴史的価値の高い建築物の修復が出来る左官職人として、海外からのオファーも多い。

 

 堀木エリ子氏:和紙作家

堀木エリ子氏堀木エリ子氏

 「建築空間に生きる和紙造形の創造」をテーマに、2700㎜×2100㎜を基本サイズとしたオリジナル和紙を制作。和紙インテリアアートの企画・制作から施工まで手掛ける。近年の作品は「東京ミッドタウンガレリア」「パシフィコ横浜」「在日フランス大使館大使公邸」「成田国際空港第一ターミナル到着ロビー」のアークワークの他、N.Y.カーネギーホールでの「YO-YO MAチェロコンサート」の舞台美術等。

杉本広近氏:数寄屋大工 

杉本広近氏杉本広近氏

 京都の中村外二工務店で10年間修行した、日本では数少ない数寄屋造りの大工職人。国内にとどまらず、海外からのオファーも多い。東日本大震災の復興支援に力を入れ、ボランティアで神楽舞台を製作。早池峰神楽(ユネスコ無形文化遺産)公演などで使用され、地域活性の一役を担っている。

 

 

福田隆氏・隆太氏:組み紐職人

福田隆・隆太氏福田隆・隆太氏

 創業1889 (明治22) 年、染織研究家の故・山辺知行氏に一年間師事した後、龍工房へ。以来、意匠、染め、組みまですべてを総合プロデュースし、工房オリジナルの和装小物を製作。また中尊寺金色堂、藤原秀衡懸守(かけまもり)の紐の復元などにも取り組む。2015年、東京都知事認定資格「伝統工芸⼠」。2018年、東京都優秀技能者(東京マイスター)、中央区功労者(伝統工芸従事者)表彰。2019年、現代の名工。

 一松春男氏:輪島塗職人

一松春男氏一松春男氏

 1945年、輪島市生まれ。1996年に金沢市にて「輪島塗うるしの木」を開店し、メディアにて修復⼠として紹介される。ヨーロッパを拠点に活躍するアーティストの田原桂一氏の依頼で塗った作品が婦人画報にて発表され、東京都庭園美術館に展示される。

 和田伊弘氏:建具職人

和田伊弘氏和田伊弘氏

 3代続く建具屋の家業を継承する傍らで組子細工に魅せられ組子細工の制作を始める。組子は釘を用いずに加工した木の組み合わせで様々な模様を表現する伝統具術で、書院をはじめ障子や欄間などに用いられる。その功績が認められ、2010年、群⾺県知事賞をはじめ商工会議所会⻑賞など多数。

◆◇ AQ PRIME駒沢展示場の特徴を紹介 ◇◆
■1Fエントランス
アプローチ
 大きな格子のゲートを引くと現れる⻑さ11メートルものくぐりのアプローチ。
 壁面に沿って表れる水盤と、和紙作家・堀木エリ子氏の手がる「光の壁」が柔らかく空間を照らし、高級料亭のように、迎え入れるゲストや家人を忙しい日常からリラックス時間へ開放する豊かな空間となっている。

エントランス
 正面に枯山水を配置し、この建物の象徴として日本の「侘び寂び」を表現しました。
 この大きな土間空間は陰影を強くすることにより「驚き」の演出がゲストや家人を迎え入れます。

フィットネスルーム・プライベートプール
 自宅でのトレーニング中も豊かな時間を過ごしていただけるよう、左官の匠・久住有生氏の手がけた美しい壁 に囲まれた空間にフィットネススペースとプライベートプールを設けました。

■2F寝室
 2Fはマスターベッドルーム、ファミリーリビング、WIC、水廻りのプライベート空間となっております。天井高はぐっと抑えた2,200㎜で、落ち着きのあるホテルのスイートルームのようなイメージとしました。
 階段・エレベーターホールからは縦格子(一部組子)の大きな引き⼾で開閉可能なフレキシブルな空間とし、ベッドスペースとは組み紐をモチーフに間仕切りを造作しました。
 水廻りには近年流行のサウナと水風呂を設け、ラグジュアリーなサニタリー空間とし、さながら高級スパのようなリラックス出来る空間を自宅で味わえるようになっています。

■3Fリビング・ダイニング
キッチン
 キッチンは世界最高峰ブランドであるイタリア boffi社製の最新モデルを採用。カウンター・扉は天然石によるAQ限定仕様となっています。バックセットには漆塗りを施し、アイランドの天然石を使用した⻄洋のデザインと和の伝統的なデザインの対⽐が美しい設えとしています。

アウトサイドリビング
 約33帖のLDKから大開口フルオープン可能な木製サッシを開くと、約12帖のアウトサイドリビングへと繋がり合計約45帖の大空間とパノラマビューを実現しました。

茶室
 千利休の「待庵」を模した茶室を設け、躙り口をくぐった先で、家人が趣味のヨガや瞑想の時間を過ごすための《整える空間》としました。施工には数寄屋大工の名工・杉本広近氏で、匠の技・手仕事を感じていただけるものとなっています。

■AQ PRIME 駒沢展示場 概要
 東京都世田谷区深沢4-6 駒沢ハウジングギャラリー ステージ2

 ・HP(来場予約) https://aq-r.jp/
 ・構造:地上3階建て RC・木造の混構造
 ・敷地面積:195.49㎡(59.13坪)
 ・建築面積:139.90㎡(42.31坪)
 ・1階面積:128.04㎡(38.37坪)
 ・2階面積:117.68㎡(35.59坪)
 ・3階面積:81.52㎡(24.66坪)
 ・延べ面積:327.24㎡(98.99坪)
 ・建築年月:2022年9月竣工

【建築家:CUBO design architect 猿田仁視氏】

猿田仁視氏猿田仁視氏

 1971年4月生まれ。長野県松本市出身。一級建築士。横浜国立大学・経営学部卒業。卒業後、工務店にて大工として3年間修行する。その後、デザイン事務所にて住宅や店舗の工事管理を担当し、独学で建築を学ぶ。2004年3月、キューボデザイン建築計画設計事務所開設。近年では、日本国内でユニークなプロジェクトをリードしながら、国際プロジェクトも多く手がける。2020年ドイツの国際的デザイン賞GermanDesignAwardにてSpecialMention賞受賞。イタリアの出版社「Electa」の書籍「HOMES IN JAPAN」に著名な建築家と並び掲載。
HP: https://www.cubod.com

【アキュラホームグループ会社概要】
 本社:東京都新宿区  社長:宮沢俊哉 創業1978年。
 アキュラホームは「何か1つ」だけではなく「性能」「デザイン」「価格」「建てた後」すべてにおいて満足の出来る住まいを追求しています。古き日本人の心「匠の心」を見つめ直し、常に時代の最先端にあり続け、住まう方の夢を実現します。 

 アキュラホームが世界で初めて開発した「木のストロー」は、 日本だけがもつ匠の技術であり、伝統として受け継がれてきた 「カンナ削り」から着想を得て開発されました。そして世界的環境問題であるプラスチックごみ問題と森林保全に不可欠である間伐材(間引いた木で、細くて弱いため需要が少ない)の活用問題の両問題の解決など、SDGs の達成目標 17 項目のうち 14 項目に寄与するアイテムとして注目されています。 2019年大阪サミットをはじめとするG20の全ての会合で採用され、<第29回地球環境大賞農林水産大臣賞><グッドデザイン賞>など数多くの賞を受賞。
 このストローの開発ストーリーをフジテレビジョン制作のドラマ「木のストロー」の放送が、堀田真由主演、鈴木保奈美、片寄涼太他出演で2022年2月26日(土)にドラマ化されました。

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