Synspective(シンスペクティブ)、自社3機目の小型SAR衛星「Strix-1」 軌道投入に成功

この記事は約4分で読めます。
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR衛星の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、本日、自社3機目の小型SAR衛星であり、商用実証機*1である「StriX-1(ストリクス・ワン)」の軌道投入に成功しましたので、お知らせします。
 *1 商用実証機とは:商用機としての実証を目的としたプロトタイプ機
「StriX-1」は、日本時間の本日5時38分に、ニュージーランドのマヒア半島にあるRocket Labの発射場からのElectronロケットにより打ち上げられ、予定通りの軌道(太陽同期軌道、高度561km)に投入されました。
 

 

*弊社CEO新井によるコメント動画はこちらから→
 

  • 今後の予定

まずは、数ヶ月をかけて、観測やデータ取得をはじめとする機能検証を実施する予定です。その後の詳細については、改めて当社ホームページ等にて報告します。
 

  • 株式会社 Synspective 代表取締役CEO 新井元行のコメント※2

本日、当社は3機目となる「StriX-1」の軌道投入に成功いたしました。世界的にも不確実性が高まる中で大きな遅れなく打上げを実施し、軌道投入を成功させた当社とRocket Labの素晴らしいチームワークに改めて感謝します。
当社は、既に軌道上で活動する2機の衛星により、複数運用に関する技術開発とノウハウの蓄積を進めています。さらに3機目の「StriX-1」が加わることで、取得できる衛星データが増加し、幅広い顧客や社会のニーズに即したデータの提供、ソリューションの開発・提案が可能となり、またコンステレーション構築に向けた洞察を得られるようになります。
商用実証機「StriX-1」の軌道投入成功は、当社にとって本格的な事業化への大きな一歩です。

私たちは、よりレジリエントで持続可能な社会を実現するために、より一層努力いたします。
※2 CEO新井のコメント全文は、以下の当社YouTube公式チャンネルにてご覧いただけます。そちらも併せてご確認ください。

 

  • 「StriX-1」に関する最新の情報は、こちらのサイトからご確認いただけます。

URL:https://synspective.com/jp/mission-strix1/
 

  • StriX-1 画像イメージ

  

 

 

 

  • Rocket Labについて

Rocket Labは、2006年に設立されたカリフォルニア州ロングビーチに本社を置く小型衛星専用ロケット開発会社です。2018年1月に初めて軌道上に打ち上げられて以来、これまでに民間企業や公的機関のために150機の衛星を軌道上に打ち上げました。同社では、ニュージーランドとアメリカのバージニア州に打上げ射場を有しています。
URL:https://www.rocketlabusa.com/
 

  •  株式会社Synspectiveについて

Synspective(シンスペクティブ)は、新たなデータとテクノロジーにより、人の可能性を拡げ着実に進歩する「学習する世界」の実現をミッションに掲げ、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社です。

独自の小型SAR衛星により高頻度観測を可能にするコンステレーション(衛星群)を構築し、衛星から得られるデータの販売および、多様な衛星、IoTデータなどを機械学習やデータサイエンスを用い、組み合わせ、政府・企業向けのソリューションを提供しています。

設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL: https://synspective.com/

タイトルとURLをコピーしました