この展示会に合わせて、通常展示していないモデルも4点加わり、ファントム・ハンズが製作する「プロジェクト・チャンディーガル」のコレクション15モデル、計17点を一同に展示、受注販売を行います。
51%Tokyo 通常時の店内写真
この度、株式会社五割一分 ( 本社:富山県富山市、代表取締役 : 角谷 茂 ) は、CASA DE との共同企画で、2022年9月17日(土)より9月25日(日)まで、インドの工房「ファントム・ハンズ」による 「プロジェクト・チャンディーガル・コレクション」を一同にご覧いただける期間展を代々木の51%Tokyo (住所：東京都渋谷区代々木 5-67-2 1F) にて、開催致します。
1896年生まれのスイスの建築家ピエール・ジャンヌレは、建築界の巨匠ル・コルビュジエの従兄弟であり、1922年からはコルビュジエと事務所を設立し協働した重要なパートナーとして知られています。1950年代初期、コルビュジエとともにインド北部のパンジャブ地方の新都市(チャンディーガル)計画に初期段階から参加し、都市空間から建築物、家具までを総合的にデザインしました。
ピエール・ジャンヌレとチャンディーガル都市計画のデザインチーム
チャンディーガル都市計画のためにデザインされた一連の家具を、ピエール・ジャンヌレのデザイン思想とインドの職人技術を今に継承するインドの工房「 ファントム・ハンズ 」が、オリジナル図面をもとにリエディションとして再生産したのが、この「プロジェクト・チャンディーガル・コレクション」です。ファントム・ハンズで製作される家具の特徴は、一つひとつ職人の手仕事で仕上げる「工芸家具」という点でありながら、他の追随を許さない圧倒的な職人の技術と製品のクオリティの高さにあり、世界でも高く評価されています。
プロジェクト・チャンディーガルの家具
本展では、2022年にインドの工房「ファントム・ハンズ」が復刻および販売を開始した「Low Cane Stool」の日本国内初となる展示受注販売を行います。このスツールは、1950年代にインド・チャンディーガルで、 ピエール・ジャンヌレとそのチームが M.L.A (パンジャブ州議会議員)の居住区のためにデザインしました。木部はチーク材で作られており、曲線を用いたフレームには籐編みの座面を備えています。座るだけでなく、ラウンジチェアの足置きとしても使用できるモデルです。
「Low Cane Stool」販売価格：330,000円(税込) サイズ：W390×D320×H420mm、素材：チーク、藤
写真左はチャンディーガルの街のシンボル 「オープン・ハンド」。コルビュジエにより設計された。 写真右の議事堂は世界遺産に登録されたコルビュジエ作品の一つ。
プロジェクト・チャンディーガルの家具
会期中は、通常展示していないモデル４点が加わり、ファントム・ハンズが製作する「プロジェクト・チャンディーガル」のコレクション15モデル、計17点を一同に展示、受注販売を行います。
【開催概要】
展示会名：「The Launch Event of Low Cane Stool」
開催日程：2022年9月17日(土)~9月25日(日) 会期中は無休
開催時間：12:00~17:00 (最終入場16:30)
開催場所：51%Tokyo
(東京都渋谷区代々木５-67-2 前田ビル1F)
入場料：無料 (会期中に限り予約不要)
共催：株式会社五割一分、株式会社イニシャルジャパン
ホームページ：https://pierrejeanneret.jp
※ご来場いただいた方へ先着50名様にカタログ冊子を無料配布いたします。
51%Tokyoでは通常アポイントメント制ですが、会期中はアポイントメントフリーとなります。
是非この機会にファントム・ハンズの家具をお試しください。
*駐車場はございません。公共の交通機関でお越しいただくか、近隣の有料駐車場をご利用ください。
Phantom Hands (ファントム・ハンズ）
インド南部のバンガロールにある工房。インド各地から実績のある木工職人、木材研磨職人、籐編み職人、椅子張り職人などが集まり運営されています。クオリティの高い家具製品一つ一つが、何世紀にもわたり世代から世代へと受け継がれてきた手業の知恵と技能の集大成です。土地の素材や職人の技を活かし素晴らしいデザインンを残したピエール・ジャンヌレたちに敬意を表し、その技術を絶やさないよう持続的なものづくりを行っています。
https://phantomhands.in
51% 五割一分（ごわりいちぶ）
富山に本社を置く1972年設立の建築設計事務所。ファントム・ハンズの国内販売元。2004年社名を株式会社五割一分の改め、富山市内にインテリアショップ、ギャラリーを併設したオフィスを開設。2013年東京・神田神保町に51%Tokyoを開設、2021年に現在の代々木へ移転。建築設計、家具の販売をはじめ、広告・アートディレクションまで手掛けています。”美しいと思えるモノ”の全ての垣根を超えて、様々なアイテムを独自の視点で編集し展開しています。
https://www.5wari1bu.jp
gellery CASA DE (カサ デ)
ファントム・ハンズの国内輸入元である株式会社イニシャルジャパンが運営するギャラリー。ファントム・ハンズのほか、モダニズム期のデザイナーズ家具を今の時代に引き継ぐアトリエによるリエディションを取り揃えています。オリジナルに忠実に、現代に蘇ったそれらの家具群を揃え、時代を超えて現代のあらゆるライフスタイルにフィットし、誰しもの家になりうる空間を提案しています。
https://www.gallerycasade.com
Instagram
@phantomhands
＠51.tokyo
@gallery_casade
