ご当地キャラクターがトイレから感染予防を啓発!“ふたを閉めて流す”習慣化促進、CSRの一環として自治体寄贈も

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紙袋用取っ手の国内トップメーカーの松浦産業株式会社(香川県善通寺市、代表取締役:松浦公之)は岡山県玉野市と公衆衛生の向上に関する協定書を締結、トイレのふた裏に貼る消臭・抗菌・抗ウイルス(※1)のシート「アドレット®」(※2)を活用したトイレ内での感染対策を推進してまいります。
また、アドレット®はA4サイズのシートでカスタム印刷が可能なため、ご当地キャラクターが印字されたアドレット®をCSR活動の一環として自治体へ寄贈する企業も増えています。
【専用ホームページ】https://wcm-newmedia.com

 

玉野市のののちゃんアドレット®玉野市のののちゃんアドレット®

自治体×アドレット®(一例)自治体×アドレット®(一例)

 

■岡山県玉野市と公衆衛生向上に関する包括協定

玉野市と松浦産業は、今年5月に公衆衛生の向上に関する協定書締結、アドレット贈呈式を行いました。また、8月には玉野市のトイレの個室の壁を利用したアドレットAD(消臭・抗菌・抗ウイルスシートを使用したトイレに貼る広告の展開)に関する協定を結びました

玉野市には、いしいひさいち先生による、”ののちゃん”という人気キャラクターがいますが、キャラクターが書かれたアドレット®によって「トイレは閉めて流す」という新しい生活様式が玉野市から広まるよう活動をしてまいります。

■「トイレのふたを閉めて流す」新習慣の重要性
トイレでの細菌やウイルスの空気感染、接触感染の対策において、トイレの「ふたを閉めて流す」という習慣化は、非常に重要です。

松浦産業がアドレット®を2019年に事業化した際には、「ノロウイルス」、「O157」、「手足口病」などのトイレ内での感染症対策として販売していました。2020年2月、新型コロナウイルス感染症の世界的なパンデミックが発生。横浜港停泊中に集団感染が発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の国立感染症研究所による船内環境調査結果では、ウイルスの遺伝子が最も多く検出されたのは浴室内トイレの床でした。

トイレのふたを開けたまま水を流すと、人の背の高さくらいまで細菌・ウイルスが舞い上がり、個室内の空気中に滞留する可能性があるといわれています。流す前にふたを閉めることは、最も基本的な感染予防策の一つであり、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による提言でも、「トイレの蓋を閉めて流す」ことが“新しい生活様式”として明示されています。

※1:各種実験により
・消臭:検知管法/ガスクロマトグラフ法 ボーケン品質評価機構
・抗菌:抗菌加工製品抗菌性試験方法「JIS 2801-2000」(一財)日本食品分析センター
・抗ウイルス:ウイルス不活性試験方法 長崎大学熱帯医学研究所/大阪大学微生物病研究所
※2:特許・実用新案取得済

■より活動を拡大するため、“共同寄贈”などの持続可能なシステムを模索中

泉佐野市のゆるナキンアドレット®泉佐野市のゆるナキンアドレット®

アドレット®を活用し、トイレのふたを閉めて流すという啓蒙を全国規模で展開したいと考えたものの、広げるためにはアイデアが必要でした。

アドレット®はA4サイズで表面に印刷が可能だったので、ご当地キャラクターを入れ、自治体への導入を進めるとともに、企業にもCSR活動の一環として寄贈を提案しました。地元の方々の感染防止への貢献・地域に根差したCSR活動として、アドレット®を寄贈する会社も増え、全国で寄贈が行われています。

トイレは、4K(暗い、汚い、怖い、臭い)などネガティブなワードで表現されることもありますが、キャラクターアドレットを導入することでトイレが明るく、清潔な空間に変わると好評をいただいております。

【大阪府泉佐野市への寄贈】
株式会社ロカシューが泉佐野市にアドレット®の寄贈を行いました。アドレット®には、キン肉マンのゆでたまご先生が生んだ泉佐野市のキャラクター“ゆるナキン”が印字されています。

大阪府泉佐野市アドレット®贈呈式大阪府泉佐野市アドレット®贈呈式

【沖縄県浦添市の共同寄贈】
株式会社コールアップジャパンは、沖縄県浦添市において、地元企業が地元の子供たちを感染症から守るため、賛同する企業を集め、全小学校と中学校にアドレット®の寄贈を順次行っています。企業は一口6万円から寄贈ができ、また、一社に依存しない活動であるため、より持続可能性が高くなります。今後こうした“共同寄贈”体制も促進していきたいと考えております。

導入した学校では、アドレット®の消臭効果の実感はもちろん、児童生徒がトイレのふたを閉めて流す大切さを理解し、習慣が身についてきているという声を多くいただいています。また、子ども自ら家族に重要性を伝え、家庭内でも促進するケースも出てきているそうです。

■松浦産業株式会社 松浦英樹副社長メッセージ
コロナによる外出自粛・経済活動の停滞で、松浦産業の根幹事業である紙袋(取っ手)も大きな影響を受け、売上は約半減しました。感染症対策のために子どものころからトイレは蓋を閉めて流すことが当たり前の世の中になって欲しい、感染症予防という喫緊の社会課題解決が、遠回りではあっても、最終的に本業の事業継続に繋がるはずという思いで、松浦産業はアドレット®の拡販に注力する決断をいたしました。

2021年には、期待されている効果を実証するため、香川県の『感染症・災害対応製品開発促進事業補助金』の支援を受け、奈良県立医科大協力のもとコロナウイルスを使った実証実験も行いました。
https://wcm-newmedia.com/adlet/#adlet_corona

マイナンバーや各種補助金の申請などで人が多く訪れることになった市町村の庁舎、大人よりワクチン接種が進んでいない子どもたちや重症度が高くなる高齢者の感染予防として、松浦産業は、保育園や幼稚園・小学校、高齢者施設などにアドレット®の導入を進めていきたいと考えています。

現在アドレット®は、飲食店、病院、歯医者、ホテル・旅館、企業、個人のトイレまで全国で約60,000枚の導入実績があります。松浦産業では、2021年、より普及を拡大するため、アドレット®を使った「トイレに特化した新しい広告事業」もスタートしました。

トイレは蓋を閉めて流すという啓発にご協力いただけます企業様、アドレットの購入や代理店契約、寄贈等にご関心があるご担当者様からのお問い合わせをお待ちしております。
詳細は下記専用ホームページをご参照ください。
専用ホームページhttps://wcm-newmedia.com

【アドレット®に関するお問い合わせ先】
松浦産業株式会社 本社営業部 TEL:0877-62-2555

■会社概要

会社名:松浦産業株式会社
代表取締役社長:松浦公之
本社所在地:香川県善通寺市上吉田町270-1
創業:1932年4月25日
資本金:8,000万円
従業員数:45名(2022年4月現在)
事業内容:PP・PE延伸テープ及びロープ、
紙袋用把手、タックハンドル、SP(販促商品)、成型品
ホームページ:matsuura-sangyo.co.jp

1932年にわら縄ロープ生産からスタートした松浦産業株式会社は、1966年からPP・PE延伸ロープ生産を始め本格的にプラスチック業界に進出しました。現在は紙袋用取っ手の国内トップシェアメーカーとして、食品・アパレル・小売など様々な業界の紙袋の取っ手やタックハンドル(ダンボールなどに直接貼るシールタイプの取っ手)を生産しています。また、プラスチックの成型技術を生かして、大型テーマパークのプラスチック容器や企業の販促商品なども生産しています。

「私たちは、幸せを運んでいる。」をビジョンに掲げ、松浦産業株式会社は創業から約90年、皆さまの直接手に触れる取っ手という商品を作ってまいりました。今後は、ニッチトップメーカーとして多様化する取っ手ニーズに対応しながらも、人々にとってより身近な衛生用品やプラスチック成型品事業、D2C事業に注力していく予定です。また、コロナの感染拡大を食い止めることが事業継続にも関わると考え、2021年に事業再構築補助金を活用し、多機能シート「アドレット®」による広告事業もスタートしました。
※本リリースは、令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成されています。

 

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