株式会社REBGLO、東京大学 生産技術研究所 沼田研究室と、災害時の電源確保に関する定量的な指標作成に向けた共同研究を開始

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環境エネルギーベンチャー企業の株式会社REBGLO(東京都千代田区 代表取締役 村越 誠)と、東京大学 生産技術研究所 沼田研究室(東京都目黒区 沼田宗純)は、事業者向けBCP領域として災害時の電源確保に関する定量的な指標作成に向けた共同研究を開始します。

  • 共同研究の背景

東京大学 生産技術研究所 沼田 宗純 准教授は、防災プロセス工学(Disaster Management Process Engineering)を専門とし、災害対応業務の体系化、システム化など災害対応の効率化を実現するために、体系的な災害対策を研究しています。

近年、異常気象や頻発する大型地震などの自然災害等の脅威に対し、企業、自治体、学校など様々な組織でBCPの構築が進められています。その中で、災害時の電源確保については、定量的な指標が整備されてないため、国からの概算指標、過去の経験や勘を頼りに非常電源装置などを準備しており、事業継続するために必要とされる電力量が確保できているのか評価ができていない実態があります。そこで実効性と有効性を兼ねそろえた電力BCPを構築するために、災害時の電源確保に必要な能力要件を定義していくための共同研究を開始します。
 

  • 株式会社REBGLOのBCPソリューション

「REBGLO発電池システム」は、温室効果ガスの排出が少なく、環境にやさしいガス発電機と、EV(電気自動車)のリサイクルバッテリー(UL1974規格品)を活用し、弊社供給の環境負荷ゼロで作られた唯一のバッテリーとを組み合わせた、新世代バックアップ電源システムです。

同製品は、CO2,SOx,NOx等の温室効果ガス低発生のガス発電機(LP/都市ガス)と、弊社が供給する環境負荷ゼロで製造された唯一のバッテリーである再生蓄電池を組み合わせた定置型オフグリッド電源システムで、通常使用の電力系統に常時接続するだけで停電時でも無瞬断で電源を供給することができます。また、EV(電気自動車)仕様の高性能蓄電池により柔軟な電力出力を実現しており、仮設事業所や工場でも電力のピークカット/ピークシフトが可能となる経済性も併せ持ちます。メンテナンス性も高く、低ランニングコストである点も経済性に寄与します。

◆沼田 宗純 准教授 プロフィール
東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター/生産技術研究所、准教授
東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC) 副センター長
災害対応工程管理システムBOSSの開発、避難所情報共有システムCOCOAの開発など、災害対応全体の最適化を研究している。災害対策の教育の専門機関として、「東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター(DMTC)」を設置し、教育プログラムの研究開発を行っている。

所在地:東京都目黒区駒場4-6-1

◆株式会社REBGLO概要
企業名:株式会社REBGLO
設   立:2013年
所在地:東京都千代田区丸の内2-3-2 郵船ビルディング1F
代表者:代表取締役 村越 誠
企業サイト:https://rebglo.co.jp/

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