死別をテーマにした“大人の絵本”深い悲しみから希望に向かう心の変化を描いた絵本『かけら』&メイキング動画をWEB公開

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 仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都立川市、代表取締役社長 奥田実)は、当社が2010年より販売する、遺骨を身に着けるジュエリー「ソウルジュエリー」の購入者の約1,400人から寄せられたメッセージを形にし、喪失を乗り越える希望の一助になればと絵本『かけら』を制作。2022年8月4日(木)~8月17日(水)の期間、『読むジュエリー展』を二子玉川 蔦屋家電 2F E-room2にて開催しました。本日8月31日より、本展示会で発表した絵本『かけら』および絵本制作の過程をまとめたメイキング動画を、ソウルジェエリー公式Youtubeで公開します。
Soul Jewelry 公式Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCa32f3vsSO9joAHfgCKKEbQ

■ お盆に“大切な人との別れ”を考えるきっかけに、約1,300名が来場
 当社は、80年以上にわたり、お葬式・お墓・お仏壇・終活・仏事マナーなどを幅広くサポートし、大切な人との死別によって悲しむ方々の心を癒すことを使命として、さまざまな提案をしてきました。コロナ禍で死を身近に感じる人も多い中、8月のお盆に、身近な人が亡くなった時の苦しみや葛藤、そこにある一筋の希望を感じていただきたいと考え「読むジュエリー展」を開催しました。
 注目を集める「大人の絵本」と、一つひとつの「ジュエリー」に込められた想いを読むことで、大切な人が亡くなったときの一連の心の移り変わりを「追体験」できる世界初のイベントです。
 開催期間中、約1,300人にご来場いただき、「死について考えるきっかけになった」という感想も、年代問わず多く寄せていただきました。この度、より多くの方に絵本をお届けするべく、オンラインで公開します。

■ ソウルジュエリーとは

 亡くなった方の遺骨や遺灰の一部を少量納めることができるジュエリーです。近年の人々の生活スタイルの多様化によって、葬送の形式も従来の宗教・慣習にとらわれない様々なかたちが求められるようになりました。
 大切な方の遺骨の一部を小さな容器に納めて自宅の寝室やリビングルームなど身近に置いたり、ジュエリーに納め毎日身に着けたりすることで、大切な方との絆を感じることができる「手元供養」が、新たな選択肢として定着しつつあります。特に、「核家族化」の影響によって、一緒に暮らしていた家族を供養する意識=「供養のパーソナル化」が進行していることも「手元供養」の需要が伸びている要因の一つです。
 当社では、身に着けるジュエリータイプの「ソウル ジュエリー」、デザインされた小さな骨壺「ソウル プチポット」「ソウルステージ」の3ブランドからなる「ソウルシリーズ」として、直営店とオンラインストアで販売。全国の葬儀社・石材店・仏壇店にも卸販売を行っております。累計販売個数は17万個を突破、2021年の販売個数は2010年の約10倍を記録しています。

■ 喪失に向き合う絵本『かけら』  

喪失の悲しみから、どのように心が変化していくかを描いた物語。
旅立った人が存在していた証を「かけら」と表現し、「悲しみは乗り越えることができる」という前向きなメッセージと希望を込めた作品です。

<あらすじ>
「たいせつな人が、旅立った」。遺された女性の物語。
後悔ばかりの日々と、何をしていても「一緒にいてくれた人は、もういない」
「夢で会えたらいいのに」という辛い日常。
そんな中、向かった森の中で出会った人は。
辛い日常が変わるきっかけとなったものは。

本編(一部抜粋)>本編(一部抜粋)>

<メイキング><メイキング>

■ 制作に寄せて:制作プロジェクトチームより
 製作プロジェクトでは、お寄せいただいたすべてのコメントをじっくりと読み、死別を経験した方に話を伺ったり、また家族との死別を経験したプロジェクトメンバーの話も聞きながら、皆で多くのディスカッションを重ねました。そして、旅立った人が存在していた証を「大切な人のかけら」と表現することに決めました。これが、絵本のタイトルに繋がっています。
 また、旅立った人との関係性や、どんな形でお別れをむかえたのか、その経験は人によって様々です。
さらには、そのお別れが、いかほどの悲しみや苦しみであるかも、日々、お別れの現場をお手伝いさせて頂いている私たちにも、正確には計り知ることはできないと考えています。
 そこで絵本では、主人公と大切な人の年齢、死別の状況などが鮮明にならないよう、あえて背景を限定せず、寓話的な表現で物語をつくりあげました。その物語の中に、お客様から寄せられた「ソウルジュエリーを手にしたことで、大切な人との絆を感じることができた」「安心する」「力をもらえる」などの内容を、主人公の心の風景や気持ちの移り変わり、やがて悲しみを受け入れ、少しずつ希望が見えてくる、といった様子に表現しました。そして、それらの情景を、イラストレーターの いわさき ゆい さんに、水彩の柔らかなタッチで、描き出していただきました。
 その後、主人公の心の細かい表現を何度も見直したり、絵のタッチを丁寧に修正するなどして、約7ケ月という製作期間で、ソウルジュエリーの想いを伝える絵本『かけら』が生まれました。
今、大切な人とのお別れを経験し深い悲しみを抱えている方にも、これから経験するかもしれない方にも、絵本「かけら」を通じて、ソウルジュエリーの存在と、ソウルジュエリーを手にしたことで少しずつ前向きな気持ちになった方々がいることを、多くの方に知っていただきたいと考えております。

■会社概要:メモリアルアートの大野屋
 メモリアルアートの大野屋は、1939年に石材店として創業以来80年以上にわたり、お葬式、お墓、手元供養、無料仏事相談など、仏事に関する総合サービスを提供しています。さらに、ペットと一緒に入れるお墓「ウィズペット」や、「手元供養商品:ソウルジュエリー」など、先進的な取り組みを続け、お客様起点のサービスを開発し続ける仏事関連総合サービスです。
HP: http://www.ohnoya.co.jp/ FB: http://www.facebook.com/ohnoya

設立   :1939年3月(昭和14年)
資本金  :1億円
決算期  :12月
代表者  :代表取締役 会長/最高経営責任者(CEO) 大澤  静可
      代表取締役 社長/最高執行責任者(COO) 奥田 実
所在地  :〒190-0012 東京都立川市曙町2-22-20 立川センタービル9階
事業内容 :墓所・墓石の販売
      墓所造営 葬祭業
      仏壇・仏具の販売
      保険
 

 

 

 

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