埼玉県大野知事 就任3年間の主な成果についての報告

この記事は約5分で読めます。
大野知事就任以来、豚熱や自然災害などの危機対応に追われ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大も未だ予断を許さない状況にありますが、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向け、この3年間に取り組んだ主要施策の成果について報告します。

埼玉県大野知事埼玉県大野知事

 

知事コメント
 私が埼玉県知事に就任して、明日(8月31日)で4年目を迎えることとなります。これまでの3年間を振り返り、知事に就任して以来、豚熱、令和元年東日本台風、新型コロナウイルス感染症が立て続けに発生しました。直近では、降ひょうや集中豪雨による被害、さらには原油価格や物価の高騰への対応も求められました。危機対応に追われ、「自分がやりたいこと」よりも「やらなければいけないこと」を優先せざるを得なかった3年間というのが率直な感想であります。そういった中にあっても、「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向け、各施策に取り組んでまいりました。 現在、新型コロナ対策を最優先で取り組まなければならないと考えていますが、その一方で4月にスタートした5か年計画に基づき、県政全般について私がしっかりと指揮をとることで、734万県民の期待に応えていきたいと考えております。

知事就任3年間の振り返り知事就任3年間の振り返り

 

【主要施策の成果】

Ⅰ 埼玉版スーパー・シティプロジェクトの推進
 「コンパクト」「スマート」「レジリエント」の3つの要素を兼ね備えたまちづくりを目指す市町村を支援しています。
 ● プロジェクト参加市町村:11市町(令和4年8月現在)
 ● 市町村ごとに編成する県の市町村事業化支援チームによる具体化支援
 ● プロジェクト推進補助金による財政支援
 ● 県ワンストップ窓口による市町村相談への一括対応
 ● まちづくりに関する技術支援
 ● 応援企業等登録制度や交流会の開催を通じた市町村と企業とのマッチング

埼玉版スーパー・シティプロジェクトの推進埼玉版スーパー・シティプロジェクトの推進

埼玉版スーパー・シティプロジェクトの推進埼玉版スーパー・シティプロジェクトの推進

 

Ⅱ あと数マイルプロジェクトの推進
 鉄道延伸や国直轄道路・県管理道路のミッシングリンクの解消に取り組み、公共交通や道路網の更なる利便性向上や交通困難地域のアクセスの向上を目指しています。

1 公共交通関係
 ● 地下鉄7号線(埼玉高速鉄道線)
  令和5年度中の鉄道事業者への要請に向けた取組を実施
 ● 東京12号線(大江戸線)、東京8号線等
  調査の実施など各路線の課題に対応した取組を実施
2 道路関係
 ● 国道17号本庄道路(Ⅱ期)(国直轄道路)の令和4年度新規事業化
 ● 国道254号和光富士見バイパス(県管理道路)の一部区間が令和5年春に開通予定

あと数マイルプロジェクトの推進あと数マイルプロジェクトの推進

Ⅲ 女性活躍と男女共同参画の推進
 誰もが自分の意欲と能力を発揮し、いきいきと活躍できる「日本一暮らしやすい埼玉」の実現に向けて、女性活躍と男女共同参画について様々な施策を推進しています。

1 女性の就労支援・働きやすい職場環境づくり
 ● 働く女性のワンストップ支援
 ● 多様な働き方実践企業検索サイト「Work style Search in 埼玉」の開設
2 県庁における女性の活躍推進
 ● 積極的な職域拡大など女性職員の登用
 ● テレワークの推進・男性の育児休業の取得促進など働きやすい職場環境づくり
3 男女共同参画の推進
 ● 埼玉県男女共同参画基本計画の施策の推進
 ● 埼玉県男女共同参画推進センター「With You さいたま」 によるサポート

女性活躍と男女共同参画の推進女性活躍と男女共同参画の推進

 

Ⅳ 埼玉版SDGsの推進
 県民や企業・団体等多様なステークホルダーとの協働を通じ、ワンチーム埼玉で「埼玉版SDGs」を推進しています。
 ● 企業・団体向けの取組として埼玉県SDGs官民連携プラットフォームや埼玉県SDGsパートナー登録制度を創設
 ● 県民向けの取組としてアプリ「S³(エスキューブ)」による普及・参加促進
 ● 埼玉県SDGs庁内推進本部を立ち上げ、県庁内部局横断で推進

埼玉版SDGsの推進埼玉版SDGsの推進

 

 

V デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進
 「社会全体のDXの実現による快適で豊かな真に暮らしやすい新しい埼玉県への変革」という将来像を目指し、行政のデジタル化からスタートし、社会全体のDXまで強力に推進しています。
 ● DX推進計画・ビジョン・ロードマップを策定し取組を体系化
 ● DXプロジェクトを県庁内部局横断で展開

デジタルトランスフォーメーションの推進デジタルトランスフォーメーションの推進

 

Ⅵ 埼玉県行財政改革プロジェクト
 「日本一暮らしやすい埼玉」を目指し、行政効率化を目指す62の取組を推進しています。中でも「デジタルを活用した取組」は特に大きな成果を上げています。
 ● ペーパーレスの徹底
 ● WEB会議・テレワークの拡大

埼玉県行財政改革プロジェクト埼玉県行財政改革プロジェクト

 

Ⅶ 埼玉版FEMA
 平時からシナリオ作成や図上訓練を繰り返すことによって、関係機関との強固な連結を推進し、県全体の危機・災害対応力の強化を図っています。
 ● 風水害における「大規模停電」、「大規模断水」、「浸水害」などシナリオ作成や図上訓練を実施

 

埼玉版FEMA埼玉版FEMA

県政ニュース(報道発表)
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0102/news/page/news2022083001.html

タイトルとURLをコピーしました