社会・会社の空気を“色”で例えると⁉ 20~40代会社員の4割以上が「世の中全体の空気が悪い」と回答 カラーで表すと、「グレー」が半数近くに

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「顔の見えるライフスタイル」の実現を目指す株式会社UPDATER(所在地:東京都世田谷区、代表取締役:大石英司)のWell-being tech事業「みんなエアー」(https://minnaair.com/)は、2022年8月30日(火)に開催する『みんなの働き方EXPO』でのセッションテーマの一つである「これからのみんなの幸せな働き方(https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session1)」に関する緊急調査として、20代会社員110名、30代会社員108名、40代会社員99名に、世の中・勤め先の空気に関する意識調査を実施しました。
■調査サマリー

■調査概要

調査概要:世の中・勤め先の空気に関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月9日〜同年8月10日
有効回答:20代会社員110名、30代会社員108名、40代会社員99名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「みんなエアー」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://minnaair.com/blog/week2022-expo/#session1

 

 

  • 今の世の中全体の空気、悪いと感じている人は20代会社員が46.4%、30代会社員が60.1%、40代会社員が75.8%

「Q1.あなたは、今の世の中全体の空気をどう感じていますか。」と質問したところ、20代会社員(n=110)は、「やや悪いと感じる」が30.9%、「非常に悪いと感じる」が15.5%、30代会社員(n=108)は、「やや悪いと感じる」が44.4%、「非常に悪いと感じる」が15.7%、40代会社員(n=99)は、「やや悪いと感じる」が46.5%、「非常に悪いと感じる」が29.3%という回答となりました。

 

  • 今の世の中全体の空気を良いと感じている人が選んだ空気の色、20代会社員が「オレンジ」(40.0%)、30代会社員が「イエロー」や「イエローグリーン」(18.2%)、40代会社員が「グリーン」や「ブルー」(22.2%)

Q1で「非常に良いと感じる」「やや良いと感じる」と回答した方に、「Q2.今の世の中の空気を色で表すと、何色が最も相応しいと思いますか。」と質問したところ、20代会社員(n=50)は、「オレンジ(黄赤)」が40.0%、「イエロー(黄)」が14.0%、30代会社員(n=33)は、「イエロー(黄)」が18.2%、「イエローグリーン(黄緑)」が18.2%、40代会社員(n=18)は、「グリーン(緑)」が22.2%、「ブルー(青)」が22.2%という回答となりました。

 

  • 今の世の中全体の空気が悪いと感じている人が選んだ空気の色、全世代の約半数が「グレー」と回答

Q1で「非常に悪いと感じる」「やや悪いと感じる」と回答した方に、「Q3.今の世の中の空気を色で表すと、何色が最も相応しいと思いますか。」と質問したところ、20代会社員(n=51)は、「グレー(灰色)」が49.0%、「ライトブルー(水色)」が9.8%、30代会社員(n=65)は、「グレー(灰色)」が55.4%、「イエロー(黄)」が6.2%、40代会社員(n=75)は、「グレー(灰色)」が54.7%、「ブラック(黒)」「レッド(赤)」が8.0%という回答となりました。

 

  • 今の勤め先の空気、20代会社員が半数以上が良いと感じるに対し、30代、40代会社員は約5割が悪いと感じる

「Q4.あなたは、今のお勤め先の空気をどう感じていますか。」と質問したところ、20代会社員(n=110)は、「非常に良いと感じる」が10.9%、「やや良いと感じる」が49.1%、30代会社員(n=108)は、「非常に良いと感じる」が4.6%、「やや良いと感じる」が38.0%、40代会社員(n=99)は、「非常に良いと感じる」が4.0%、「やや良いと感じる」が38.4%という回答となりました。

 

  • 今の勤め先の空気を良いと感じている人が選んだ空気の色、20代会社員が「オレンジ」(36.4%)、30代会社員が「イエロー」(21.7%)、40代会社員が「グリーン」(21.4%)がそれぞれ最多

Q4で「非常に良いと感じる」「やや良いと感じる」と回答した方に、「Q5.今のお勤め先の空気を色で表すと、何色が相応しいと思いますか。」と質問したところ、20代会社員(n=66)は、「オレンジ(黄赤)」が36.4%、「イエロー(黄)」が13.6%、30代会社員(n=46)は、「イエロー(黄)」が21.7%、「ライトブルー(水色)」が19.6.%、40代会社員(n=42)は、「グリーン(緑)」が21.4%、「イエローグリーン(黄緑)」「ライトブルー(水色」が16.7%という回答となりました。

 

  • 今の勤め先の空気を悪いと感じている人が選んだ空気の色、全世代が「グレー」が第一位に

Q4で「非常に悪いと感じる」「やや悪いと感じる」と回答した方に、「Q6.今のお勤め先の空気を色で表すと、何色が相応しいと思いますか。」と質問したところ、20代会社員(n=30)は、「グレー(灰色)」が33.3%、「オレンジ(黄赤)」が20.0%、30代会社員(n=48)は、「グレー(灰色)」が52.1%、「ブラック(黒)」が12.5%、40代会社員(n=99)は、「グレー(灰色)」が45.7%、「ブラック(黒)」が10.9%という回答となりました。

 

  • 勤め先の空気の色を選んだ理由、良いと感じている人は「人間関係が良好」や「誰とでも思ったことが言い合える」などの声に対し、悪いと感じている人は「モチベーションの低下」や「モヤモヤ感がある」などの声

「Q7.あなたが回答したお勤め先の空気の色を選んだ理由について、自由に教えてください。(自由回答)」と質問したところ、20代会社員(n=110)からは、以下の回答を得ることができました。

 <20代会社員:自由回答・一部抜粋(n=110)>
・ピンク:人間関係が良好だから。
・オレンジ:色々とスムーズに事が進んでいるため。
・グリーン:景気が良いから。
・ブルー:清涼感のあるイメージのため。
・グレー:連携が取れていない。
・グレー:人手不足で詰め込みすぎるから。
・グレー:建物の雰囲気も悪いし、スタッフの空気感も良くない。

<30代会社員:自由回答・一部抜粋(n=108)>
・ブルー:誰とでも思ったことが言い合える。
・ライトブルー:健全な感じだから。
・イエローグリーン:それなりに助け合いながら仕事ができるような雰囲気で和やかなため。
・グレー:モチベーションの低下。
・グレー:個人がバラバラで、チームや組織としての一体感がない。
・グレー:皆がどんよりしてやる気がない。
・グレー:トップに付いていきたいと思えず、まとまりが悪いので。 

<40代会社員:自由回答・一部抜粋(n=99)>
・ライトブルー:以前よりも有休が取りやすくなったから。
・ブルー:落ち着いている、保守的。
・オレンジ:少しずつだが売り上げが上がっているし、職場の雰囲気がいいから。
・グレー:モヤモヤ感がある。
・グレー:風通しが悪い。
・グレー:人手不足で悩んでいるから。
・グレー:暗くて先が見えない感じ。

 

  • 20~40代会社員が考える幸せな働き方、「多様な働き方ができること」や「立場問わず働きがいを感じる職場」、「自由な裁量で働けること」などの声

「Q8.あなたが考える、幸せな働き方について教えてください。(自由回答)」と質問したところ、20代会社員(n=110)からは、「多様な働き方ができること」や「仕事とプライベートを両立できる働き方」、30代会社員(n=108)からは、「立場問わず働きがいを感じる職場」や「休みを取りたい時に自由に取れる」、40代会社員(n=99)からは、「自由な裁量で働けること」や「勤務時間を自由に選べる環境」などの回答を得ることができました。

 <20代会社員:自由回答・一部抜粋(n=110)>
・27歳:多様な働き方ができること。
・28歳:仕事とプライベートを両立できる働き方。
・29歳:余裕があり、ワークライフバランスが取れている。
・26歳:仕事はほどほどにして自分の時間や家族との時間を充実させられる働き方。
・27歳:残業が少なく、人間関係が良い場所で働く事。
・28歳:定時に帰れて、休みがとれること。
・23歳:風通しが良くて、やりがいを持てる働き方。

<30代会社員:自由回答・一部抜粋(n=108)>
・33歳:立場問わず働きがいを感じる職場。
・35歳:休みを取りたい時に自由に取れる。
・38歳:助け合いながらチームで仕事をしていける穏やかな働き方。
・35歳:自然と協力し合える環境で働けること。
・38歳:やりがいを感じながら、プライベートとの両立ができた働き方。
・33歳:健康を維持でき、子育てをしやすい環境にあること。
 
<40代会社員:自由回答・一部抜粋(n=99)>
・46歳:自由な裁量で働けること。
・45歳:勤務時間を自由に選べる環境。
・40歳:有休がとりやすい。
・48歳:生きがいがあること。
・42歳:ワークライフバランス。
・49歳:人間関係の良い職場。

 

  • 20~40代会社員が考える勤務先におけるウェルビーイングな状態、「互いを理解し合える」や「気軽に相談できる環境」、「働く場所や時間帯に融通が利く」などの声

「Q9.あなたが考える、お勤め先におけるウェルビーイングな状態について教えてください。(自由回答)」と質問したところ、20代会社員(n=110)からは、「互いを理解し合えること」や「体も心も余裕を持って働くことができる」、30代会社員(n=108)からは、「気軽に相談ができる環境」や「自由な意見交換ができ、お互いに尊敬し合える状態」、40代会社員(n=99)からは、「働く場所や時間帯に融通が利く」や「不要なストレスを感じないこと」などの回答を得ることができました。

 <20代会社員:自由回答・一部抜粋(n=110)>
・29歳:互いを理解し合えること。
・29歳:体も心も余裕を持って働くことができる。
・28歳:社員全員が楽しく健康に和気あいあいと働くことができる状態。
・26歳:働きがいがあり、長時間労働や休日出勤もほとんど無い状態。
・28歳:意欲を持って働ける、人間関係が良好。
・25歳:わからないことはなんでも遠慮なく質問できる。
・25歳:笑顔が多い。 

<30代会社員:自由回答・一部抜粋(n=108)>
・38歳:気軽に相談ができる環境。
・38歳:自由な意見交換ができ、お互いに尊敬し合える状態。
・38歳:やりがいがあって、余裕がある。
・33歳:立場関係なくフェアに話せる場がある。
・31歳:従業員のITスキルが高く、前向きな考えでいられること。
・35歳:それぞれの個人が抱えている問題を互いに理解し合いカバーしあっている。
・35歳:皆がフラットな関係性で、のびのびしている。

 <40代会社員:自由回答・一部抜粋(n=99)>
・47歳:働く場所や時間帯に融通が利く。
・44歳:不要なストレスを感じないこと。
・41歳:家族との時間が十分に取れている。健康に関する福利厚生が充実しているなど。
・45歳:円滑なコミュニケーション。
・45歳:ワークライフバランス。
・44歳:業務の遂行が負担と感じずにできる状態。
・47歳:なんでも思いついたことを自由に発言できる雰囲気でありたい。

 

  • まとめ

今回は、20代会社員110名、30代会社員108名、40代会社員99名に対し、世の中・勤め先の空気に関する意識調査を実施しました。

 今の世の中全体の空気について、20~40代会社員の4割以上が「悪い」と感じており、また、年齢層が上がるごとに「悪い」と感じる割合が高い結果となりました。今の世の中全体の空気が悪いと感じている人は、世の中の空気をカラーで示すと、全年代半数近くが「グレー」が回答していることに対し、良いと感じている人は、年齢層が上がるごとに、20代は「オレンジ」、30代は「イエロー」、40代は「グリーン」といったように、明るい暖色系から落ち着いた寒色系の色を選択する傾向にあるようです。

 今の勤め先の空気について、20代会社員は半数以上が「良い」と感じていることに比べて、30代、40代と年齢層が上がるごとに、「悪い」と感じている割合が高くなりました。世の中全体の空気と同様、勤め先の空気が悪いと感じている人は、勤め先の空気のカラーは「グレー」が最多回答となり、悪い雰囲気を感じるカラーとしては、「グレー」や「ブラック」といった無彩色のイメージが強い傾向にあることがわかりました。

 今の世の中や勤め先の空気が「良い」と感じている人は、有彩色を選択しています。「多様な働き方」や「相互理解」、「働く場所や時間帯が自由」といった幸せな働き方やウェルビーイングが進んでいくことによって、会社員が感じる空気のカラーが無彩色から有彩色を感じる人が増えていくのではないでしょうか。

 

  • これからのみんなの幸せな働き方を考える〜『みんなの働き方 EXPO』 開催〜

2022年8月30日(火)に、今後どのような働き方をしてくことがウェルビーイングにつながるのか、その答えを一緒に考える『みんなの働き方 EXPO』を開催します。
Well-being=身体的、精神的、社会的に幸せな状態であること。
いま、もっとも知りたい「ウェルビーイング」を幸せな働き方から紐解きます。
ぜひ本イベントで、一緒に考えていきましょう。
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■みんなエアーについて
みんなエアーでは、「みんなの力で世界の空気をアップデート」をテーマに、‟空気”を切り口として、様々な社会課題を解決する事業です。現在は「働きやすい環境を全国に100万スポット創出する」ことを目標に、「おいしい空気プロジェクト」などを進行中。職場のストレス計測や空気質モニタリングにより、「人」と「環境」に合わせた空気づくりをサポートしています。

 
■AIR Lab.JOURNALについて
AIRLab.JOURNALでは、空気にまつわるさまざまな疑問の解決やエビデンスに基づく情報のほか、企業や店舗での取り組み事例インタビュー、みんなエアーが行った実態調査なども公開しています。
編集メンバーは、元は空気業界とは無縁の普通のママ3名。
専門用語やリスクの記載が多い論文・記事を見る中で、私たちの生活に密着した空気の話だからこそ、それらの研究成果をわかりやすく解説し、
『空気清浄機でウイルスは除去できる?空気環境対策で知っておきたいこと』https://minnaair.com/blog/2470/
『さまざまな業種にアンケートしたコロナ対策実態調査』https://minnaair.com/blog/category/view-by-data/
『ウェルビーイングのリーディングカンパニーに聞く空気環境対策』https://minnaair.com/blog/3055/など、具体的に暮らしに役立つ情報として発信します。
メディアURL : https://minnaair.com/blog/

■「みんなエアー」事業概要
事業名:みんなエアー
事業開始:2020年3月
サービス内容:空気質調査、24時間空気質計測・データ化管理、空気環境対策機器の販売・リース・レンタル、アフターサービス、メンタルヘルスチェックサービス、オウンドメディア運営                          
ソリューション:空気のDXサービス『MADO』、ウイルスガード製品(進和テック株式会社製)、エアロシールド(エアロシールド株式会社製)、 KOROSUKE (ヨーホー電子株式会社製)、7 Guards Pro(DR.C医薬株式会社製)) 他  
主要導入先:株式会社エポスカード、株式会社SBI証券、TBSラジオ、サンドラッグ、他 全国約2300施設へ導入
URL:https://minnaair.com/

 

■会社概要
会社名:株式会社UPDATER
所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22 サンタワーズセンタービル8F
代表取締役:大石英司
設 立:2011年5月25日
資本金:13億498万円(資本準備金 20億3,918万円) ※2021年9月30日現在
事業内容:Climate Tech事業「みんな電力」、Well-being Tech事業「みんなエアー」等
コーポレートサイト :https://minden.co.jp/

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