「世界禁煙デー記念イベント2026」を開催 受動喫煙の現状と「禁煙週間」の活動を紹介

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厚生労働省は、「世界禁煙デー」(5月31日)および「禁煙週間」(5月31日~6月6日)の取り組みの一環として、「世界禁煙デー記念イベント2026」を2026年5月31日(日)にKDDIホール(東京都千代田区大手町)にて開催しました。

本イベントは、国民の生活習慣の改善、健康寿命の延伸を目指す「スマート・ライフ・プロジェクト」(2011年開始)の一環として実施されました。2026年の禁煙週間のテーマは、「みんな知っている?たばこのルール」です。

「世界禁煙デー」は、世界保健機関(WHO)が、「たばこを吸わないことが一般的な社会習慣になること」をめざし1989年に制定したものです。厚生労働省は1992年から、世界禁煙デーから始まる一週間を「禁煙週間」とし、たばこの健康影響等の普及啓発を強化する期間として取り組んでいます。

(参考:2026年WHO世界禁煙デーのテーマ:Unmasking the appeal – countering nicotine and tobacco addiction)

左から)けむいもん、ハリー杉山氏、堀岡、中村氏、行方氏、西澤氏、坂本

当日は、中村 正和氏 (公益社団法人 地域医療振興協会地域医療研究所へき地医療研究センター アドバイザー)、行方 純一氏(オムロン ヘルスケア株式会社)、西澤 祐樹氏(調布市 福祉健康部 健康推進課 課長補佐)、ハリー杉山氏 (タレント) 、堀岡 伸彦(厚生労働省健康・生活衛生局健康課長)、坂本 和也(厚生労働省 健康・生活衛生局健康課 地域保健企画官)が参加し、知っているようで知らない受動喫煙防止のルールや、企業・自治体の実践事例をテーマとしたパネルディスカッションを開催いたしました。

開催レポート

■活動概要紹介(堀岡 伸彦)

イベント冒頭、上野 賢一郎 厚生労働大臣からのビデオメッセージによる挨拶に続き、厚生労働省 健康・生活衛生局 健康課長 堀岡 伸彦より、健康日本21(第三次)とたばこ対策についての考え方や令和8年度の「禁煙週間」の趣旨、健康増進法に基づく受動喫煙対策の現状についてご説明しました。

■基調講演(中村 正和氏)

続いて、基調講演では「受動喫煙問題の解決は、マナーでなく、ルールの時代へ」と題し、公益社団法人 地域医療振興協会 地域医療研究所へき地医療研究センター アドバイザーの中村 正和氏が登壇しました。受動喫煙による健康被害や日本のたばこ対策の現状を解説し、受動喫煙の問題は、もはや個⼈の『マナー』に頼るものではなく明確な科学的根拠に基づいた『ルール』によって解決すべき健康課題であることを提言しました。

■パネルディスカッション

左から)ハリー杉山氏、行方氏、西澤氏、中村氏、坂本

イベント後半では、「みんな知っている?たばこのルール」をテーマにパネルディスカッションを実施いたしました。

現状のルールの遵守状況の紹介をきっかけに、「ルールの認知度を上げていくために必要なこと」や「望まない受動喫煙のない社会をどう作るか」についてディスカッションを行いました

ゲストモデレーターを務めたタレントのハリー杉山氏は、提示されたデータや各登壇者の実践例に生活者目線で共感する姿勢を見せ、「誰もが当事者としてアクションを起こし、ルールを伝え続けることが大切」と総括し、望まない受動喫煙のない社会の実現を呼びかけました。

ハリー杉山氏
行方氏

「第14回健康寿命をのばそう!アワード」で優良賞を受賞されたオムロン ヘルスケア株式会社 経営統轄部 ⼈事総務企画部経 営職グループリーダー ⾏⽅ 純⼀氏は、従業員の喫煙率ゼロを目指す「ゼロイベント」の取り組みを紹介しました。屋内喫煙所の廃止から就業時間内禁煙への段階的な移行や、手厚い卒煙サポートプログラムなど、企業として実践できる具体的な健康経営のアクションを報告しました。

「第12回健康寿命をのばそう!アワード」で優良賞を受賞された調布市 福祉健康部 健康推進課 課⻑補佐 ⻄澤祐樹氏は、自治体の立場から、地域の独自ルールづくりや関係機関と連携し地域一丸となった分かりやすい啓発活動の取り組みについて説明いただきました。

西澤氏

【世界禁煙デー記念イベント2026概要】

■日時:令和8年5月31日(日)13:00~14:50

■会場:KDDIホール(東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル2階)

■テーマ:みんな知っている?たばこのルール

■主催:厚生労働省/スマート・ライフ・プロジェクト

■共催:厚生労働省、公益社団法人日本医師会、公益社団法人日本歯科医師会

    公益社団法人日本薬剤師会、公益社団法人日本看護協会

    国立研究開発法人 国立がん研究センター

■後援:文部科学省、人事院、警察庁、こども家庭庁、東京都、健康日本21推進全国連絡協議会 他

■出演:

・中村 正和氏(公益社団法人 地域医療振興協会地域医療研究所へき地医療研究センター

 アドバイザー)

・行方 純一氏(オムロン ヘルスケア株式会社)

・西澤 祐樹氏(調布市 福祉健康部 健康推進課 課長補佐)

・ハリー杉山氏(タレント)

・上野 賢一郎氏(厚生労働大臣)※ビデオメッセージ

・堀岡 伸彦(厚生労働省健康・生活衛生局健康課長)

・坂本 和也(厚生労働省 健康・生活衛生局健康課 地域保健企画官)

■お知らせ

イベントの様子は、特設サイトおよび公式YouTubeアカウントにて公開しております。

・特設WEBページ:https://kennet.mhlw.go.jp/slp/event/fctc/index

・配信URL:https://youtube.com/live/-_TjnLIhwdQ

<参 考>

■令和8年度「禁煙週間」について

厚生労働省では、平成4年から、世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」として定め、たばこの健康影響等の普及啓発を強化する期間として取り組んできました。

令和6年4月から開始している「二十一世紀における第三次国民健康づくり運動(健康日本21(第三次))」においては、喫煙率の減少や「望まない受動喫煙のない社会の実現」等を目標に掲げ、引き続きたばこ・受動喫煙対策を推進していくこととしています。

また、受動喫煙防止については、健康増進法(平成14年法律第103号)に基づき、様々な対策を講じている中、「健康日本21(第三次)」においては、「望まない受動喫煙のない社会の実現」を目標に掲げ、引き続き受動喫煙対策を推進していくこととしています。

これらを踏まえ、令和8年度は「みんな知っている?たばこのルール」を禁煙週間のテーマとし、禁煙及び受動喫煙防止の普及啓発等を積極的に行います。

■「スマート・ライフ・プロジェクト」とは

「健康寿命をのばそう!」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした国民運動。プロジェクトに参画する企業・団体・自治体と協力・連携しながら、運動、食生活、禁煙、健診・検診の受診、睡眠、女性の健康について 、具体的なアクションの呼びかけを行い、更なる健康寿命の延伸を推進しています。

スマート・ライフ・プロジェクト|健康日本21アクション支援システム Webサイト
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