9月20日(火) AndTech「各種リサイクル技術を用いた再生樹脂・プラスチックの開発・高機能化・応用展開と課題・将来展望」WEBオンライン セミナー講座を開講予定

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 株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、昨今高まりを見せる再生プラスチックでの課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「再生樹脂・リサイクルプラスチック」講座を開講いたします。

各種リサイクル技術を用いた再生樹脂プラスチック開発・高機能化・応用を学べる講座
本講座は、2022年09月20日開講を予定いたします。
詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10322

 

  • Live配信・WEBセミナー講習会 概要

テーマ:各種リサイクル技術を用いた再生樹脂・プラスチックの開発・高機能化・応用展開と課題・将来展望
開催日時:9月20日(火) 12:30-17:45
参 加 費:55,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=10322
WEB配信形式:Webex(お申し込み後、URLを送付)

 

  • セミナー講習会内容構成

ープログラム・講師ー

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第1部 廃プラスチックのリサイクル現状と再生複合材料の最新動向
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講師 福岡大学 工学部 化学システム工学科 教授 八尾 滋 氏

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第2部 廃棄プラスチック削減への貢献並びにリサイクルプラスチックの性能を高める添加剤の開発、特性、使用例
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講師 株式会社ADEKA 樹脂添加剤開発研究所 添加剤開発室 井上 智之 氏

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第3部 再生エンジニアリングプラスチックの開発状況と用途展開
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講師 SABICスペシャリティ事業部シニアマネージャー/SHPPジャパン合同会社 社長 松林 卓弘 氏

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第4部 再生樹脂を用いた新素材と応用展開
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講師 株式会社リファインバースグループ 常務取締役 加志村 竜彦 氏

 

  • 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題

・物理劣化・物理再生理論の原理の理解
・樹脂溜まり部付き押出機の概要
・高分子の基礎物理とレオロジー的性質
・射出成形条件と力学物性・リサイクル性に関する知識
・最新のリサイクルエンジニアリングプラスチックスの開発動向
・エンジニアリングプラスチックスのリサイクルソリューション
・プラスチックリサイクルの実務実例、今後の動向に関する知識

 

  • 本セミナーの受講形式

WEB会議ツール「Zoom」を使ったライブLive配信セミナーとなります。
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。

 

  • 株式会社AndTechについて

化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。

弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
https://andtech.co.jp/

 

  • 株式会社AndTech 技術講習会一覧

一流の講師のWEB講座セミナーを毎月多数開催しております。
https://andtech.co.jp/seminar_category/

 

  • 株式会社AndTech 書籍一覧

選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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  • 株式会社AndTech コンサルティングサービス

経験実績豊富な専門性の高い技術コンサルタントを派遣します。
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  • 本件に関するお問い合わせ

株式会社AndTech 広報PR担当 青木
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)

 

  • 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)

    第1講 廃プラスチックのリサイクル現状と再生複合材料の最新動向
     

    【講演のポイント】
    ・これまで不可能と考えられて来た使用済プラスチックの力学物性の再生に成功
    ・物理劣化・物理再生理論の提唱とこの理論に基づいて、樹脂溜まり部付き押出機をデザインし、高効率で物性再生が実現できるプロセスを構築
    ・射出成形条件のプラスチック物性に及ぼす影響と、リサイクル性に及ぼす影響について研究を実施
    ・バージンプラスチックの物性に関する研究
     

    【講座主旨】
    プラスチックのリサイクルは、単に環境問題にとどまらず、資源循環ならびにカーボンニュートラルの観点からも、避けては通れない課題である。しかし従来プラスチックは、使用済プラスチックのみならず、成形過程での副生物でさえも再生不可能な「劣化」を起こしているために再利用には適用できないという常識により呪縛され、全く研究開発に手が付けられていなかった。しかし最近の我々の研究により、この劣化は成形履歴などにより内部構造が変異したための物理劣化であり、成形プロセスを選ぶことで大きく再生できることが見いだされた。これは高分子の挙動を物理的に捉えることを怠ってきたことをインしている。
    本講座では、この現象の基盤となっている「物理劣化・物理再生理論」を理解するために、高分子の基礎物性からその挙動を学び、成形がプラスチックの力学物性に及ぼす影響などについて理解するとともに、プラスチックのリサイクルに対する取り組み方について、あるべき方策などについて考える。
    。

    【プログラム】
    1.プラスチックリサイクルの意義について
    1-1 資源循環・カーボンニュートラルとプラスチックリサイクル
    1-2 プラスチックリサイクルの現状と課題
    2.プラスチックの劣化について
    2-1 化学劣化と物理劣化
    3.高分子構造
    3-1 高分子の結晶構造
    3-2 高分子の溶融状態とレオロジー的性質
    4.物理劣化・物理再生理論
    4-1 リサイクルプラスチックの力学物性の成形履歴依存性
    4-2 プラスチックの物理劣化・物理再生理論
    5.樹脂溜まり部付き押出機による物理再生現象
    5-1 樹脂溜まり部付き押出機
    5-2 再生プラスチックの物性発現メカニズム
    6.メソ構造と力学特性
    6-1 メソ構造解析手法の紹介
    6-2 メソ構造と力学特性の関係
    7.射出成形とプラスチックリサイクル
    7-1 射出成形条件が力学物性に及ぼす影響
    7-2 成形履歴とリサイクル特性
    8.今後のプラスチックリサイクルについて

    【質疑応答】

    第2講 廃棄プラスチック削減への貢献並びにリサイクルプラスチックの性能を高める添加剤の開発、特性、使用例
      

    【講座主旨】
    本講演では樹脂の高寿命化、リサイクル性改善、そしてリサイクル樹脂の課題解決に有効な樹脂添加剤を中心に紹介する。昨今では廃棄プラスチック問題が顕在化しており、プラスチック産業の大きな課題となっている。プラスチックリサイクルの種々課題を解決し、廃棄プラスチックの削減に貢献する酸化防止剤、光安定剤、核剤を基本な作用機構から紹介する。併せて当社が開発した環境対応型樹脂添加剤、ポリオレフィンリサイクル樹脂向けパッケージであるアデカシクロエイドUPRシリーズを紹介する。

     プログラム】
    1.ADEKAのご紹介
    1-1 ADEKAの会社概要
    1-2 ADEKAのSDGsへの取り組み
    2.プラスチックリサイクルの課題と課題解決に貢献できる樹脂添加剤
    2-1 プラスチックのリサイクルにおける課題
    2-2 酸化防止剤(フェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤)
    2-2 光安定剤(HALS, UVA)
    2-3 核剤
    3.添加剤の処方例
    3-1 酸化防止剤の処方例
    3-2 光安定剤の処方例
    3-3 核剤の処方例
    4.アデカシクロエイドUPRシリーズの紹介
    4-1 ADEKAが考える廃棄プラスチック削減への貢献方法
    4-2 アデカシクロエイドUPR-001の紹介
    4-3 アデカシクロエイド UPR-011の紹介
    5.まとめ

    【質疑応答】

    第3講 再生エンジニアリングプラスチックの開発状況と用途展開
        

    【講演のポイント】
    ケミカルリサイクルやマテリアルリサイクル、クローズドループとオープンループなど、多種多様な再生エンジニアリングプラスチックスを海外での採用事例などを交えて具体例と共に紹介。

     
    【講座主旨】
    現在、日本における再生プラスチックの議論は、使い捨てバッグやカトラリー、包装材などに使われる汎用樹脂が主体となっているが、日本のプラスチック市場の約3割はエンジニアリングプラスチックスであり、使用期間も長いことから、これらの再生についても社会全体で検討していく必要がある。本講演では、SABICが手掛ける最新のエンジニアリングプラスチックスの開発状況と用途例について紹介し、プラスチック製品の生産者や利用者の材料や製品選定の参考となる情報を提供する。

    【プログラム】
    1.SABICスペシャリティー事業部会社概要
    2.SABICスペシャリティー事業部の再生エンジニアリングプラスチックスーオープンリサイクル
    2-1 マテリアルリサイクル (共重合ポリカーボネート樹脂、PC/ABS樹脂、変性PPE樹脂)
    2-2 ケミカルリサイクル (PBT樹脂)
    3.SABICスペシャリティー事業部の再生エンジニアリングプラスチックスークローズドループ
    3-1 クローズドリサイクル
    3-2 セミクローズドリサイクル
    4.まとめ

    【質疑応答】

    第4講 再生樹脂を用いた新素材と応用展開
    

    【講演のポイント】
    ポストコンシューマ材料の再資源化事業を相応の規模で実際に行っている立場から、経済合理性に基づいた技術開発から仕組みづくりまでリサイクルを実行する上での課題を解説します。

     
    【講座主旨】
    廃棄物、廃プラスチックから有用素材を生み出すためのプロセスについて、技術的な観点だけではなく、実際ビジネスとして展開をしている当社ならではの経験等を交えながら、実際廃棄物を出されている方、廃棄物の有効利用を検討されている方、資源循環領域で新たな事業創出を検討されている方にとって役に立つ情報を提供することを目的としている。

     
    【プログラム】
    1.弊社の概要
    1-1 会社概要・沿革
    1-2 弊社の事業領域について
    2.カーペットタイルリサイクル事業
    2-1 リサイクル技術の概要
    2-2 再生素材・製品の紹介
    3.ナイロンリサイクル事業
    3-1 リサイクル技術の概要
    3-2 再生ナイロン樹脂の紹介
    3-3 用途展開事例の紹介
    4.リサイクル事業の本質と今後の展開について
    4-1 リサイクル事業の本質
    4-2 今後の展開(ケミカルリサイクル事業への参画、新たな廃棄物の有用素材化への取組)
    4-3 まとめ

    【質疑応答】

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

 

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