「西陣designグランプリ」の開催について

この記事は約5分で読めます。

 京都市及び西陣織工業組合では、本年が西陣呼称555周年※であることを契機として、より多くの方に、京都を代表する伝統産業の一つである西陣織をはじめとする和装の魅力を知っていただくとともに、西陣地域の魅力発信を目的として、年間を通して「西陣呼称555年記念事業」を実施しています。
 この度、本事業の一環として、「西陣designグランプリ」を下記のとおり初開催しますので、お知らせいたします。
※令和4年(2022年)が、「西陣」の名称の起源とされる応仁の乱(1467年)から起算して ちょうど555年目に当たります。
 

  • 「西陣designグランプリ」概要

 本グランプリでは、西陣織をテーマとした斬新なデザイン・アート作品を幅広く募集します。西陣呼称555年を迎えるいま、西陣織の持つ図案の美しさや多様性、織物素材としての用途の広さなどの数々の魅力をこれまでにないかたちで表現することによって、西陣織が持つ魅力をさらに深めるとともに、より多くの方々にその魅力を発信する契機とします。
 また、文化庁移転を控えた京都において、西陣織の持つ文化的価値にも光を当てることで、産業と文化の融合による新しい西陣織の価値の創造を目指します。
 

  • 応募資格

 どなたでも御応募いただけます。また、個人・企業・グループ等は問いません。
 西陣織に関心があり、次世代に向けて西陣織の魅力を作品に込めて発信したいという熱意のある方の御応募をお待ちしております。
 なお、応募に当たっては別に定める「応募要項」を御確認のうえ、御応募ください。
 1者又は1団体当たり、何点でも御応募いただけますが、展示の際には、応募状況等に応じて、点数を減らして展示することがありますので、御了承ください。
 なお、応募に当たり、参加費等はかかりません。
 

  • 応募条件

 西陣織を活用した作品であり、「西陣の未来」というコンセプトに当てはまり、西陣織の魅力を引き出そうとする作品を募集します。
 作品ジャンルは問いません。(アート・グラフィック・イラスト・写真・立体及び平面の造形物・ファッション・映像・CGなど)
 その他、作品形式など、詳細な応募条件につきましては、別に定める「応募要項」を御確認ください。
 

  • 審査基準

○西陣織の強みを活かした作品であるか。
○これまでにない斬新な発想・表現を取り入れた作品であるか。
○多くの方に魅力が伝わる作品であるか。
○“インスタ映え”スポットとなり得るなど、西陣への誘客の可能性を秘めているか。
 

  • 賞(発表日時点)

 グランプリ 1名(賞状+副賞15万円)
 準グランプリ 1名(賞状+副賞10万円)
 京都市長賞 1名(賞状+副賞)
 西陣織工業組合理事長賞 1名(賞状+副賞)
 京阪ホールディングス社長賞 1名(賞状+副賞)
 京阪電気鉄道賞 1名(賞状+副賞)
 その他、応募状況に応じて、賞を追加する場合があります。
※各受賞作品は、西陣織会館での展示のほか、関係する施設や事業で展示するなど、広くお披露目の機会を設けます。
 

  • 全体の流れ(スケジュール)
日程 内容
令和4年8月9日(火)~令和4年9月26日(月) デザイン応募期間
「西陣織」をテーマとして、別に定める「応募要項」に記載の条件に当てはまる作品を募集します。令和4年9月26日(月)までに、応募票を御提出ください。
令和4年10月7日(金)まで 西陣織会館への納品
制作された作品を期間中に納品していただき、作品が条件に当てはまるかを確認いたします。なお、納品に当たっての連絡事項は、応募票提出者に個別に御案内いたします。
令和4年10月下旬 応募条件に記載の基準等を満たしているかを主催者が確認し、展示作品を決定します。
令和4年11月1日(火)~令和4年11月13日(日) 作品公開・展示及び審査(一般投票)の実施
左記期間において、西陣織会館で作品を展示するとともに、来場者に投票していただき、各賞の受賞者を決定します。なお、個別に審査員による審査・投票や、特別賞の審査等も実施します。
令和4年11月15日(火)(夕方頃予定) 表彰式
表彰式得票数の多かった作品及び特別賞に選ばれた作品を表彰します。

 なお、新型コロナウイルス感染症拡大等の状況によって、各スケジュールの中止・延期又は 内容を変更する場合があります。
 

  • 応募方法

 次の書類をメールにて御提出ください。(提出先アドレス:densan@city.kyoto.lg.jp)
 提出物 西陣designグランプリ 応募票(別紙として参考資料の添付も可能)(応募票は京都市情報館からダウンロードできます。)
 

  • 主催・共催

 西陣織工業組合、京都市
 

  • 事業協力・協賛(発表日時点)

 京阪ホールディングス株式会社、京阪電気鉄道株式会社
 

  • 問い合わせ・申請書提出先

 京都市産業観光局クリエイティブ産業振興室
 メール:densan@city.kyoto.lg.jp
 いただいた御質問等を集計させていただく観点から、原則、メールでのお問い合わせとさせていただきますので、御協力をお願いいたします。
 電話:075-222-3337 FAX:075-222-3331

タイトルとURLをコピーしました