徳島県では、徳島ならではのワーケーション「アワーケーション」を通じて、社会貢献に興味がある都市部の事業者を呼び込み、「地域の魅力体感」や「地元との交流・マッチング」により、地域が抱える課題の解決や集落活性化を図る取組みを推進しています。
このたび、「にし阿波の傾斜地農耕システム」が「世界農業遺産」に認定された「県西部エリア」を舞台に、都市部の事業者と、世界農業遺産を推進する団体が連携し、地域の課題解決を目指すプロジェクトを開始することとし、キックオフイベントとして次のとおり「ワークショップ」を開催します。
このたび、「にし阿波の傾斜地農耕システム」が「世界農業遺産」に認定された「県西部エリア」を舞台に、都市部の事業者と、世界農業遺産を推進する団体が連携し、地域の課題解決を目指すプロジェクトを開始することとし、キックオフイベントとして次のとおり「ワークショップ」を開催します。
1 ワークショップの開催
東京都渋谷区にある共創施設「SHIBUYA QWS」と、県西部の集落をオンラインで繋いでワークショップを行います。
■テーマ
世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」の限界集落の再生を考える
■日程
令和4年8月5日(金)14:00ー16:30
■プログラム(予定)
ワークショップでは、「傾斜地農耕システムの保全、地域のPR」に取り組む地域団体の事例と本県のSDGs取組を紹介し、課題解決に向けた意見交換を行います。
※ワークショップ詳細はこちらよりご参照ください。→ https://peatix.com/event/3301096
2 今後の予定
ワークショップに参加した都市部の事業者が現地体験するアワーケーションツアーを開催します。
■場所
家賀集落(つるぎ町)、県西部のコワーキングスペースや観光施設など
■日程
令和4年9月予定
■プログラム(予定)
地元ガイドによる現地案内、藍の収穫、生葉のたたき染め体験、地元住民とのワークショップ、参加事業者からの提案発表などを行います。
※にし阿波の傾斜地農耕システム
畑の土壌流出を防ぐカヤのすき込みや独自の農具(サラエ)による土あげ作業で、斜度40度にせまる急傾斜地を段々畑を作らず、そのまま農地に利用する伝統農法で、そばや山菜、雑穀など少量多品種を栽培する、山間地の環境に適応した持続可能な農業システム。2018年に中四国で初めて国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する「世界農業遺産」に認定された。