ふるさと納税を活用して、子どもの居場所づくりプロジェクトを応援するための寄附募集を開始

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静岡県は本日8月1日、とふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」が提供するクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み「ガバメントクラウドファンディング®」(GCF ®)で、子どもの居場所づくりの活動拡大に必要な資金調達に取り組む団体支援を目的とした3つのプロジェクトの寄附募集を開始しました。
募集期間は8月1日(午前10時公開)から10月29日まで。目標金額は計850万円です。
  • 背景

子どもの居場所とは、子ども食堂や学習支援等を、無料または低額な料金で子どもが一人で安心して利用できる地域の居場所で、孤立の解消、人や社会と関わる力の育成、子どもの貧困対策として効果的な取組とされています。その取組は、NPO法人やボランティア団体等の民間発の自主的・自発的な取組が多く、静岡県では持続可能な活動に向けた支援に取り組んでいます。

  • プロジェクトの概要①

◆プロジェクト名: 地域をつなぐ「移動する駄菓子屋さん」がキミのまちに行くよ!
◆プロジェクトオーナー:静岡県×一般社団法人おたまちゃん食堂
◆募集額: 200万円
◆期間:2022年8月1日~10月29日(90日間)
◆プロジェクトの内容:移動販売車による駄菓子屋を開設し、静岡県三島市内の地域各所に出向きます。子どもだけでも訪れやすい駄菓子という特徴を生かし、親子関係に悩みを抱える子どもたちの声に耳を傾けるなど、地域に埋もれている支援ニーズを把握し、地域のサポートネットワークにつなげていきます。
◆寄附金の使い道:移動販売車の購入及び関連経費一式、テーブル・椅子等の物品購入、会場借用料、広告関連費用など
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1786

  • プロジェクトのの概要②

◆プロジェクト名: “みんなで支え・守り・伸ばす” 地域でつくる子どもたちの新しい居場所の拠点
◆プロジェクトオーナー:静岡県×NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク
◆募集額: 250万円
◆期間:2022年8月1日~10月29日(90日間)
◆プロジェクトの内容:公民館等の施設を借りて定期的に行う子ども食堂の活動から、常設の拠点を開設し、時間や日にちに左右されない子どもの居場所として活動内容を広げます。また、活動を応援する協力者もいつでも立ち寄れる場ができ、地域の方が集う新たなコミュニティ場づくりも進めます。
◆寄附金の使い道:施設の内装工事費、空調・暖房設備工事費、机・椅子・ロッカー等購入費など
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1787

  • プロジェクトの概要③ 

◆プロジェクト名: “農業を通じて子どもを育む” 自己肯定感を育む子どもの居場所づくり
◆プロジェクトオーナー:静岡県×静岡大学お茶サークル 一煎
◆募集額: 400万円
◆期間:2022年8月1日~10月29日(90日間)
◆プロジェクトの内容:自然の中で過ごせる場所や、農業体験をする機会が減っている都市部の子どもたちも参加しやすいよう、都市型農園として、移動型のコンテナを用いた屋内農園を作ります。子どもたちに農業体験の機会を提供し、栽培や収穫を体験することにより、自己肯定感を高めることを目指します。
◆寄附金の使い道:移動型コンテナの設備費、ハーブ類の仕入れ、静岡大学農学部コンサルタント料、賃料など
◆プロジェクトURL:https://www.furusato-tax.jp/gcf/1788

  • 【参考】ガバメントクラウドファンディング(GCF)とは

ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンク(本社:東京都目黒区、代表取締役:川村憲一、以下「トラストバンク」)が2013年9月に提供したクラウドファンディング型でふるさと納税を募る仕組み。 自治体がプロジェクトオーナーとなり、 関心や共感を呼ぶプロジェクトを立ち上げることで、 広く資金を調達する。 寄附者は自らの意思で寄附金の使い道を選ぶことができる GCF®では、 自治体が地域課題に対する具体的な解決策、 必要な寄附金と使い道、 寄附金を集める期間などを提示する。 2020年1月時点で寄附総額70億円を突破し、 680以上のプロジェクトが実施された。 「2019年度グッドデザイン賞」を受賞。
※「ガバメントクラウドファンディング®」及び「GCF®」は、株式会社トラストバンクの登録商標です。
※「ふるさとチョイスガバメントクラウドファンディング」サイト:https://www.furusato-tax.jp/gcf/

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