プロギングとは”ジョギング”しながら”ごみを拾う”スウェーデン発祥のフィットネスです。今回は東京のプロギングジャパン専門講師の指導の下、小中学生に特化した”プロギング運動会”を企画しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で、参加した小中学生の体力向上だけではなく、増加し続ける海洋ごみ対策への意識向上を図り、身近なところから海洋ごみ問題を考えるきっかけ作りを目的として開催するものです。
- プロギング運動会とは?
今回開催するプロギング運動会は小中学生に特化したプロギングです。20人ごとの班に分かれ競い合うことで楽しい運動になります。また単にビーチクリーンをするだけでなく、思いっきり走り、笑い、参加した後には爽快感とともに、落ちているごみに「なぜ?」「どうして?」「どうすれば?」と自分事化した「海洋ごみ」への関心を高めてもらえるような企画です。
プロギング運動会内容
① バランスチェック
あらゆるスポーツで大切な”体幹”。プロギングでも体幹がしっかりしていると安定した姿勢でかっこいいピック(ごみを拾うこと)が可能になります。ここでは全員で目を瞑って片足立ちをし、時間内で何人残れるかを班ごとに競います。
② ピックリレー
プロギングでは”走る”動作と、トングなどを使わず”拾う”動作を同時に行うことがかっこよく見えるコツです。そのために素早く屈んで立ち上がることが重要になります。ここでは2人1組でリレー形式に15m先にあるごみを拾い往復します。各班の走り終えたタイムがポイントになります。
③ ビーチクリーンバトル(=プロギング小中学生版)
それぞれのチームで制限時間内により多くのごみを拾えたチームの勝利となります。拾った後、ごみの種類、なぜここに落ちているのか?これをなくするためにはどうすればいいのか?自分たちにできることはどんなことか?を皆で話し合います。
<イベント概要>
日時 | 2022年7月26日(火)午後1時~午後3時 (受付開始 午前11時半~) |
会場 | 遠別町海水浴場・みなくるびーち周辺(遠別町字富士見) ◆当日の連絡先:080-8248-1510(担当:伊戸川) |
アクセス | 遠別町スポーツセンター(遠別町字幸和11番地)から車で5分 |
プログラム | 1. 集合、受付、検温、消毒 2. チーム分け~指導者からの説明、競技開始 ・バランスチェック(体調確認) ・ピックリレー(仲間づくり) ・ビーチクリーンバトル(ごみ拾い競争) 3 .ごみの計量、分別~考察 |
<団体概要>
団体名称 :CHANGE FOR THE BLUE in北海道実行委員会
URL :https://hokkaido.uminohi.jp/
活動内容:北海道の海の今を伝えることで皆さんと海をガッチャンコして、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/