『決裁者の意思決定に関する調査』業績好調企業の68%が意思決定内容を1年以内に見直していることが明らかに

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センスメイキングで事業や組織運営に伴走する合同会社LifeStocks(所在地:東京都品川区 代表:狩野 真依子)は、全国の意思決定者層(経営方針・事業方針の意思決定に関わる決裁者)500名を対象に「決裁者の意思決定に関する調査」を実施し、本日付で調査レポートを公開しました。

センスメイキングとは、意思決定した事柄が意味付けされ、関係者の中で腹落ちしている状態を指します。不確実性が高く変化の大きい時代において、業績に寄与する意思決定のプロセスとはどのようなものなのかを知るため、本調査を実施しました。

・調査企画:合同会社LifeStocks
・実査機関:株式会社クロス・マーケティング
・調査方法:オンライン上でのアンケート調査
・対象:日本国内の企業に勤める決裁者(部長クラス以上) 500名
・実施期間:2023年6月14日〜2023年6月16日
・調査地域:日本全国

  • 調査結果サマリー

1.好調企業の72%が意思決定のプロセスにおいて対話機会を取り入れている

2.好調企業の68%が意思決定内容の見直しを1年以内に行っている

3.好調企業の53%が事業方針や提供価値、顧客価値について3ヶ月に1回考える機会を持っている

※好調企業:設立50年以下、成長率5%以上の企業/停滞企業:設立50年以下、成長率5%未満の企業

  • 調査結果詳細の抜粋

1.好調企業の72%が意思決定のプロセスにおいて対話機会を取り入れている

意思決定時にオフサイトミーティングや経営合宿など対話機会の有無と頻度について好調企業群と停滞企業群を比較したところ、「設けている」「時々設けている」としたのは好調企業群で72%、停滞企業群は45%でした。

好調企業は停滞企業よりオフサイトミーティングや経営合宿を設ける傾向があり、意思決定の際に、社内の対話の時間を多く設けることが売上成長に寄与する可能性があることが分かりました。

2.好調企業の68%が意思決定内容の見直しを1年以内に行っている

意思決定の見直しのタイミングについて好調企業群と停滞企業群を比較したところ、「1年未満」と回答したところ好調企業群は68%、停滞企業群は50%でした。

好調企業は停滞企業より会社として意思決定をした内容を1年以内に見直す傾向があることが分かりました。

3.好調企業の53%が事業方針や提供価値、顧客価値について3ヶ月に1回考える機会を持っている


会社として事業方針や提供価値、顧客価値について、立ち止まって考える機会を1年間でどのくらい作っているかについては、「3ヶ月に1回以上」と回答した好調企業群は53%、停滞企業群は31%でした。

意思決定の見直しに関わらず、そもそも会社や個人として、事業方針や提供価値、また顧客価値について、立ち止まって考える機会の頻度が多い企業の方が好調企業群に属する傾向がありました。

▼本リリースの考察も含めた資料はこちらからダウンロードできます

https://lifestocks.co.jp/news_202310/

  • 考察

設立50年以下で成長率5%以上の事業成長率の高い企業では、ステークホルダー間での対話、意思決定後の見直し、そして振り返りの習慣を設けているという調査結果でした。

好調企業と停滞企業では、意思決定の見直しや問い直しの頻度に差があることから、戦略的に問い直しを行うことが成果に寄与している可能性が高いのではないかと私たちは考えます。

  • セミナー開催のお知らせ

今回の調査結果を受け、LifeStocksでは下記テーマでウェビナーを開催いたします。

<セミナーテーマ>

【『決裁者の意思決定に関する調査』で分かった】

成長企業から見えてくる”戦略的問い直し”3つのテーマ

<セミナー内容>

・好調企業と停滞企業における意思決定に関する差

・意思決定内容の問い直しの効果と障壁

・戦略的問い直しで推奨する3つのテーマ


<日時> 11月21日(火)12:30-13:30

<形式> オンライン

<参加費> 無料

<対象>  経営層・事業責任者・経営企画・人事の方

<お申し込み方法・詳細> peatixにてお申し込み受付

【『決裁者の意思決定に関する調査』で分かった】成長企業から見えてくる “戦略的問い直し”3つのテーマ
合同会社LifeStocksは10月17日に『決裁者の意思決定に関する実態調査』を公開いたしました。全国の意思決定者層500名を対象にした本調査において、次のことが明らかになってい... powered by Peatix : More than a ticket.

リンクをクリックするとイベントページに移ります

<登壇者>

合同会社LifeStocks 

代表 狩野 真依子

株式会社リクルートに入社、人事企画や人材育成、採用に携わり、その後複数のサービスの立ち上げ、及び推進をプロダクト責任者、組織マネージャーとして牽引。2016年よりベンチャーキャピタルのインクルージョンジャパン株式会社にて、複数のスタートアップやプロジェクトの事業や組織支援を行う。2018年にLifestocksを設立。

  • 会社概要                                   

私たちは、「センスメイキング」という考え方を用いて事業運営、人材マネジメントや組織開発などの分野で支援・共創しております。事業の経営管理設計、ミッションビジョンバリューの策定や人事制度設計、マネジメント層向けスキル実装及び伴走による育成プログラム、経営・リーダー層向けチームビルディングなどを通し、お客さまの事業や組織が描く未来へと踏み出すため、共に一歩一歩を進むパートナーです。

社名

合同会社LifeStocks

設立

2018年8月

代表者

狩野 真依子

本社所在地

〒141-0032

東京都品川区大崎

事業内容

人事マネジメントコンサルティング

事業支援コンサルティング

コーチング

ホームページ

合同会社LifeStocks | 伴走型、事業支援・組織開発コンサルティング
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