経済産業省のインパクトスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup Impact」にユーグレナ社が選定されました

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株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、経済産業省が運営するインパクトスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup Impact」に選定されたことをお知らせします。

■「J-Startup Impact」の概要

インパクトスタートアップとは、社会的・環境的課題の解決や新たなビジョンの実現と、持続的な経済成長をともに目指す企業であり、岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の考え方を体現する存在として注目されはじめています。

経済産業省ではこれまで、イノベーションの担い手であるスタートアップへの支援を目的に、官民一体となって集中的に支援を行う「J-Startup」プログラムを運営してきましたが、本年度よりインパクトスタートアップに対する認知向上や支援の気運醸成に向けて、ロールモデルとなることが期待される30社を選定しました。

「J-Startup Impact」として選定された企業は、国内外の大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、入札機会の拡大、民間企業とのマッチングといった「J-Startup」における支援に加え、インパクトの測定・管理やグローバル認証取得等に関する専門家相談窓口の活用推進、各種イベント等での国内外に向けた発信・PR支援など様々な支援を受けることができます。

選定にあたっては、約500もの企業から応募があり、民間有識者からの推薦内容を踏まえて評価が行われました。評価項目の1つである、「社会的インパクト向上を目指す取組(インパクト測定・評価や体制構築・情報開示など)」に関する手法の確立やノウハウの普及は、まだ初期段階にあります。

選定された企業のさらなる取組推進はもちろん、選定企業の優良な取組が他のインパクトスタートアップにおける取組の参考となり、インパクトスタートアップ業界全体に波及効果がもたらされることを期待されています。

■当社の選定理由

当社は、「Sustainability First」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、当社の事業が成長すればするほど社会問題の解決につながっていくべきという考えのもと、健康寿命の延伸に向けたヘルスケア事業、気候変動の解決を目指すバイオ燃料事業、循環型農業を目指すサステナブルアグリテック事業、バングラデシュでのソーシャルビジネス等を展開しています。2018年には当社の企業理念や事業などが評価され、第一次「J-Startup」に選定されています。※1

そしてこのたび、「微細藻類ユーグレナを原料とした非燃料系エネルギー開発に取り組んでおり、事業成長が社会課題の縮小につながる事業モデルを構築している点が秀逸。技術開発で世界をリードしつつ、社会的インパクト向上を目指す取組の可視化にも取り組んでおり、ロールモデル性が極めて高い」と評価され「J-Startup Impact」に選定されました。

※1 J-Startup公式サイト当社紹介ページ https://www.j-startup.go.jp/startups/080_euglena_coltd.html

当社は、「Sustainability First」のフィロソフィーのもと、さらなるソーシャルインパクトの創出に取り組んでいきます。

<株式会社ユーグレナについて>

2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供を行っています。また、2014年よりバングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を継続的に実施。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp

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