フィールドで出会った生き物が何か知りたくなる、見分け方のポイントを紹介します。
世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷幸樹 https://aquatotto.com/index.php)では、生き物の見分け方を紹介する企画展を開催いたします。
私たちはたくさんの生き物とともに生きていますが、正確に名前を言い当てることができる種はどれほどいるでしょうか。生き物の見分けはとても難しく、水族館の飼育スタッフでも「見分け」には日々苦労しています。
今回の企画展では、岐阜県に生息する生き物を中心に、一見するとよく似ているため区別がつきにくいような生き物の見分け方を紹介します。
フィールドで出会った生き物が何か分かれば、より楽しく、自然がもっと近くに感じられます。身の周りの生き物の「見分け」に挑戦してみてはいかがでしょうか。
期間 | 2022年7月16日(土)~12月11日(日) |
料金 | 入館料のみ |
場所 | 館内1階 特別企画展示スペース |
展示 | 生体26種 約120点、剥製標本9点、パネル紹介 |
●岐阜県で見られる魚
ヒレの色が違う「カワムツ」と「ヌマムツ」、ヒゲがちがう「ゼゼラ」と「ツチフキ」など、木曽三川などの河川でくらす生き物の見分けるポイントを生体展示で紹介します。
●岐阜県で見られる生き物
足の大きさがちがう「アカネズミ」と「ヒメネズミ」、はさみあしの色がちがう「ベンケイガニ」と「クロベンケイガニ」など、生き物の見分けるポイントを生体や剥製標本の展示で紹介します。
●見分けに挑戦!なにドジョウ?
岐阜県に生息する6種類のドジョウの見分け方を紹介しています。(生体を展示しているのは1種類)見分け方のポイントを確認しながらクイズ形式で見分けに挑戦することができます。
●ほかの県の魚たち
見分けが難しくスタッフ泣かせの「カマツカ」、「ナガレカマツカ」、「スナゴカマツカ」や、北と南でちがう「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」など、岐阜県の魚とのちがいがあるの?という視点で紹介します。