『スポGOMI甲子園・青森県大会』を開催 激闘を制したのは菊水寮チーム 当日は参加者全51人で、約204Kgのごみを集めました!

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一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全17チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・青森県大会』を9月16日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

  • イベント概要

・日程   2023年9月16日(土)9時30分~12時00分

・開催場所 青森市 合浦公園海水浴場付近

・参加人数 1チーム3名×17チーム=51人

  • 優勝は県立五所川原農林高校の菊水寮!拾ったごみの総量は圧巻の46.5kg!

今年の青森県大会には、前年優勝の青森山田高校をはじめ、青森市内と五所川原市内の合わせて6高校から17チームが参加し、60分間に渡り海水浴場のある公園内で高校生たちがごみ拾いを通じて海洋ごみ問題を学びました。選手たちは、公園内の草地や海水浴場の砂浜など、くまなく回ってはごみを拾い集めていました。チームの中には、ベンチの下や植え込みの中など他のチームがまだ拾っていないと思われるところに着目してごみを拾う姿も見られました。競技の結果、五所川原農林高校の菊水寮チームが、ごみ総量46.5kg/4,650ポイントを獲得し、準優勝のチームに2,239ポイント差をつけて優勝しました。五所川原農林高校の菊水寮チームは、昨年は準優勝だった事から見事雪辱を果たした形となり、11月に東京で行われる全国大会でも上位入賞が期待されています。

  • 青森県大会で集められたごみの総量は約204kg

陸奥湾に面した青森市の合浦公園は、青い海と緑の木々の森が広がっており、公園北側には海水浴場があります。また、明治時代に開設された桜の名所としても知られる青森市を代表する公園です。スポGOMI甲子園の会場となった海水浴場やその周辺では、普段はごみは少ないものの、参加した高校生たちが拾ったごみの量や種類が、公園内を探せばまだまだ海を浮遊してきた海洋ごみが落ちている事を物語っていると言えます。

  • 優勝チームコメント

「日頃から整備の行き届いている公園ですが、プラスチックごみが目につくところがありました。陸のごみが海に繋がるので、自分たちの行動を改めていく必要があると感じました。」また、11月に東京で行われる全国大会へ向けては、「上位を目指すと共に、スポGOMI甲子園の活動を通して海洋ごみを削減する意識を青森県より人口の多い東京都の人達へ訴えかけていきたい。」と、メッセージを発信していく事を力強く語っていました。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション

URL:https://www.spogomi.or.jp/

活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。

CHANGE FOR THE BLUE

国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。

産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
企業や地方自治体などと連携し、この数十年で増え続けている海洋ごみ対策のための様々なモデルを作り、国内外へ発信していく取り組みです。

日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。

海と日本PROJECT【日本財団】
日本全国の海に関する様々な情報を日本財団「海と日本PROJECT」がお届けします。おでかけにぴったりなイベント情報や、海の現状を知る最新調査報告など、海を知って、海を思い、海に集うための情報が満載です。
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