インバウンド需要の復活、円安による輸出業の好調等、物価高が日常生活に負担感を増す一方で業績が好調な企業も多くいます。特にインバウンド需要で大きく復活している旅行業や飲食業では時給を上げても人材の確保が難しい等、人材の課題は企業成長に直接的な打撃を与えうる課題です。
特に、企業成長において次のリーダーを輩出していくことは不可欠にも関わらず、成長企業でこういった人材の課題が浮き彫りとなりとなっています。なぜ、業績が好調な企業でこのような問題が起きているのでしょうか?
この度のブランディングセミナーでは、企業の理念・経営戦略を踏まえたインナーブランディングによる人材育成を学べるブランディングセミナーを開催いたします。
【セミナー概要】
《ブランディングセミナー》
日 程:2023年10月5日(木)
時 間:10:00~11:30
場 所:アーバンネット神田カンファレンス 3階
参加費:無料
講 師:関野 吉記 株式会社イマジナ代表取締役社長
申し込み:https://www.imajina.com/seminar/entry/3731?utm_source=PR&utm_campaign=230922_231005
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リーダー層の育成に必要なのは企業の方針の明確化だった
上図は企業が3-5年後の近い将来に企業成長において何が課題であるかを調べた調査結果になります。
その結果によると、企業規模に関わらず、次世代リーダーの育成が最大の課題であることが分かります。
そして、同時にその原因として経営戦略の不明確さがあげられています。
業績が好調な時期、あるいは成長期には企業は新しい人材を迎え、事業拡大に備えます。しかし、一方で経営戦略・方針が明確でないと、社員としては何を目指して業務にあたっているのか、今忙しく働いている目的が何であったかを見失いがちになります。
すると、社内の一体感のなさや、社員の能動的なアクションがなくなるといったモヤモヤとした空気感が社内に蔓延し、せっかくの成長を止めるリスクすらあります。
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企業の想いを積極的に発信することが不可欠
だからこそ、イマジナでは企業の理念・経営戦略を踏まえて、社員に伝わるブランドコンセプトを策定・浸透させるブランディングが重要だと考えます。
企業の方向性を示し、なぜそれをやるのかを社員の中に浸透できれば、社員一人ひとりが業務にやりがいをもって取り組むことで、経営層と社員が同じ方向を向いて進んでいく強い一体感をもった組織へと成長していけるのです。
特に、管理職候補等、将来を期待する社員には、チームビルディング・マネジメントといったスキル面を学ぶと同時に、このような会社の想いを伝えてもらう役目を与えることで、企業の未来と自身のキャリアをリンクして考えてもらい、次世代リーダーとして成長してもらうことができると考えます。
今回のセミナーでは、実際にブランディングを導入した企業・団体様の実例も踏まえ、より具体的な施策実例をお伝えします。ブランディングとは何か、実際にはどんなことができるのかよりイメージできる充実の内容となっております。
少しでも興味ございましたら、是非お気軽にお申込みください。
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講師紹介
登壇者 株式会社イマジナ代表 関野吉記
15歳で単身アメリカに留学。その後イギリスに渡り演出家として学びを深め、イタリアで演出の仕事に携わる。その後、ビジネスの領域に転換、演出の場を舞台から企業へとシフトし投資部門に出向、アジア統括マネージャーなどを歴任した。これらの経験を通して経営における企業ブランディングの必要性を痛感し、26歳のとき、NYで株式会社イマジナを設立。世界では一般的な「インナーブランディング」を日本の文化にアジャストし確立させた。社員の誇りを醸成する組織戦略に、舞台演出で身に付けた「魅せ方」の手法を結びつけ、アウター・インナーを網羅したブランドコンサルティングで、すでに2,800社以上の実績を挙げている。近年は社員共感型ブランディングを推奨し、企業の核となる管理職や若手の育成に力を入れ、「人材に投資することが当たり前になる社会をつくる」ために、日本企業のグローバルブランド化を推し進めている。