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Minamiuonuma Startup Dayとは?(Minamiuonuma×Startup)
米どころとして知られる新潟の中でも、随一のブランドを誇る南魚沼市。米穀業者からも「南魚沼のコシヒカリは日本一美味しい」との評判をいただいています。
南魚沼市では、世界的な脱炭素の流れの中で森林保護や植林につながる「カーボンクレジット」創出事業や、米や酒造りの過程で出る酒粕や米ぬかなどの地域ならではの資源を活用したスタートアップ企業がどんどん生まれています!
南魚沼市は2021年から起業家支援政策を開始し、起業家に向けた補助金制度や、起業家の交流の場となるコワーキングスペースの設置など、創業支援の体制を強化しています。
当イベントは、そんな南魚沼市から生まれた起業家、スタートアップ企業と、南魚沼市の地域課題を解決できる東京の起業家・スタートアップとをつなげ、協力を深めるためのミートアップイベントです。
イベントでは、南魚沼のスタートアップの事業の取り組みや地域の課題についてご紹介するとともに、スタートアップイベントでは珍しく、南魚沼が誇るお米や日本酒などを試飲するコーナーもご用意。南魚沼の恵みを味わっていただきながら、ご参加者同士のミートアップ・交流いただく時間を設けます。
ぜひ南魚沼×東京の繋がりを楽しんでいただければと思います。
南魚沼・新潟にご縁がある方、行政関係者の方も大歓迎です!
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開催概要
■日時
2023年10月26日(木)15時〜18時
■場所
渋谷QWS 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目渋谷スクランブルスクエア15F
■定員
現地 80名 オンライン 50名
■対象者
①南魚沼市および周辺市町村の起業家
②南魚沼市との連携に興味があるスタートアップ
③南魚沼市のスタートアップ政策に興味がある自治体関係者
④南魚沼市および周辺市町村出身の都内在住者
■主催
南魚沼市
(運営:一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構、Socialups株式会社)
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スケジュール
15:00 オープニングパネルディスカッション「南魚沼のスタートアップって?」
南魚沼市長 林茂男
(株)魚沼スッポン 井口陸弥
15:20 チャレンジ支援事業補助金採択者のピッチ
(株)ForestFolks 桜井隆志
(株)accos 永井亜木子
SOUQ(株) 奥田将大
*チャレンジ支援事業補助金とは、南魚沼市で地域産業に携わる個人や既存の法人が取り組む構想段階の事業や、起業者が取り組む新事業を進めるため、その新たなビジネスを社会実装させるために行う国内外先進地への調査研究や概念実証(POC)などに必要な経費を支援する補助制度です。
15:50 南魚沼の社会課題解決パネルディスカッション 「南魚沼の森林問題」
(株)庄治郎商会 原澤太一
(株)Socialups 髙瀬章充
南魚沼市役所 平川勇斗
16:20 都内スタートアップカウンターピッチ
(株)雨風太陽 岡本敏男
16:35 新潟県の施策説明
新潟県産業立地課
16:45 クロージング
南魚沼市産業育成支援特別顧問 松井利夫
17:00 南魚沼のお酒・フード試食会
18:00 イベント終了
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登壇者(企業)紹介
・南魚沼市産業育成支援特別顧問((株)アルプス技研 創業者 最高顧問) 松井利夫
・(株)魚沼スッポン
代表取締役社長 井口陸弥
新潟県南魚沼市生まれ。2014年北海道大学水産学部入学。2020年北海道大学大学院にて「アワビの陸上養殖に関する研究」で修士号取得。2021年地元南魚沼市にUターンし”温泉を活用したスッポンの養殖事業”をスタートするべく株式会社魚沼スッポンを設立。飼育には南魚沼市内に自噴する温泉を活用し、また餌には地元の銘酒である八海山の製造過程で出る酒粕を配合して生産を行っている。
・(株)ForestFolks
代表 桜井隆志
南魚沼森林組合にて林業に従事し、植林から伐採まで経験。
その後南魚沼市でのチャレンジ支援補助金に採択され、CO2排出権取引の活用によるより良い森林整備を行い、林業、山林を取り巻く状況の改善を目指した新規事業の立ち上げを行っています。
・(株)accos
代表取締役 永井亜木子
私たちは、双子の姉妹で、魚沼産コシヒカリの米ぬかと玄米を使った「米ぬか玄米カイロ」の製造販売を令和2年から行っています。米ぬかと玄米が安定的に調達可能なこの南魚沼の地で、私たちの取り組み(未利用の農業副産物から利益を生み出すこと)を通し、農業者の収入を補填し、経済面・環境面ともに安心・安全な循環型農業の普及と、人々の心身の健康維持を推奨していきます。
・SOUQ(株)
代表取締役 奥田将大
前職にて中近東の事業開発を担当。UAE駐在時に日本の地域文化や、水や雪など天然資源が現地では憧れの存在であることに衝撃を受け、帰国後に観光業で起業。雪国文化を活かしたツアーや、リノベ温泉旅館・古民家宿を運営。
スノーリゾートにおける地域を無視した開発やオーバーツーリズム問題に危機感を覚え、「シェアすれば豊かに」をテーマにweb3技術を活かした観光客や移住者と地域を繋ぐ新しいエコノミー創出を目指す。
・(株)庄治郎商会
代表取締役 原澤太一
~相手の気持ちになって考える~
人でも植物でも無機質な物でも。私が常に思っていることです。
おはよう。まだ日も昇らない朝、圃場(田んぼ)をすべて周り稲たちの顔を見て管理をしています。人と同じで喉も渇くし、お腹も空きます。田んぼ一枚一枚顔が違うし、同じ日に植えたのに土壌によって成長も色も全然違う。そこが面白い。個性に合わせて水をやり、栄養(肥料)の加減も考え育てます。ご飯も一品として考え、産地とブランドに胡坐をかかず、一生産者として、ごはんソムリエとして、こだわりの逸品を皆様の食卓にお届けします。
また、現在は野遊び体験事業に力を入れていて、ホテルと連携をした田植え体験、稲刈り体験は毎年大賑わいです。
私たちは、人と自然の「もっといい関係」を築き、明日へ繋げるエコライフ創造企業を目指します。
・(株)雨風太陽 岡本敏男
1982年、大阪府生まれ。東京大学在学中の2004年に株式会社ブレイブシップを創業し、代表取締役に就任。
大手企業/急成長ベンチャー企業をクライアントに、新卒採用コンサルティング事業を推進。
その後は会社員に転じ、主に人事・組織開発領域、子会社経営を専門に複数社を経験。
2019年4月よりNPO 法人東北開墾に事務局長として入社。2021年2月、同社取締役就任。
株式会社雨風太陽
生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」や、「東北食べる通信」の企画・開発・運営、親子向け地方留学プログラムの企画・実施等を行う。2022年4月に株式会社ポケットマルシェから現社名に商号変更。「都市と地方をかきまぜる」をミッションとし、「都市と地方」「生産者と消費者」「人間と自然」など、両者の間にある「分断」をつなぎ、かきまぜ、その境目をなくすこと。そして、生かし、生かされあう関係を実感することで、感謝や喜びを感じられる社会を作ることを目指している。
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申し込み方法
peatixからチケットをお申し込みください。
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新潟県南魚沼市
市長:林茂男
人口:約53,000人(2023年9月現在)