Rugby School Japan 開校記念プレスリリース

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新校の初代校長には、英国ラグビー校本校で14年間の教育指導・学校運営経験をもつトニー・ダービー氏が就任しました。

450年以上の歴史をもつ英国の名門校が、世界最大の都市圏である東京首都圏に開校するのは、日英にとって歴史的なマイルストーンです。本校では開校を記念し、本日9月15日に新校舎とその付随施設をメディアの皆様に公開いたします。

Rugby School Japanは、Rugby School International Limited(英国法人)、一般財団法人Rugby School Japan設立準備財団(東京都千代田区、代表理事:フウ フェイフェイ)、三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長植田俊)、国立大学法人千葉大学(千葉県千葉市、学長:中山俊憲)およびCEA GroupのCEAMS合同会社(東京都千代田区、CEO:フウ フェイフェイ)が協力し、千葉県柏市に誘致したインターナショナルスクールです。

【新校の開設の理由と目的】

 現在、アジア各国においてインターナショナルスクールの設立が年々拡大していることは周知の通りです。特に香港やシンガポール、上海等の大都市は積極的に英国等から名門校の姉妹校誘致活動を進めており、それに比較して東京首都圏は世界最大の都市圏でありながら、ワールドクラスのトップ校と呼べるインターナショナルスクールが皆無です。そのため、外資系企業の進出や高い専門分野とスキルをもつ教育者。研究者等の招致の大きな足枷となっていることが指摘されています。

世界から外資系企業や最高峰の研究者を日本に招致するためには、その子女の教育環境の存在が不可欠です。ラグビー校本校の姉妹校RSJの開校は、日本が国際的に継続発展していく上で求められるこのようなニーズに応えます。

RSJの姉妹校であるラグビー校本校は、エリザベス女王1世の時代の1567年に設立されたイングランドで最高峰の私立名門学校の一つです。「ザ・ナイン」と呼ばれる英国のトップ校 9校の一角を占め、卒業生の九割以上がオックスフォード大学やケンブリッジ大学等ラッセル・グループの大学に進学する最難関進学校として知られています。

現在、W杯が開催されているスポ―ツとしてのラグビー発祥地としても有名で、今からちょうど200年前の1823年に同校のウィリアム・ウェブ・エリス少年等の生徒らによって、自主的にルールが制定された記録があります。

RSJは、本校同様英国発のA-Levelのカリキュラム履修と卒業資格取得を通して、全ての生徒が国内外の大学への進学を目指す国際的な学習環境づくりを目指します。またラグビー校の長い歴史の中で育まれた優れた教育的実践の理念と伝統に基づいて、生徒たちの主体的なイニシアチブを通し、一人一人の強い人格形成を促し、国際人に育成することも新校の目的です。

【学校の戦略的ロケーション】

 ・RSJは、都心から30分とアクセス良好な柏の葉キャンパス駅徒歩3分の千葉大学柏の葉キャンパス内の敷地内に所在しています。

 ・柏の葉スマートシティでは、公・民・学連携による国際学術研究都市・次世代環境都市に向けた街づくりが進んできました。全体構想の中核とも言える位置に開校することで、RSJは、近隣の日本を代表する高等教育機関である千葉大学や東京大学、AIや宇宙工学等各領域の研究者との交流によって、学校の枠組みを超えた高大連携やSTEM教育が可能とします。

・RSJの開校によって、千葉県にグローバルな教育を提供できる教育インフラが整うことで、アジアを中心とする世界の多くの地域から人材や外資系企業の柏市へのさらなる集積が期待されます。

・新校は、千葉県立柏の葉公園へも徒歩5分圏内であるため、スタジアムや野球場、運動場、テニスコートなどの施設の有効利用と地域コミュニティとの連携が計画されています。

【新校の特徴的な施設】

RSJキャンパス内の新築施設は、省エネ設備を整えることでZEB Oriented、ZEH-M Oriented相当の環境基準を備えています。また千葉大学環境健康フィールド科学センターの既存樹木を約300本残し、緑豊かなガーデンキャンパスの記憶を継承したランドスケープを形成しました。

新校では、学校の通常の授業を行う一般教室に加え、以下のような特徴的な付随施設がございます。

・国際規格のラグビー場

・テニスコート

・芝生広場

・25mx6レーンの屋内温水プール

・ブラックボックスシアター(演劇場)

・ディベート・チェンバー(英国国会の様式)

・地域に開かれたスクールカフェ

・英国伝統のダイニングホール

・イノベーションラボ

・デザイン&テクノロジー教室

・ボーディングハウス

【ラグビーフットボールとの関連】

・RSJは、2019年のラグビーW杯日本大会のレガシーとしても位置付けられております。

・本年は、①ラグビーW杯フランス大会の開催、②ラグビーフットボール発祥200周年、③RSJの開校という記念すべき年となっています。

                RSJの初代校長トニー・ダービー氏

                      RSJの施設外観

                   RSJの学校内部 (食堂兼講堂)

                    RSJでの学生生活の開始

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