9月14日から「2023年リビア洪水救援金」の受け付けを開始

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日本赤十字社(本社:東京都港区)は、この度のリビア洪水の被害による人道危機を受け、2023年9月14日(木)から「2023年リビア洪水救援金」の受け付けを開始いたします。
お寄せいただいた救援金は、国際赤十字・赤新月社連盟(以下「連盟」)、赤十字国際委員会、リビア赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動、防災・減災活動等に活用される予定です。
皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

捜索・救助活動を行う赤新月ボランティア捜索・救助活動を行う赤新月ボランティア

1 救援金名称

 「2023年リビア洪水救援金」

2 受付期間

 2023年9月14日(木)~ 2023年11月30日(木)

3 受付口座

(1)ゆうちょ銀行・郵便局

  口座番号 00110-2-5606

  加入者名 日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)

  ※通信欄に「2023年リビア洪水救援金」と明記してください。

     また、受領証を希望される方は、併せて「受領証希望」と明記してください。

(2)都市銀行

  三井住友銀行 すずらん支店 普通預金 2787793

  三菱UFJ銀行  やまびこ支店 普通預金 2105796

  みずほ銀行  クヌギ支店  普通預金 0623560

  口座名義はいずれも「日本赤十字社(ニホンセキジュウジシャ)」

  ※受領証発行をご希望される場合は別途ご連絡が必要です。

   詳しくは、弊社ウェブサイトをご覧ください。 https://www.jrc.or.jp/

4 海外救援金の使途

 連盟、赤十字国際委員会、リビア赤新月社、日本赤十字社が行う救援・復興支援活動、防災・減災活動等。

冠水した道路で動けない車両を移動させる赤新月ボランティア冠水した道路で動けない車両を移動させる赤新月ボランティア

■リビア洪水被害の現状

現地時間9月10日、ハリケーン「ダニエル」による暴風雨がリビアを襲い、同国東部で大規模な洪水が発生しました。暴風雨により複数の都市が冠水したことに加え、沿岸都市デルナにある2つのダムが深夜に決壊。涸れ川(ワジ)に大量の水が流れ込み、河川両岸の建物ごと一気に海へ押し流しました。一部の地域では洪水の高さが最大3メートルに達したとされています。

これまでにリビア赤新月社が確認した犠牲者の数は2000人を超えています。また、行方不明者は1万人にのぼる可能性があり、死者数は数日間で急増することが懸念されています。洪水による避難者数は2万人以上とされ、救助・捜索活動に加えて、避難した人びとへの緊急支援も喫緊の課題となっています。

建物や車両などが海まで流された被災地の様子建物や車両などが海まで流された被災地の様子

■リビア赤新月社の救援活動

リビア赤新月社は、災害対策本部を立ち上げ、直ちに救護チームを出動させるなど緊急支援を展開しています。

増水で家から外に出られなくなった人の避難や、立ち往生した車両の移動、救助された人への応急処置など、被災者の命を守る支援をはじめ、避難場所の提供や、救援物資の配布、こころのケアなどの支援を実施し、活動をさらに拡大しています。 

リビア赤新月社の災害対策本部リビア赤新月社の災害対策本部

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