子ども第三の居場所「ゆめのみLabo」開所式を実施!

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 NPO法人COCONI(大阪府吹田市、代表 水木 千代美)は、この度、日本財団「子ども第三の居場所」の大阪府吹田市、初の拠点として採択されました。採択に伴い、家でも学校でもない子どもの新しい居場所である子ども第三の居場所「ゆめのみLabo」を開所し、9月10日(日)10時から開所式を執り行いました。

開催の様子②開催の様子②

パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子

NPO法人COCONIは、2020年7月に「すべての子どもたちが一歩先への希望をもてる社会」をめざし、身近な大人たちがつながることで子どもたちの生き方の選択肢を広げる取組みを行ってまいりました。この度、佐竹台地区の地域の皆さまとともに、地域のコミュニティカフェ「さたけん家」にて『子ども第三の居場所“ゆめのみLabo”』の取り組みを行っていきます。

「さたけん家」は12年前に地域の有志で開設した居場所で、コミュニティカフェや高齢者のふれあい交流サロンや学習支援、子ども食堂などを地域の方々と行ってきました。

式典では、代表理事の水木が「子どもたちが明日を楽しみにできる毎日を用意することは大人の責任であり、皆さまとともに子どもに居場所を、大人に活躍の場を作っていきたい 」と挨拶し、連合自治会長の吉田様、吹田市長 後藤圭二様(ごとうけいじ)、日本財団金子様より、ご挨拶をいただいた後、パネルディスカッションを行い、出席者の皆さまと「子どもたちにとってどのような場所が必要か、何ができるか」を考え、アイデアの共有を行いました。

子ども第三の居場所「ゆめのみLabo」では、子どもたちが自己肯定感や自己有用感が育まれ

るよう、安心でき、ほっとできる居場所を、子どもたちとともに作っていきます。地域コミュニティの中で子どもが育つことは、子どもたちを通して大人も繋がり、共に楽しみ、頼り頼られ、お互い様の関係性が作られ、持続可能なコミュニティに寄与していくと考えています。

 助成期間が終わるときに、サービスの授受の関係でもなく、動員で維持されているのでもなく、地域の力を持ち寄ることで在り続ける居場所となることを目指します。

今後は、マネージャー1名、スタッフ1名、地域スタッフ複数名で、月曜日と水曜日(16:00~18:00)、金曜日(16:00~21:00)に運営します。

  • 施設概要

所 在 地:大阪府吹田市佐竹台2-5-5

対象者:幼児~高校生

開所日時:月・水 16:00~ 18:00 / 金曜日   16:00~ 21:00 

スタッフ:マネージャー1名、スタッフ1名、地域スタッフ15名 

HP:https://coconi.or.jp/

Facebook :https://www.facebook.com/npo.coconi

  • 運営主体:NPO法人COCONIについて

〈ビジョン〉すべての子どもたちが一歩先への希望をもてる社会を作る

〈ミッション〉身近な大人達がつながることで子どもたちの生き方の選択肢を広げる

COCONIの持つ、教育行政や地域との繋がりを活かし、地域のリソースと行政や学校など公的機関との「困りごとを抱えるこどもを取り残さない支援ネットワーク」の構築に取り組んでいる。すべての子どもたちが希望をもてる社会を作るため、地域連携での居場所支援、教育行政との協働研究、中学校、高校でのキャリア教育プログラムの企画運営、不登校・ひきこもりの子どもへのアウトリーチ、進路選択相談、地域や教員研修などを行なっている。

  • 「子ども第三の居場所」とは

「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に178ヶ所設置されています。(2023年8月末時点)

子ども第三の居場所 | 日本財団
日本財団は「ソーシャルイノベーション」のハブとなり、子ども支援、障害者支援、災害復興支援など、よりよい社会づくりを目指します。あらゆる人や組織をつなぎ「みんながみんなを支える社会」を目指します。
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