当社の連結子会社である東罐興業株式会社(以下「東罐興業」)は、2023年7月より、環境負荷低減を目的として、国内で生産する紙コップ製品のグラビア印刷に使用するすべてのインキについて、再生可能な植物由来の原料を一部使用したバイオマスインキ※1への切り替えを実施します。
東罐興業で生産する紙コップにおける印刷製品のうち、グラビア印刷製品は約9割を占めており、今回のバイオマスインキへの切り替えにともない、従来のインキよりCO2排出量を約1割(年間 約40トン‐CO2)削減するほか、石油等の枯渇資源の使用量を年間 約6.5トン削減※2します。
東罐興業で生産する紙コップにおける印刷製品のうち、グラビア印刷製品は約9割を占めており、今回のバイオマスインキへの切り替えにともない、従来のインキよりCO2排出量を約1割(年間 約40トン‐CO2)削減するほか、石油等の枯渇資源の使用量を年間 約6.5トン削減※2します。
※1 バイオマスインキは、従来のグラビア印刷用インキと比べ、CO2の削減と持続可能な原料調達による地球環境への負荷低減を実現できるほか、色相・物性・生産性においても従来インキと同等の機能を有しています。
※2 東罐興業における2021年度インキ使用実績を元に、バイオマスインキへ切り替えた場合のCO2および枯渇資源の削減量を算出
(すべてのグラビア印刷製品には、上記バイオマスマークの印刷が可能となります。お得意先企業様においては、環境に対するお取り組みを発信される際の一助にも繋がります(別途、版代費用が発生します)。)
東罐興業では、今回のグラビア印刷製品におけるバイオマスインキへの切り替え対応のほか、「Re-CUP WASHER(リカップウォッシャー)」を利用した「CUP TO CUP Recycling System(カップトゥカップリサイクリングシステム)」(紙コップを再資源化してリサイクルカップにつなげるしくみ)の取り組みなど、環境負荷低減を目的とする様々な活動を通じて、持続可能な社会の実現を目指していきます。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。